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開講年度 | 2020 年度 | |
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開講区分 | 教養教育・教養統合科目・国際理解・現代社会理解 | |
受講対象学生 |
学部(学士課程) : 1年次, 2年次, 3年次, 4年次, 5年次, 6年次 |
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授業科目名 | 現代社会理解実践 | |
げんだいしゃかいりかいじっせん | ||
Understanding Modern Society Practium | ||
授業テーマ | 学習意欲の理論と実践 | |
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | libr-comp-MOSS1211-004
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開放科目 | 非開放科目 | |
分野 | 社会 (2014年度(平成26年度)以前入学生対象) | |
開講学期 |
前期 |
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開講時間 |
水曜日 9, 10時限 |
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開講場所 | ||
担当教員 | 宮下 伊吉(地域人材教育開発機構) | |
IKICHI,Miyashita | ||
実務経験のある教員 | 【教員名】 宮下 伊吉 【実務経験】民間企業にて営業・制作・総務人事等の業務や高大接続事業等に従事 【講義内容との関連性】 民間企業にて、営業・制作・総務人事等の業務や高大接続事業等を含めて30年間従事すると共に、働きながら、インストラクショナルデザインに関する教授システム学修士とキャリアカウンセラーの資格を取得した。これらの実務経験のうち、特に人材育成や高大接続(教材開発)及びインストラクショナルデザインに関連する知識、技術等を活かして、学校だけでなく社会でも誰もが使える「教える技術」の実務的な指導を行う。 |
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SDGsの目標 |
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授業の概要 | 誰かに何かを教えるとき、まず興味を持ってもらわないと学習への意欲が生じず、学習が成り立たないと考える「教える技術」とその理論があります。「教える技術」は誰でも身につけることができ、学校だけでなく、普段の生活や社会でも役に立ちます。この授業では、学習者が興味を持ち、自ら意欲的に取り組める教材の修正案の作成を通して、誰もが使える「教える技術」の修得をめざします。 |
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学修の目的 | ●学生が、「教える技術」の基になる理論の基礎的な知識について学び、学習者が興味を持ち、自ら意欲的に取り組むことができるシナリオ教材事例の改善をグループで提案できる。 ●「教える技術」とその理論に基づいたシナリオ教材事例の改善を通して、教える人と教えられる人は対等であり、互いに学びあう楽しさを共有できる存在であるという視点に立つことができる。 |
学修の到達目標 | ●教える技術の基礎知識と実践:①自分の教え方、学び方の特徴を列挙できる。②教えたい相手(学習者)の分析項目を具体的に記述できる。③教えたい相手(学習者)に「こうなってほしい(願望)」を具体的な行動で目標として示すことができる。④シナリオ教材事例の評価点を具体的に記述できる。⑤シナリオ教材事例の改善点の例を挙げられる。 ●グループワーク(シナリオ教材事例の修正案作成):①評価点を具体的に記述できる。②改善点の例を挙げられる。③修正案をグループでまとめられる。④修正案をグループでわかりやすく発表できる。⑤他グループの修正案に評価・コメントできる。 ●最終課題(授業で学んだことのまとめ):①レポートを作成できる。②わかりやすく個人発表できる。 |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | 事前課題10%(第1回受講者決定時に提示→第2回までにMoodleで提出)、 授業:教える技術の基礎知識と実践30%(実践1~5の各ワークのシートをMoodleで提出) 授業:グループワーク30%(グループワークの成果(教材修正案)をグループ毎にMoodleで提出) 授業:最終課題30%(第12回に提示→Moodleでレポート提出後、第13,14回で個人発表) 以上、計100%(合計が60%以上で合格) |
