三重大学ウェブシラバス


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科目の基本情報

開講年度 2020 年度
開講区分 工学部学部共通
受講対象学生 学部(学士課程) : 2年次
選択・必修 必修
授業科目名 先端技術基礎
せんたんぎじゅつきそ
Fundamentals of Advanced Technology
単位数 1 単位
ナンバリングコード
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期集中

開講時間
開講場所 講堂

担当教員 池浦良淳(工学部), 矢野賢一(工学部), 宮本啓一(地域イノベ), 高瀬治彦(工学部), 村田博司(工学部), 永井久也(工学部), 河内亮周(工学部)

IKEURA, Ryojun, YANO, Kenichi, MIYAMOTO Keiichi, TAKASE Haruhiko, MURAYTA, Hiroshi, NAGAI Hisaya, KAWACHI Akinori

SDGsの目標

学修の目的と方法

授業の概要 それぞれの工学分野を代表し、先端分野で活躍している研究者から、細心の技術をわかりやすく説明し、基礎的な知識を教授する。基礎知識から先端技術につながる流れを、具体例を示すことで理解を深め、技術の融合に対する適応能力を養う。
学修の目的 さまざまな工学分野における先端的な技術に関する基礎知識を得る。
学修の到達目標 代表的な工学分野(機械工学、電気電子工学、情報工学、応用化学、建築学)における先端トピックスを理解し、将来、融合分野で活躍できる技術者としての広範囲な知識を修得する。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○ JABEE 関連項目

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  •  主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  •  論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 出席100%
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

英語を用いた教育

授業改善の工夫
教科書
参考書
オフィスアワー
受講要件
予め履修が望ましい科目
発展科目
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード
Key Word(s)
学修内容 1.ロボティクス・メカトロニクスの最前線(矢野賢一)
健康長寿社会や自立度の高い社会を実現するために、現在パワーアシストロボットをはじめとする様々なタイプの医療・福祉ロボットの開発が急ピッチで行われている。本講義では、超高齢社会の現状と課題を解説するとともに、最新の医療・福祉ロボット制御技術について、研究事例を交えて概説する。

2.ロボティクス・メカトロニクスの最前線(池浦良淳)
近年、車やロボットが人間と高度に協調し、お互いがよりよく共存できる機械システムの開発が望まれている。本講義では、人間の特性に合った機械システムの制御技術について、研究事例を交えて概説する。

3.画像処理・自然言語処理における人工知能(高瀬治彦)
近年、計算機の急速な性能向上を受けて、人工知能技術も大きく発展している。特に、画像処理・自然言語処理の分野での適用事例が多数報告されている。本講義では、これらの分野における人工知能について概説する。

4.可視光半導体レーザーを使ったディスプレイ・照明~究極のエコディスプレイと照明技術~(村田博司)
半導体レーザーを用いた新しいディスプレイや照明が注目を集めている。単色性が高いレーザー光を用いると、VGA規格に比べて2倍以上の色再現範囲が得られる。また、消費電力・寿命の点でも有利であり、シネマや自動車のヘッドライトへの実用化が始まっている。講義では、半導体レーザーの特長と最新のディスプレイ・照明について述べる。

5,6.医用材料から見る先端医療工学~人工臓器と再生医療の基礎~(宮本啓一)
私たちの命を守るために開発された人工臓器や、臓器を蘇らせる再生治療方法などの先端医療には、生体適合性を有する医用材料の開発が重要になる。本講義では生体の構造や生体と材料の反応から生体適合性の複雑さを理解することで医用材料開発の考え方を学び、更に現行の人工臓器や再生医療技術に関する最新情報を紹介する。

7.建築における熱環境と省エネルギー(永井久也)
建築内外における伝熱現象について概説し、建築物の断熱化や省エネ
ルギー技術を紹介する。

8.情報セキュリティと整数論(河内亮周)
数学における整数論、というと今日の産業社会において実用的な学問でないと思われがちであるが、実は情報通信技術、特に情報セキュリティ技術にとって必要不可欠な分野である。本講義では高校数学程度の初等的な整数論からスタートしてインターネットで実際に利用されている暗号プロトコルの理解を目指す。
事前・事後学修の内容

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