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科目の基本情報

開講年度 2020 年度
開講区分 生物資源学部
受講対象学生 生物圏生命化学科・海洋生命分子化学教育コース
学部(学士課程) : 3年次
選択・必修 必修
教育コース必修科目
授業科目名 マリンフードプロセス実習
まりんふーどぷろせすじっしゅう
Practice of Narine Food Processing
単位数 1 単位
ナンバリングコード
BIOR-Life-2234-001
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期集中

開講時間
令和2年度の前期授業時間割を参照のこと
開講場所 水産製造実習工場

担当教員 福﨑智司、青木恭彦、岡﨑文美

FUKUZAKI Satoshi, AOKI Takahiko, OKAZAKI Fumiyoshi

SDGsの目標

学修の目的と方法

授業の概要 三重大学キャンパス内にある水産製造実験工場において、水産加工製品の製造原理と製造方法、各種機器(機械、装置、器具)の構成、機能、使用方法の講義、そして缶詰・水産練り製品の製造実習を行う。
学修の目的 カツオの缶詰や水産練り製品(ちくわ)の製造実習を通して、水産加工製品の製造原理、製造方法、各種加工機器の構成・機能を習得するとともに、食品衛生、衛生管理システム、微生物制御技術(洗浄、殺菌、静菌、遮断)への理解を深める。
学修の到達目標 最新の衛生管理システム、微生物制御技術の講義や、食品の成分分析、生菌数の測定、清浄度の評価試験、各種の殺菌試験を行い、食品衛生や品質管理における基礎力を養うとともに、食品製造の理論と実際を学ぶ。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○ JABEE 関連項目
 幅広い教養と倫理観、国際感覚を身につけ、豊かな人間性を有している。
 生命、環境、食料、健康等に関する生物資源学の基本的な知識と技術、経験を有している。
 科学的で論理的な思考を展開することができ、計画的に問題の解決に取り組むことができる。
 豊かなコミュニケーション能力を持ち、他者と協力して行動することができる。
 社会の変化に柔軟かつ自律的に対応し、発展的に生きていくことができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  •  論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  • ○リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 実習への取り組みの姿勢・態度50%,レポート50%
授業の方法 実習

授業の特徴

PBL

特色ある教育

グループ学習の要素を加えた授業
キャリア教育の要素を加えた授業

英語を用いた教育

授業改善の工夫 企業の専門家(水産加工、食品衛生、空間除菌)を交えたインターンシップ的要素を含む実習を行う。
教科書 実習テキストを配布する。
参考書 水産食品デザイン学(渡辺悦生編著、成山堂書店)
オフィスアワー 703室 9:00~18:00
受講要件
予め履修が望ましい科目 微生物学、微生物利用学、水産食品化学、食品衛生学
発展科目
その他 教員免許・各種資格取得に関連した科目 (注 : 必ず入学年度の学修(習)要項で確認してください)
食品衛生管理者、食品衛生監視員

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 水産食品、加工、衛生管理
Key Word(s) Marin food, Processing, Sanitary management
学修内容 1.実習ガイダンスと班分け
2.缶詰製造の作業工程と使用機器に関する講義
3.カツオの解体、燻蒸、冷却
4.空中浮遊菌の計測と制御、ふき取り法による表面清浄度の測定
5.防鼠・防虫対策の調査と効果の確認
6.蒸煮カツオの切断、肉詰、加塩・注油、巻締
7.加熱殺菌、冷却
8.ラベル貼付と原価計算
9.ちくわ製造の作業工程と使用機器に関する講義
10.冷凍すり身のカッティング、擂潰(チーズ入り、ししゃも入り)
11.機械成形、加熱、串抜き、冷 却、包装、生菌数の測定
12.空中浮遊菌の計測と制御、ふき取り法による表面清浄度の測定
13.防鼠・防虫対策の調査と効果の確認
14.工場の洗浄・殺菌
15.レポート作成に関する講義
事前・事後学修の内容 水産加工製品の製造原理と食品衛生管理に関する基礎知識
事前に配布する資料で十分に予習(事前:1時間)し、実習後は各種検査事項のまとめと考察を行う(事後:3時間)。

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