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開講年度 | 2020 年度 | |
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開講区分 | 人文学部文化学科 | |
受講対象学生 |
2012年度以降入学生用(文化) 学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次 |
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選択・必修 | ||
授業科目名 | アメリカ文学演習C | |
あめりかぶんがくえんしゅうしー | ||
Seminar in American Literature C | ||
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | humn-cult2100-298
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開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
前期 |
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開講時間 |
金曜日 7, 8時限 |
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開講場所 | ||
担当教員 | 田畠 健太郎 | |
TABATA, Kentaro | ||
SDGsの目標 |
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授業の概要 | 20世紀アフリカ系アメリカ文学の男性作家による主要作品を英語原文で、あるいは翻訳を使って読み通し、物語的、文学的、社会的、歴史的な問題点を探り、クラスで議論する。 |
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学修の目的 | |
学修の到達目標 | 20世紀アフリカ系アメリカ文学について、概論的な知識だけでなく、実際に作品を鑑賞して理解を深める。男性作家によるアフリカ系アメリカ文学の特徴や変遷を理解し、主要な作品について説明できる |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | レスポンスペーパー30%、プレゼンテーション30%、期末ペーパー40% |
授業の方法 | 演習 |
授業の特徴 |
問題自己設定型PBL Moodleを活用する授業 教員と学生のやり取りは日本語でも、英語による論文や教材の講読を含んだ授業 |
授業改善の工夫 | |
教科書 | リチャード・ライト『ブラック・ボーイ』上下巻(野崎孝訳、岩波文庫、1962年) ジェイムズ・ボールドウィン『ビール・ストリートの恋人たち』(川副智子訳、早川書房、2019年) その他はハンドアウトを配布 |
参考書 | 渡辺利雄『講義アメリカ文学史』 第II巻、第III巻 諏訪部浩一編『アメリカ文学入門』 |
オフィスアワー | 金曜4コマ目(7・8時限)、場所は本来、人文3階田畠研究室だが、改修工事のため移転中。初回授業時に指示する。 |
受講要件 | |
予め履修が望ましい科目 | |
発展科目 | アメリカ文学演習D |
その他 |
MoodleのコースURL |
https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=4072 |
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キーワード | アフリカ系アメリカ文学 |
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Key Word(s) | African-American Literature |
学修内容 | 第1回:イントロダクション:20世紀のアフリカ系アメリカ文学概観・基礎知識の共有 第2回:W. E. B. デュボイス『黒人のたましい』:20世紀前半のアフリカ系アメリカ文学の問題の所在について 第3回:リチャード・ライト『アンクル・トムの子供たち』(“The Ethics of Living Jim Crow”):英文(アフリカ系アメリカ英語の口語表記も含む)の読み方について 第4回:リチャード・ライト『アンクル・トムの子供たち』(“The Ethics of Living Jim Crow”):「抗議小説」について 第5回:リチャード・ライト『アンクル・トムの子供たち』(「ビッグ・ボーイ故郷を去る」):「抗議小説」と感情移入の関係について 第6回:リチャード・ライト『ブラック・ボーイ』:「自伝小説」について 第7回:リチャード・ライト『ブラック・ボーイ』:「自伝小説」と感情移入の関係について 第8回:リチャード・ライト『ブラック・ボーイ』:アメリカ南部の人種差別について 第9回:リチャード・ライト『ブラック・ボーイ』:『アンクル・トムの子供たち』との比較について 第10回:ラングストン・ヒューズ 詩(“The Negro Speaks of Rivers”など数編):英詩の読み方、ライトとの比較について 第11回:ジェームズ・ボールドウィン “Everybody’s Protest Novel”:エッセイの背景事情、特に『アンクル・トムの小屋』と『アメリカの息子』について 第12回:ジェームズ・ボールドウィン “Everybody’s Protest Novel”:「抗議小説」への批判について 第13回:ジェームズ・ボールドウィン『ビール・ストリートの恋人たち』:小説と感情の関係について 第14回:ジェームズ・ボールドウィン『ビール・ストリートの恋人たち』:ライトの作品との比較について 第15回:ジェームズ・ボールドウィン『ビール・ストリートの恋人たち』:授業まとめ(20世紀のアフリカ系アメリカ文学について) |
事前・事後学修の内容 | 詳細は初回授業時に指示する。英語で読んでくる授業回と、日本語訳で読んでくる授業回がある。基本的には、予習として、毎回4~5ページの英文、あるいは数十ページの日本語訳を丁寧に読んでくることが求められる。必要に応じて様々な辞書や翻訳なども参考にしながらちゃんと読み通してほしい。小難しい抽象的なことを考える前に、自分の素直な感情や反応に自信をもって、作品を味わってもらいたい。 |