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開講年度 | 2020 年度 | |
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開講区分 | 教養教育・教養統合科目・国際理解・現代社会理解 | |
受講対象学生 |
学部(学士課程) : 1年次, 2年次, 3年次, 4年次 |
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授業科目名 | PBL言語学(国際・現代) | |
ぴーびーえるげんごがく(こくさい・げんだい) | ||
PBL Linguistics | ||
授業テーマ | ユニークな辞典を作る | |
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | libr-comp-LING1291-002
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開放科目 | 非開放科目 | |
分野 | 人文 (2014年度(平成26年度)以前入学生対象) | |
開講学期 |
後期 |
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開講時間 |
木曜日 9, 10時限 |
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開講場所 | ||
担当教員 | 井口 靖(教養教育院) | |
INOKUCHI, Yasushi | ||
SDGsの目標 |
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授業の概要 | ことばは考えや気持ちを伝えるものです。しかし、相手が受け取ることのできるのは音や文字だけです。その音や文字によってもたらされるもの、つまり「意味」自体は見えない(聞こえない)ものです。この授業ではその見えないものを捕まる基本的な方法を取得した後、いくつかを辞典の項目として記述してみようと思います。辞典はできればこれまでにないようなユニークなものをグループで考え、レイアウトも含めて提案していただきたいと思っています。 |
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学修の目的 | よく「空気を読む」と言われるように、コミュニケーションは見えないもの、聞こえないものをとらえることから始まります。ことばにおいてはそれは「意味」に相当します。通常は漠然ととらえている「意味」を意識し、自分なりに分析することにより、自らの言語活動を客観視できるようになり、論理的な思考に基づく、論理的な文章を作る力が身につきます。コミュニケーションに限らず身近には、ふつうは気づかない、隠れたさまざまなメカニズムが存在します。それに気づき、それを分析する力をつけることは優れた洞察力を習得することになります。 |
学修の到達目標 | グループで具体的な事例に取り組みながら、言語学の意味論における基本的概念を理解し、それを用いて身の回りの具体的な言語現象を分析し、説明できるようになることを目指します。 |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | 個別課題の取り組み(個人)40%、グループ活動20%、発表40%(60%以上で単位認定) |
授業の方法 | 演習 |
授業の特徴 |
問題提示型PBL(事例シナリオ活用含) プロジェクト型PBL プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業 グループ学習の要素を加えた授業 Moodleを活用する授業 |
授業改善の工夫 | 前半は独自に作成したワークシートを使用します。 |
教科書 | 独自に作成した教材を配布します。 |
参考書 | 池上嘉彦『意味の世界―現代言語学から視る』 (NHKブックス 330) その他テーマに応じて紹介します。 |
オフィスアワー | 毎週木曜日7・8限 人文学部校舎2F研究室 |
受講要件 | |
予め履修が望ましい科目 | |
発展科目 | |
その他 |
MoodleのコースURL |
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キーワード | 意味論、記号論、コミュニケーション、記号、意味、カテゴリー、反義語、類義語、多義語、辞典 |
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Key Word(s) | semantics, semiology, communication, semiosis, meaning, category, antonym, synonym, polyseme, dictionary |
学修内容 | 第一回は受講者が確定しないので、授業の説明をして、試しにグループ活動を体験します。 前半6回までは、グループで与えられた簡単な課題を議論し、これにより問題意識をもち、講義で詳しい知識を身につけます。その講義に基づいて、さらに具体的課題の解決にグループで取り組みます。 後半は前半で培った知識に基づき、グループで独自に辞典の企画を立て、それをプレゼンし、実際にいくつかの項目を記述してみます。最後にはそれを発表します。 第1回 導入:授業について説明、グループ活動トライアル テーマ「『空気』を探せ」 第2回 課題1:グループ活動と講義 テーマ「見えない意味」 第3回 課題2:グループ活動と講義 テーマ「ずれる意味」 第4回 課題3:グループ活動と講義 テーマ「群れる意味」 第5回 課題4:グループ活動と講義 テーマ「敵と味方の意味」 第6回 課題5:グループ活動と講義 テーマ「あふれる意味」 第7回 グループ分けと課題発見「ユニークな辞典を作る」 テーマ:これまでにない新しい辞典のコンセプトを作り、それに基づいて見本を作り、プレゼンする ・講義:辞典の世界 ・グループ活動:どのような辞典を作るのか、どのような記述を行うのかの方向性を議論する 第8回 講義:コーパス使用法 グループ活動:辞典調査 第9回 講義:コロケーション分析 グループ活動:語彙項目の抽出 第10回 グループ活動:意味分析 第11回 グループ活動:意味記述 第12回 グループ活動:プレゼン資料の作成 第13回 グループ活動:発表練習 第14回 発表会 第15回 発表会(予備) |
事前・事後学修の内容 | 前半は毎回それぞれのテーマに関して導入問題を提示しますので、授業前に自分で考えてから授業に臨んでください。グループでの議論をした後に講義をします。授業中にその日のテーマを提示するので、グループで議論し、授業後に各自がまとめてMoodle上に提出します。なお、それぞれのテーマ応じた参考文献を指示します。参考文献はPBLラウンジに準備しておきますので、課題をまとめる際に参考にしてください。 後半はそれぞれのグループでの課題解決のために必要に応じて個別に文献を参照し、また、適宜グループ内で連絡をとりあって情報や意見の交換を行ってください。文献の情報等が必要であれば相談してください。 |