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科目の基本情報

開講年度 2020 年度
開講区分 教養教育・教養統合科目・地域理解・日本理解
受講対象学生 学部(学士課程) : 1年次, 2年次, 3年次, 4年次, 5年次, 6年次
授業科目名 PBL政治学(地域・日本)
ぴーびーえるせいじがく
PBL Political Science
授業テーマ 戦後日本の政治と外交
単位数 2 単位
ナンバリングコード
libr-comp-POLI1193-001
開放科目 非開放科目    
分野 社会 (2014年度(平成26年度)以前入学生対象)
開講学期

前期

開講時間 火曜日 7, 8時限; 木曜日 7, 8時限
開講場所

担当教員 庄司 貴由(教養教育院)

SHOJI Takayuki

実務経験のある教員 【教員名】庄司貴由
【実務経験の内容】シンクタンクにおいて調査・研究に従事。
【授業内容との関連性】日本の外交問題を調査・研究した知識等を活かし、現実に根差した指導を実施する。

SDGsの目標

学修の目的と方法

授業の概要  戦後日本は、どのような国際問題に直面し、いかに対応してきたのだろうか。戦後75年の歩みを意識しながら、自ら政策課題を導き出す。そのうえで、史資料、データに基づいた考察を深めていく。
 授業を進めるに際し、問題発見解決型学習(PBL: Problem-based Learning)と呼ばれる方法を用いる。前半は、主として調査の方法、論文の読み方を学習する。後半は、4、5人程度のグループを作った後、特定のテーマでプレゼンテーションを実施する。こうした作業を通じ、単に知識を得るのみならず、複眼的に物事を捉える素地を形成する。
学修の目的  本授業は、個人、およびグループで興味・関心のある事例を選択し、独自に分析を深めるものである。研究上の高度なオリジナリティーを求めることはしない。けれども、それに必要なプロセスを追体験していく。(1)5W1Hを通じた「問い」の設定、(2)史資料の渉猟、(3)分析、(4)発表、というサイクルを複数回辿り、自ら軌道修正を施しながら、獲得した知識の運用と定着を実践的に図る。
学修の到達目標 (1)日本の政治や外交に関わる基礎的な用語・概念・視座などを理解する(C評定)。
(2)それらに基づき、自ら「問い」を設定し、説明できる(B評定)。
(3)導き出した「問い」に対し、自らの考えを論理的に説明できる(A or AA評定)。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  • ○リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 個人得点50%、グループ得点50%。試験、レポートはなし。
授業の方法 講義 演習

授業の特徴

PBL

問題自己設定型PBL

特色ある教育

プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業
グループ学習の要素を加えた授業
その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業改善の工夫 (1)人物写真、歴史文書などを広範に用い、理解度の限界を補う。
(2)現在進行形の事例を組み込み、日本の政治や外交を身近に感じれるような内容を目指す。
教科書 とくに指定しない。
参考書 授業中に指示する。
オフィスアワー 第4週を除き水曜日15時~16時。
会議、出張などで不在になる場合もあり得るので、メールで事前に予約して下さい。
受講要件 なし。
予め履修が望ましい科目 なし。
発展科目 なし。
その他 履修予定の学生は、必ず初回授業に出席して下さい。受講人数制限(30人)あり。

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 冷戦、五五年体制、連立政権、9.11、政権交代
Key Word(s) Cold War, 1955 System, Coalition Government, September 11 Attacks, Regime Change.
学修内容 第1回 :ガイダンス
第2回 :テーマの設定
第3回 :多様なアプローチ
第4回 :史資料の収集方法
第5回 :分析の範囲
第6回 :論文を読む(1):テーマの特定
第7回 :論文を読む(2):分析の視点・アプローチの相違
第8回 :論文を読む(3):先行研究との関係
第9回 :論文を読む(4):オリジナリティーの発見
第10回 :プレゼンテーション
第11回 :発表準備・指導
第12回 :発表準備・指導
第13回 :発表準備・指導
第14回 :リハーサル
第15回 :最終プレゼンテーション

※履修者の興味・関心、理解度に応じて、各回の内容に変更を加える。
事前・事後学修の内容  日頃から新聞やニュースに接して下さい。それと、古典に挑戦することも忘れずに。

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