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科目の基本情報

開講年度 2020 年度
開講区分 生物資源学部
受講対象学生 生物圏生命化学科・海洋生命分子化学教育コース
学部(学士課程) : 3年次
海洋生命分子化学教育コース学生対象
選択・必修 必修
学科必修科目
授業科目名 生物圏生命化学英語
せいぶつけんせいめいかがくえいご
Life Science and Chemistry English (for Marine Life Science and Molecular Chemistry Course)
単位数 2 単位
ナンバリングコード
BIOR-Life-2021-002
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 水曜日 5, 6時限
生物資源学部で配布する2020年度授業時間割(用紙)や掲⽰等にて確認すること.
開講場所 開講教室は掲⽰等にて確認すること.

担当教員 ジャガット シリ クララットナ(生物資源学部特任准教授)

JAGATH, Siri Kularatne

SDGsの目標

学修の目的と方法

授業の概要 海洋化学,海洋生物や生態系の保全等のトピックについて紹介する.地球表面の約70%を占める海洋は,重要な研究対象の一つである.過去数十年にわたり,人間活動は海洋生態系や海洋生物に深刻な影響を与えてきた.したがって,現代の科学技術や研究成果を理解し,世界的な議論を交わして情報・思考等を共有することが重要となるが,国内外の組織,学術界,産業における多国籍企業では,指導・交流言語として英語が使用されている.この授業では,環境科学や海洋生物・生態系の保全等に関する知識を,英語で学修することを目的としている.学生は,気候変動,海洋生態系,海洋化学,海洋酸性化,海洋汚染,保護方法に関する基本的な科学的事実を英語で理解すると共に,英語でのプレゼンテーション,ライティング,コミュニケーションのスキル向上に取り組む.最終的に,科学的概念を理論的かつ実用的に理解すると共に,得られた知識を伝えるための科学英語と,海洋生物・生態系の保全等に関する課題解決方法を見出すための基礎知識を修得する.
学修の目的 ・海洋生態系,地球温暖化,海洋化学,海洋酸性化,海洋汚染,海洋保全法に関する基本的な知識を英語で学修する.
・英語による書面形式で各種アイデアを書き出し,科学英語の語彙を広げる.
・英語による発表,討論,質疑応答を通して,英語によるコミュニケーション能力を向上させる.
学修の到達目標 ・海洋環境科学の基礎知識と海洋生物・生態系保全に関して理解を深める.
・英語で行われる講義を理解できるようになる.
・科学英語の聞き取り,必要または重要な情報の抽出,批判的思考,レポートへのまとめができるようになる.
・科学的情報を整理して英語プレゼンテーションにまとめ,発表と質疑応答を英語で行うことができるようになる.
・国内外の研究プロジェクト等への参加に必要な,英語スキルを身につける.
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○ JABEE 関連項目
○幅広い教養と倫理観、国際感覚を身につけ、豊かな人間性を有している。
 生命、環境、食料、健康等に関する生物資源学の基本的な知識と技術、経験を有している。
○科学的で論理的な思考を展開することができ、計画的に問題の解決に取り組むことができる。
○豊かなコミュニケーション能力を持ち、他者と協力して行動することができる。
 社会の変化に柔軟かつ自律的に対応し、発展的に生きていくことができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  •  論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 課題40%,プレゼンテーション30%,授業内活動30%,計100%(60%以上で合格). 但し,授業の70%以上に出席すること.
授業の方法 講義 演習

授業の特徴

PBL

特色ある教育

プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業
その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

教員と学生、学生相互のやり取りが、ほぼ英語で進められる授業
授業改善の工夫
教科書 特に指定しないが,講義中に適宜紹介すると共に,「講義資料」を配布して,それに準じて講義を進める.
参考書 特に指定しないが,必要に応じて「講義資料」を配布すると共に,講義中に適宜紹介する.
オフィスアワー 講義の前後に対応する.また,電子メール等で日時を予約してから訪問するように(生物資源学部513号室).
受講要件 特になし.
予め履修が望ましい科目 特になし.
発展科目 海洋生命分子化学演Ⅰ,海洋生命分子化学演習Ⅱ.
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 海洋生態系,海洋化学,気候変動,海洋酸性化,海洋汚染,海洋保全
Key Word(s) marine ecosystems,ocean chemistry,climate change,ocean acidification,marine pollution,marine conservation
学修内容 1.Guidance: Aims and overview of the course, evaluation and grading procedure, explanation about homework submission and presentation procedures.
2. Introduction to marine ecosystems: types- coral reefs, mangroves, estuaries, deep sea, and seafloor.
3.Ocean chemistry: salinity, thermophysical properties of seawater, element distribution, gasses, geothermal cycles, and hydrothermal vent chemistry.
4.PowerPoint presentation-1 in English and feedback.
5.Introduction to climate change: Climate and weather, climate factors, greenhouse effect, greenhouse gasses, climate change & evidence, effects of global warming on oceans.
6.[Continuation of the 5th lesson]
7.Ocean acidification: definition, carbon cycles, acidification and calcification mechanisms, impacts on calcifying organisms, ecosystem, biological and non-biological and human.
8.[Continuation of the 7th lesson]
9.PowerPoint presentation-2 in English and feedback.
10.PowerPoint presentation-3 in English and feedback.
11.PowerPoint presentation-4 in English and feedback.
12.Marine pollution & conservation: Sources, Types (oil, eutrophication, thermal, radioactive, etc.), impacts on marine life and human health.
13.[Continuation of the 12th lesson]
14.PowerPoint presentation-5 in English and feedback.
15.PowerPoint presentation-6 in English and feedback.
事前・事後学修の内容 毎回の講義の予習(各回2時間)に取り組むと共に,毎回の講義で出される課題やレポートにきちんと取り組み(復習に相当,各回2時間),提出すること.また,講義中の英語討論等に積極的に参加すること.英語プレゼンテーションのスキルをさらに向上させたい場合は,「Presentation Method(後期,火曜日,9-10限)」の受講を勧める.

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