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科目の基本情報

開講年度 2020 年度
開講区分 生物資源学部
受講対象学生 資源循環学科・グローカル資源利用学教育コース
学部(学士課程) : 3年次
選択・必修 必修
教育コース必修科目
授業科目名 食料・資源経済学II
しょくりょう・しげんけいざいがく2
Food and Resource Economics II
単位数 2 単位
ナンバリングコード
BIOR-Reso-2331-006
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間 火曜日 5, 6時限
開講場所

担当教員 中島 亨(生物資源学部)

NAKAJIMA, Toru

SDGsの目標

学修の目的と方法

授業の概要 本授業は、応用ミクロ経済学である農業経済学・資源経済学・環境経済学の理論を学び、農業と環境、資源、食料等を取り巻く現状について論理的に理解するとともに、新たな研究手法についても知識を得る。特に、食料・資源経済学Iで学習したミクロ経済学の基礎を踏まえ、農業経済学分野の実証分析や、学術分野横断的な分析において有用な、統計分析手法やコンピュータ・スキルについて、実践的に学修する。本授業で学修した内容は、グローカル資源利用学教育コースの必修科目である「社会調査演習」における分析や、卒業論文研究で活用されることを想定している。
学修の目的 ・応用ミクロ経済学としての農業・食料経済学、資源経済学等を学習することで、農業と環境、資源、食料等を取り巻く現状について論理的に理解、指導できる能力を習得する
・農業経済分析や学術分野横断的な分析で有用な、統計分析手法を理解する
・農業経済分析や学術分野横断的な分析で有用な、コンピュータ・スキルを身につける
・学修した統計分析手法や、身につけたコンピュータ・スキルを実際に使用し、自らの研究に応用することができるようになる
学修の到達目標 ・食料・資源経済学の理論および実証に関する発展的な知識を得る
・統計分析ソフトウェア「R」を使用して、食料・資源経済学および関連分野に関する統計分析ができるようになる
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○ JABEE 関連項目
○幅広い教養と倫理観、国際感覚を身につけ、豊かな人間性を有している。
○生命、環境、食料、健康等に関する生物資源学の基本的な知識と技術、経験を有している。
○科学的で論理的な思考を展開することができ、計画的に問題の解決に取り組むことができる。
 豊かなコミュニケーション能力を持ち、他者と協力して行動することができる。
 社会の変化に柔軟かつ自律的に対応し、発展的に生きていくことができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 出席20%、授業態度30%、課題提出50%、計100%
授業の方法 講義 演習

授業の特徴

PBL

特色ある教育

グループ学習の要素を加えた授業
Moodleを活用する授業
その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業改善の工夫 ・講義とPCを使った演習を組み合わせ、各テーマの理論的概念と実証分析方法を身に付けられるようにする
・具体的な事例やデータを使いながら、実践的に学習する
・Moodle等のLMSを使用し、資料や課題のやりとりを効率化する
教科書
参考書 永吉希久子著・照井伸彦・小谷元子・赤間陽二・花輪公雄編『行動科学の統計学:社会調査のデータ分析』クロスセクショナル統計シリーズ5巻, 共立出版, 2016年.
西内啓著『統計学が最強の学問である[実践編]』ダイヤモンド社, 2014年.
オフィスアワー 事前にメールで連絡してください。
研究室:467室
受講要件 初回を含め、毎回必ずPCを持参すること
予め履修が望ましい科目 食料・資源経済学I 農業経済学 グローカル資源利用学チュートリアル
発展科目 社会調査演習
その他 教員免許・各種資格取得に関連した科目 (注 : 必ず入学年度の学修(習)要項で確認してください)

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 農業経済学、統計学、R、需要関数、生産関数、因果効果分析
Key Word(s) Agricultural economics, statistics, R, demand function, production function, causal effect analysis
学修内容 1. ミクロ経済学の復習
2. ミクロ経済学の復習
3. ミクロ経済学と農業問題
4. ミクロ経済学と農業問題
5. ミクロ経済学と食料問題
6. ミクロ経済学と食料問題
7. ミクロ経済学と資源問題
8. ミクロ経済学と資源問題
9. ミクロ経済学と環境問題
10. ミクロ経済学と環境問題
11. 水産・資源経済学
12. 環境経済学
13. 環境経済学
14. 農業と計量経済学、実証分析
15. 農業と計量経済学、実証分析
(計量経済学の内容)
- Rのインストールと基本操作
- Rによるデータ処理
- Rによる記述統計分析とグラフ作成
- Rによる統計的検定:相関係数の検定、独立性のカイ二乗検定、平均値の差の検定(t検定、分散分析)
- Rによる回帰分析
- 需要関数の推計、代替関係の分析
- 生産関数の推計、効率性分析
- 観測データを用いた因果効果分析
事前・事後学修の内容 与えられた課題に取り組み、間違えた問題は必ず正解を導けるようにしておくこと。
Rを使った演習をすることができる上記参考書『行動科学の統計学』や、統計学用語をわかりやすく説明した上記参考書『統計学が最強の学問である[実践編]』を各自で活用し、授業内容の理解を深めること。
第1回から第15回までの各回で、上記内容に関する事前学修を2時間、事後学修を2時間とるようにしてください。

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