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科目の基本情報

開講年度 2020 年度
開講区分 人文学部文化学科
受講対象学生 2012年度以降入学生用(文化)
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
選択・必修
授業科目名 英米の言語 B
えいべいのげんご びい
English Language B
単位数 2 単位
ナンバリングコード
humn-cult2130-015
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 木曜日 5, 6時限
開講場所

担当教員 松岡 幹就(人文学部)

MATSUOKA, Mikinari

SDGsの目標

学修の目的と方法

授業の概要 ・母語話者が無意識に身に付けている語構造に関する知識について、主に英語と日本語の事例を通して観察し、人間が本能的に持っていると言われる言語能力について考える。
・自然言語の語構造に見られる特徴を観察し、それを説明する仮説を立て、その仮説を検証するという手順で、人間の言語を科学的に研究する方法を理解する。
学修の目的 ・語という単位について理解する。
・語の構造と語形成の仕組みについて理解する。
・文法における語形成の位置づけについて理解する。
学修の到達目標 ・語という単位について説明できる。
・語の構造と語形成の仕組みについて説明できる。
・文法における語形成の位置づけについて説明できる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○人文科学の諸分野の専門的知識と豊かな教養を身につけている。
 変動激しい現代社会について、専門的知識に基づいて論理的に考え、総合的に判断できる。
 人文科学諸分野の成果に基づき、世界各地域の固有の文化に関して、広い視野から探求できる。
 変動激しい現代社会に対する理解を基盤として、国際感覚に基づいて行動できる。
○自ら学んだ知を、口頭表現や文章表現によって的確に発信することができる。
 国際社会と地域社会の発展に貢献できる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  • ○実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 授業への参加(10%)、テキストの要約説明(30%)、試験(60%)
授業の方法 講義 演習

授業の特徴

PBL

特色ある教育

プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業

英語を用いた教育

授業改善の工夫
教科書 『語の仕組みと語形成』伊藤たかね・杉岡洋子著、研究社、2002年
参考書 ・『文法と語形成』影山太郎著、ひつじ書房、1993年
・『語形成と概念構造』影山太郎・由本陽子著、研究社、1997年
オフィスアワー 開講時に指定します。
受講要件
予め履修が望ましい科目
発展科目 他の言語学関係の科目
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 語形成、レキシコン、項構造、語彙概念構造、複合語
Key Word(s) word formation, lexicon, argument structure, lexical conceptual structure, compound
学修内容 第1回: 導入
第2回: 語形成とレキシコン
第3回: 語彙的統語表示と語彙的意味表示
第4回: 項構造と接辞付加
第5回: 項構造と複合語の形成 
第6回: 語彙概念構造に基づく派生動詞の形成
第7回: 語彙概念構造と接頭辞付加
第8回: 前半の総括及び中間試験
第9回: さまざまな名詞化
第10回: LCS、結果名詞、単純事象名詞
第11回: 動詞連用形の名詞用法と転換名詞
第12回: 動詞由来複合語
第13回: 付加詞の複合
第14回: 語彙的複合動詞と統語的複合動詞
第15回: 後半の総括及び期末試験
事前・事後学修の内容 毎回、テキストまたは参考書の中で事前に読むべき部分を指示しますので、必ず準備して来て下さい。

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