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開講年度 | 2020 年度 | |
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開講区分 | 生物資源学部 | |
受講対象学生 |
共生環境学科・全教育コース 学部(学士課程) : 3年次 対象: 共生環境学科学生 |
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選択・必修 | 必修 学部必修 |
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授業科目名 | 技術者倫理(共生環境学科対象) | |
ぎじゅつしゃりんり | ||
Ethics for Engineers | ||
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | BIOR-Comn-4015-002
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開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
前期集中 |
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開講時間 |
9月14日(月)、15日(火)、16日(水)、17日(木)、9月14日(月):5-10限 9月15日(火):1-10限 9月16日(水):1-10限 9月17日(木):1-6限(5-6限は試験を行います) |
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開講場所 | 生物資源学部校舎2F大講義室(218)、および、216、217、219、220教室 | |
担当教員 | ○久下 善生「久下技術士事務所, 技術士(水産・建設・総合技術監理部門)」、村上 克介 (共生環境学科) | |
○KUGE, Yoshio, MURAKAMI, Katsusuke | ||
実務経験のある教員 | 【教員名】久下 善生 【実務経験】技術士として,民間会社において技術系業務,公益社団法人日本技術士会において運営等に従事 【講義内容との関連性】実務経験より得た知識,技術等を活かして,技術者倫理に関する実務的な指導を行う。 |
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SDGsの目標 |
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授業の概要 | 社会的諸関係の中で,科学技術あるいは科学技術者の倫理を巡ってどのような問題が生じているのか,いくつかの事例を題材にして明らかにし,さ らに自らが科学技術者として倫理上の問題に直面したときにどのように対処すべきかについて様々な角度から検証し,どこに人間の目標を置くかを考える. |
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学修の目的 | 社会に対して責任ある判断と行動ができるようになるために、さまざまな事例に対するアプローチの方法を知り、適用する。 |
学修の到達目標 | 科学技術あるいは職業上において倫理的考えが優先されなければならないことを理解する。 |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | 第1回の講義開始時に下記の予習課題を手書きでA4判用紙1枚にまとめて提出(20%).第8~13回目の講義時に予定しているグループワークでの発表(30%).期末試験(50%) |
授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 |
グループ学習の要素を加えた授業 |
授業改善の工夫 | 過年度,「グループワークの検討時間が短い」などの要望があったので努力する. |
教科書 | |
参考書 | (参考書)水産技術者の業務と技術者倫理(日本水産学会水産教育推進委員会・日本技術士会水産部会共編:恒星社厚生閣) (参考書)農林水産業の技術者倫理(祖田修・太田猛彦編集:農山漁村文化協会) (参考書)第四版大学講義技術者の倫理入門(杉本泰治・高城重厚著:丸善) (参考書)リスクと共存する社会ー食の安全の視点からー(渡辺悦生・大熊廣一著:養賢堂) |
オフィスアワー | 講義後。質問などはメールでも対応する。 世話役:奥村教員 |
受講要件 | 特になし |
予め履修が望ましい科目 | 特になし |
発展科目 | 卒業研究 |
その他 |
平成16年度以前入学者に対しては,選択科目である。 様々な事例を通じて,自ら考えることを望む。 |
MoodleのコースURL |
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キーワード | FFP, チャレンジャー号事件, 公衆, ミートホープ事件, セブンステップガイド, 線引き問題, 線引き法, 相反問題, 創造的第3の解決法, 功利主義, 義務論, インフォームドコンセント, リスク, QOL, SOL |
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Key Word(s) | FFP, challenger case, public, Meathope case, seven step method, issue of drawing, drawing method, issue of reciprocity, creative third solution, utilitarianism, deontology, informed consent, risk, QOL, SOL |
学修内容 | 1.科学者および技術者の研究におけるFFP(捏造・改竄・盗作)の問題点を学ぶ. 2.法と倫理,公衆とは何か,安全・安心とリスクについて学ぶ. 3.セブンステップガイドを用いた倫理的意思決定の方法1:「線引き問題」・「相反問題」としての問題の立て方を学ぶ. 4.セブンステップガイドを用いた倫理的意思決定の方法2:「功利主義」・「義務論」の立場を理解し,倫理的意思の評価の仕方を学ぶ. 5.内部告発の事例を通じ,科学者および技術者のとるべき態度を学ぶ. 6.QOL(Quality Of Life),SOL(Sanctity Of Life)を理解し,生命倫理のあり方を学ぶ. 7.公害問題に対して科学者および技術者がとった態度を振り返り,現代の環境倫理の座標系を学ぶ. 8.グループワーク1:7~8人ほどのグループに分かれ,与えられた課題に対し方針を立案する. 9.グループワーク2:方針・分担に従い,必要な情報を収集し,得られた情報を整理する. 10.グループワーク3:制約のある中で複数の解決策を列挙し,最も妥当な解決策を導き出す. 11.グループワーク4:その解決策を評価し,再度全体を検討する. 12.グループワーク5:グループの全員が分担して順次,口頭発表し,全グループで討論する. 13.グループワーク6:グループの全員が分担して順次,口頭発表し,全グループで討論する. 14.農林水産業(学)の分野における科学者および技術者の倫理的態度を学ぶ. 15.まとめ. 16.期末試験. |
事前・事後学修の内容 | 予習:次の課題について, 手書きでA4判レポート用紙1枚にまとめ,第1回目の講義の開始時に提出しなさい. 「最近5年間のうちにわが国で発生したできごとのうち,科学技術者の倫理上,問題があったと思う事件・事故,または,模範的であったと思うできごとをいずれか1つとりあげ,その事件・事 故・できごとの具体的な経緯をまとめなさい.次に,その事例についての自分の感想・意見を述べなさい.」 上記予習課題に25時間,講義期間中の予習・復習(グループワーク課題等)に10時間,試験後の復習に25時間、計60時間 |