授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 |
グループ学習の要素を加えた授業 Moodleを活用する授業 地域理解・地域交流の要素を加えた授業 その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど) |
授業改善の工夫 | Midterm Student Feedbackを実施し、後半の授業で即時に改善点を反映していく予定です。 |
教科書 | 教科書は指定しません。適宜資料を配布します。 |
参考書 | 鈴木克明監修 市川尚・根本淳子編著,2016,『インストラクショナルデザインの道具箱』北大路書房 |
オフィスアワー | 【時間帯】毎週水曜昼休み(12:00~13:00)※ 【場所】アドミッションセンター(総合研究棟Ⅱ1階) ※上記以外の時間帯を事前にメールでお問い合わせください。 |
受講要件 | 受講人数の上限を40人とします。初回ガイダンスに出席し,配布する受講要件チェックシートの提出者より受講者を決定します。※受講要件チェックシートでは学習意欲に関する理論や教材設計などへの関心を確認。提出者多数の場合は抽選となる場合があります。 |
予め履修が望ましい科目 | 特になし |
発展科目 | |
その他 | 提出物はMoodleで提出であり、必要な資料等も適宜Moodleで掲示のため、個人PCを毎回の授業に持参するとともに、授業前後にMoodleを確認することが必要です。グループ活動・発表時は,学内のiPad(各グループ1台計8~10台)を授業時に個人PCと共に使用予定です。 |
MoodleのコースURL |
https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=4022 |
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キーワード | インストラクショナルデザイン・ゴールベースシナリオ理論 |
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Key Word(s) | instructional design,goal-based-scenarios theory |
学修内容 | 第1回 ガイダンス(受講要件チェックシートの回収・受講者決定、事前課題の提示) 第2回 教える技術の基礎知識と実践1(インストラクショナルデザイン※1+自己分析ワーク) 第3回 教える技術の基礎知識と実践2(インストラクショナルデザイン+学習者分析ワーク) 第4回 教える技術の基礎知識と実践3(インストラクショナルデザイン+目標設定ワーク) 第5回 教える技術の基礎知識と実践4(ゴールベースシナリオ理論※2+教材事例分析ワーク) 第6回 教える技術の基礎知識と実践5(ゴールベースシナリオ理論+教材事例改善ワーク) 第7回 グループワーク1:シナリオ教材事例※3の体験と評価1 第8回 Midterm Student Feedback(学生による担当教員の中間授業評価) 第9回 グループワーク2:シナリオ教材事例の体験と評価2 第10回 グループワーク3:シナリオ教材事例の改善と修正1 第11回 グループワーク4:シナリオ教材事例の改善と修正2 第12回 グループワーク5:シナリオ教材事例の修正案の発表と相互評価 第13回 最終課題の個人発表(プレゼンテーション)1 第14回 最終課題の個人発表(プレゼンテーション)2 第15回 最終課題のリフレクション ※1:インストラクショナルデザイン(Instructional Design)は、「教える技術」の理論の総称。 ※2:ゴールベースシナリオ理論(Goal-Based Scenarios Theory)は、学習者が興味を示す使命・役割と現実的なストーリーを与え、意欲的に能動的に学習するためのシナリオ教材設計の理論。 ※3:シナリオ教材事例は、担当教員作成の高大連携用教材「マイリスペクト ヒーロー・ヒロイン」 |
事前・事後学修の内容 | 事前課題は、本授業への期待・質問・自分の目標(身につけたい力・スキル等)を列挙し、第2回授業までにMoodleで提出。授業(教える技術の基礎知識と実践、グループワーク)では、学習の到達目標(行動目標)の達成を確認するために、実践1~5の各ワークのシートを各授業後に提出、グループワークの成果(教材修正案)は第12回の授業後に提出(いずれもMoodleで)。なお、第13,14回の授業内で最終課題を提出(発表)させるため、最終授業終了後の事後課題は課さない。必要な資料等を、適宜Moodleで掲示するため、個人PCを毎回の授業に持参するとともに、毎週の授業前後にMoodleを確認すること。また、指定した参考書で本授業と関連する第3,4,5章には目を通しておくこと。 |