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開講年度 | 2020 年度 | |
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開講区分 | 生物資源学部 | |
受講対象学生 |
海洋生物資源学科・海洋生物資源学教育コース 学部(学士課程) : 3年次 |
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選択・必修 | 選択必修 教育コース選択必修:水圏P指定科目 |
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授業科目名 | 浅海増殖学実習 | |
せんかいぞうしょくがくじっしゅう | ||
Laboratory practice in shallow sea aquaculture | ||
単位数 | 1 単位 | |
ナンバリングコード | BIOR-Mari-2534-001
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開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
前期集中 8月に附属水産実験所において2泊3日で実施(本年度は8/26~28の予定) |
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開講時間 |
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開講場所 | 附帯施設水産実験所(志摩市和具)・生物実験室 | |
担当教員 | 吉松 隆夫(生物資源学部海洋生物学科),筒井 直昭(生物資源学部海洋生物学科) | |
YOSHIMATSU Takao; TSUTSUI Naoaki (Graduate School of Bioresources) | ||
実務経験のある教員 | 担当する吉松隆夫教授,筒井直昭准教授ともに国の研究機関である国立研究開発法人での勤務経験を有する。 吉松隆夫:国立研究開発法人水産教育・研究機構増養殖研究所にて行っていた初期餌料生物の生産と栄養価向上に関する研究,有用水産生物の栄養要求とそれに対応した餌料開発,それらを包含した有用水産生物の生産技術開発等の業務内容も織り交ぜて講義する。 筒井直昭:国立研究開発法人国際農林水産業研究センターで携わっていた水圏生物の増養殖に関連する業務内容も基に講義する。 |
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SDGsの目標 |
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授業の概要 | 真珠養殖業発祥の場である志摩市英虞湾にある附帯施設水産実験所において、真珠形成のメカニズムを生物学的および生理学的見地から理解するため、アコヤ貝に真珠挿核手術を施し、実際に真珠を形成させる実習を行う。 |
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学修の目的 | 真珠養殖に必要な知識と技術を習得することを通じて、二枚貝類の増養殖に関する理解を深める。真珠の品質や利用加工に関連する知識を習得する。 |
学修の到達目標 | 真珠の生産が,貝類のどのような特徴を生かして行われているかを理解し,生産量や品質に関わる様々な要因を把握することによって,三重県や日本の高品質な真珠の生産をいかに持続的に行っていくことができるかについて考えることができるようになる。 |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | 取組態度50%、レポ-ト50%。 |
授業の方法 | 実習 |
授業の特徴 |
問題提示型PBL(事例シナリオ活用含) 問題自己設定型PBL プロジェクト型PBL 実地体験型PBL 教員と学生のやり取りは日本語でも、英語による論文や教材の講読を含んだ授業 |
授業改善の工夫 | 受講学生を真珠挿核実習班と餌料生物観察実習班との2班に分け,午前と午後に実習内容を交互に入れ替えて取り組ませることで効率的な実施に努める。実習の最終日に参加学生の意見を聞き,改善を行う。 |
教科書 | 指定せず、資料を配付する。 |
参考書 | 真珠の科学(和田浩爾、真珠新聞社) |
オフィスアワー | 吉松:火曜日17:00~18:00、場所616室 筒井:火曜日12:00~13:00、場所627室 |
受講要件 | フィールドでの作業には危険が伴うので、学生教育研究災害傷害保険には必ず加入すること。 |
予め履修が望ましい科目 | 栽培漁業学 |
発展科目 | 水産飼餌料学 |
その他 |
教員免許・各種資格取得に関連した科目 (注 : 必ず入学年度の学修(習)要項で確認してください) 環境教育に関連した科目 |
MoodleのコースURL |
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キーワード | アコヤ貝、真珠、増養殖、種苗生産、餌料生物 |
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Key Word(s) | Aquaculture, Shallow water, Pearl oyster, Live foods |
学修内容 | 本実習は夏期と冬期に分かれる。 8月(附帯施設水産実験所) 1.アコヤガイの解剖と内部形態の観察 2.真珠挿核手術 3.真珠の品質評価法とジュエリーデザイン 12月(生物資源学部校舎生物実験室) 4.真珠の浜揚げ 5.真珠の出来映え評価 |
事前・事後学修の内容 | 実習準備と実習内容の学習効果向上のため,必要に応じて以下の内容に関する和文や英文の関連論文の精読による読解の課題を課す。 1.二枚貝の内部構造と真珠形成機構 2.真珠挿核の実際 3.真珠の加工と品質 4.真珠養殖の歴史 |