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開講年度 | 2020 年度 | |
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開講区分 | 教育学部・人間発達科学に関する専門科目(D類) | |
科目名 | 日本語教育コース 比較言語文化科目 | |
にほんごきょういくこーす ひかくげんごぶんかかもく | ||
Subjects for Comparative Linguistics and Culture | ||
受講対象学生 |
D 類 他類の学生の受講可 67 期生 天津師範大学DD学生 |
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卒業要件の種別 | 選択必修 |
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授業科目名 | 国文学概説 | |
こくぶんがくがいせつ | ||
Introduction to Japanese Literature | ||
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | educ-lang-LITR1011-001
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開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
前期 |
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開講時間 |
月曜日 5, 6時限 |
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開講場所 | ||
担当教員 | 和田 崇(教育学部) | |
WADA, Takashi | ||
実務経験のある教員 | 【教員名】和田崇 【実務経験】高等学校における非常勤講師の経験を有す 【講義内容との関連性】実務経験より得た文学教育の現状に関する知見を活かして,文学作品の歴史的背景や読解法を国語科教科書と関連づけながら教授する。 |
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SDGsの目標 |
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授業の概要 | 国文学のオリエンテーション科目として位置づけられる本授業では、高等学校の国語教科書(現代文)に掲載されている近代文学作品を中心に取り上げる。前半は、明治・大正期の文学史を概説し、日本文学の背景にある思想や歴史を学ぶ。後半は、批評理論を概説し、文学作品を論理的に読む力を身に付ける。 |
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学修の目的 | 明治・大正期の日本文学史に関する基礎的な知識を学び、近代小説の主題や文学史的意義を作品に即してとらえる。 作品を分析するための基礎的な批評理論を学び、近代小説を多面的に読む。 |
学修の到達目標 | 明治・大正期の日本文学史の基礎的な知識を得ると同時に、近代小説の読解法を学ぶ。 |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | ・授業への積極的参加度40%+中間試験30%+期末試験30%=計100%(合計60%以上で合格) ・3分2以上の出席を要す(ただし、出席点として評価には加えない)。 *履修者数に応じて別途グループ学習による課題を課し、その評価は「授業への積極的参加度」に含む。 |
授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 |
グループ学習の要素を加えた授業 Moodleを活用する授業 その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど) |
授業改善の工夫 | 毎時間テーマを設定し、学習目標を明確にする。 第10回以降の講義ではグループワークを取り入れ、受講者間の相互理解を促す。 |
教科書 | ・『常用国語便覧(2019年度版)』増補版(浜島書店) *教科書は一括注文をしないため、生協で個別発注すること。ただし、高校で使用していた国語便覧(年度や出版社を問わない)を持っている場合は、新しく買う必要はない。 *その他のテキストは授業で配布する。 |
参考書 | ・安藤宏『日本近代小説史』(中公選書) ・鈴木貞美『入門 日本近現代文芸史』(平凡社新書) ・松本和也[編]『テクスト分析入門:小説を分析的に読むための実践ガイド』(ひつじ書房) ・ピーター・バリー(高橋和久訳)『文学理論講義:新しいスタンダード』(ミネルヴァ書房) *その他は授業内で適宜提示する。 |
オフィスアワー | 時間:毎週月曜日と火曜日の昼休み 場所:国文学第1研究室(和田崇研究室) |
受講要件 | 受講者数のバランスの都合上、国語教育コースの1年生は前期に、それ以外のコースの1~4年生は後期に受講することを勧める。 |
予め履修が望ましい科目 | |
発展科目 | 国文学講義・近代Ⅰ~Ⅳ 国文学演習・近代Ⅰ~Ⅳ |
その他 |
・本講義では漸次的なペーパーレスを導入しており、レジュメは印刷して配布するが、資料はMooodleで配布する。ただし、合理的配慮に該当する場合は資料についても紙媒体で配布する。 ・第10回~第15回の講義では、授業開始と同時に小テストを実施するため遅刻入室を認めない。 |
MoodleのコースURL |
https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=4044 |
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キーワード | 日本近代文学、明治、大正、批評理論 |
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Key Word(s) | Modern Japanese literature, The Meiji and Taisho era, Critical theory |
学修内容 | 第1回…イントロダクション:文学史と批評理論 第2回…近代小説の誕生:日本近代文学の出発① 第3回…没理想論争における森鷗外の主張:日本近代文学の出発② 第4回…自然主義文学と田山花袋の「蒲団」:明治後期の文学① 第5回…反自然主義と夏目漱石の西洋観:明治後期の文学② 第6回…白樺派の文学と志賀直哉:大正期の文学① 第7回…新技巧派と芥川龍之介:大正期の文学② 第8回…新感覚派とプロレタリア文学:大正期の文学③ 第9回…中間試験:日本近代文学史のまとめ 第10回…森鷗外「舞姫」の分析:都市空間論 第11回…夏目漱石「こころ」の分析:テクスト論 第12回…志賀直哉「城の崎にて」の分析:テクスト生成論 第13回…芥川龍之介「羅生門」の分析:ナラトロジー① 第14回…横光利一「蠅」の分析:ナラトロジー② 第15回…葉山嘉樹「セメント樽の中の手紙」の分析:カルチュラル・スタディーズ 第16回…期末試験:テクスト分析のまとめ |
事前・事後学修の内容 | 前半(第2回~第8回)は授業の復習に力を入れ、後半(第10回~第15回)は授業時に配布する課題作品を次の授業までに必ず読んでおくこと。 課題作品についてグループでの討論を課すことがあり、課題作品を読まずに授業に臨むなど討論に消極的な受講者には単位を認定しない。 |