三重大学ウェブシラバス


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科目の基本情報

開講年度 2020 年度
開講区分 人文学部文化学科
受講対象学生 2012年度以降入学生用(文化)
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
選択・必修
授業科目名 英語学演習T
えいごがくえんしゅう てぃ
Seminar on English Linguistics T
単位数 2 単位
ナンバリングコード
humn-cult2100-219
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 水曜日 1, 2時限
開講場所

担当教員 大熊 富季子(人文学部)

OKUMA, Tokiko

SDGsの目標

学修の目的と方法

授業の概要 本授業では、英語学演習Sで学んだ第二言語習得実験手法を基に、より精緻化した実験を計画・実施し、その結果をリサーチ・ペーパーとしてまとめる手法を学びます。第4回までは、主な第二言語習得研究事例や、論文の構成、先行研究のまとめ方などを講義形式で学びます。第5回以降は、第二言語習得実験を計画・実施し、中間および最終結果を授業内でプレゼン後、リサーチ・ペーパーにまとめます。この授業を通して、第二言語習得研究における、問い・答え・論拠を論文にする手法を理解し、卒業論文執筆に向けた準備をすることができます。
学修の目的 1.第二言語習得研究のこれまでの主な成果を理解する。
2.先行研究の長所と短所を理解する。
3.自分で行った実験の内容をリサーチ・ペーパーにまとめる。
学修の到達目標 1.授業で紹介された第二言語習得研究を理解し、実験結果を他人に説明できる。
2.先行研究を基に「第二言語学習において何がなぜ難しいのか」を実証するための実験を計画・実施し、結果を他人に説明できる。
3.実験結果をリサーチ・ペーパーとしてまとめ、研究の問い・答え・論拠を一貫した文章で表現することが出来る。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○人文科学の諸分野の専門的知識と豊かな教養を身につけている。
○変動激しい現代社会について、専門的知識に基づいて論理的に考え、総合的に判断できる。
 人文科学諸分野の成果に基づき、世界各地域の固有の文化に関して、広い視野から探求できる。
 変動激しい現代社会に対する理解を基盤として、国際感覚に基づいて行動できる。
○自ら学んだ知を、口頭表現や文章表現によって的確に発信することができる。
 国際社会と地域社会の発展に貢献できる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  • ○実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 中間報告プレゼン20%、結果報告プレゼン20%、リサーチ・ペーパー60%
授業の方法 講義 演習

授業の特徴

PBL

プロジェクト型PBL

特色ある教育

プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業
グループ学習の要素を加えた授業
Moodleを活用する授業

英語を用いた教育

教員と学生のやり取りは日本語でも、英語による論文や教材の講読を含んだ授業
授業改善の工夫 資料や課題はMoodleに掲載し閲覧できるようにする。
教科書 テキストは指定しないが、参考になる文献はMoodle上で提示する。
参考書 鈴木孝明・白畑智彦著「ことばの習得 母語獲得と第二言語習得」くろしお出版、2012年
白畑智彦・須田孝司編「第二言語習得研究モノグラフシリーズ」くろしお出版、2017年
オフィスアワー 開講時に指定する。
受講要件 英語学演習Sを履修済みであること。
予め履修が望ましい科目 言語科学概論A、B
発展科目 他の「英語学演習」「言語科学演習」
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 第二言語習得、英語習得、日本語習得
Key Word(s) Second langugae acquisition, L2 English, L2 Japanese
学修内容 第1回:ガイダンス、論文の構成について
第2回:理論的背景と研究事例の紹介
第3回:理論的背景と研究事例の紹介
第4回:先行研究調査
第5回:実験計画作成①(テーマの決定、先行研究のまとめ)
第6回:実験計画作成②(パイロット実験の組み立て)
第7回:実験計画作成③(パイロットの実施、結果を踏まえて実験を改善)
第8回:中間報告プレゼン
第9回:実験の試行①(実験計画の最終確認)
第10回:実験の試行②(実験の実施)
第11回:実験の試行③(実験結果をふまえて改善点を議論、結果報告プレゼン準備)
第12回:結果報告プレゼン①
第13回:結果報告プレゼン②
第14回:リサーチ・ペーパーのまとめ方①
第15回:リサーチ・ペーパーのまとめ方②
事前・事後学修の内容 中間および結果報告プレゼンでは、あらかじめ配布資料やスライドを作成し授業に持参する事。

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