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科目の基本情報

開講年度 2020 年度
開講区分 医学部医学科 ・臨床実習
受講対象学生 学部(学士課程) : 4年次, 5年次, 6年次
選択・必修 必修
授業科目名 産科婦人科学
さんかふじんかがく
Obstetrics and Gynecology
単位数 単位
ナンバリングコード
medc-medc-OBGY-3601-001
開放科目 非開放科目    
開講学期

スケジュール表による

実習科での業務スケジュールにより変更される場合がある。

開講時間 月曜日 1, 2, 3, 4時限; 火曜日 1, 2, 3, 4時限; 水曜日 1, 2, 3, 4時限; 木曜日 1, 2, 3, 4時限; 金曜日 1, 2, 3, 4時限
実習科での業務スケジュールにより変更される場合がある。
開講場所 三重大学医学部附属病院 7階北病棟、7階病棟カンファレンス室、手術室、外来棟2階29-435診察室、臨床研究棟3階産科婦人科教室

担当教員 〇西岡美喜子(医学部附属病院)、二井理文(医学部)

〇Mikiko Nishika、Masafumi Nii

SDGsの目標

学修の目的と方法

授業の概要 産科婦人科領域の疾患、妊娠分娩の病態を理解し、診察や手術、分娩、検討会への参加を通じて、診療態度や技能の修得を目的とする診療参加型臨床実習(実習期4週間)である。また担当症例に関するレポートを作成し、問題解決のための学習方法とプレゼンテーション能力を身につける。
学修の目的 ・産科婦人科領域の疾患および妊娠分娩について、診察、検査、手術、分娩管理などに参加することにより理解する。
・将来、どの専攻分野に進んでも必要とされる、産科婦人科の基本的知識、基本手技を安全に行うための、技能・知識を体得する。
学修の到達目標 医学教育モデル・コア・カリキュラムに定められる以下の項目が、学習到達目標となる。D-9-1)~D-9-4)、D10-1)~D10-5)

○主な産科婦人科疾患、妊娠分娩についての知識を習得する。

○外科医の基本的手技に必要な基礎知識を習得し実践する。
・手術室の清潔区域・不潔区域の区別ができる。
・手術前の手洗、手指消毒の手順を述べ、正しくできる。
・滅菌手術着や手袋を正しく着用できる(ガウンテクニック)。
・指導医とともにチーム医療の一員として手術に参加し、助手を務めることができる。
・糸結びができる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○「態度」・豊かな人間性と高い倫理観を持って行動できる。
○「態度」・科学的根拠に基づいて考え、判断することができる。
○「態度」・地域医療の実践に必要な使命感と責任感を有している。
○「態度」・生涯を通して自らを高めていく態度と医科学の進歩を追求する研究心を持っている。
○「技能」・患者の身体的、ならびに社会心理的状況を科学的、統合的に評価し、全人的医療を実践できる。
○「技能」・医学・医療の国際化に対応できる「語学力」「自己表現力」「多文化理解力」を有している。
○「技能」・医療チームで必要な「コミュニケーション力」「リーダーシップ」「協調性」を理解し、多職種連携によるチーム医療に参加することができる。
○「知識」・医療実践に必要な医学・医療の知識を修得している。
○「知識」・社会人と医療人に求められる豊かな知識と教養を有している。
○「知識」・地域と国際社会で求められる保健・医療・福祉を理解している。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  • ○リーダーシップ・フォロワーシップ
  • ○実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  • ○心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 総括試験:記述試験(50%)、論述+口頭試問(50%)、計100%(合計60%以上で合格)
授業の方法 講義 実習

授業の特徴

PBL

特色ある教育

プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業
グループ学習の要素を加えた授業
キャリア教育の要素を加えた授業
その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業改善の工夫 実習終了時の学生アンケートを指導医へフィードバックし、実習内容の改善を図る。
教科書 産婦人科診療ガイドライン産科編・婦人科外来編2020(日本産科婦人科学会)
子宮体がん治療ガイドライン 2018年版(金原出版)
子宮頸癌治療ガイドライン 2017年版(金原出版)
子宮卵巣がん治療ガイドライン 2015年版(金原出版)
生殖医学の必修知識 2017(日本生殖医学会)
参考書
オフィスアワー 毎週月曜〜金曜 8時〜17時
三重大学附属病院7階病棟ドクターステーション、産科婦人科外来
西岡美喜子
受講要件 4年次に実施される、CATO(医療系大学間共用試験実施評価機構)によるCBT(Computer based test)、OSCE(客観的臨床能力試験)に合格していること。
予め履修が望ましい科目 医学科1年から4年次までに履修、合格が求められている全科目
発展科目
その他 公開されている実習予定表等で事前学習することが望ましい。また、前の実習班より引き継ぎを受けておくことが望ましい

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 胎児心拍数モニタリング、妊娠糖尿病、妊娠高血圧症候群、胎児発育不全、早産、常位胎盤早期剥離、子宮頸癌、子宮体癌、卵巣癌、不妊症、生殖補助医療、妊孕性温存
Key Word(s) Cardiotocogram、Gestational diabetes、Hypertensive disorders of pregnancy、Fetal growth restriction、Premature birth、Placental abruption、Cervical cancer、Endometrial cancer、Ovarian cancer、Sterility、Assisted reproductive technology、Fertility preservation
学修内容 三重大学病院、三重県内基幹病院において、入院患者および外来患者を対象に、診療参加型臨床実習を行う。4週間を1タームとし、第2週最終日に中間総括を、第4週最終日には総括試験を行う。
詳細は臨床実習要項を参照。
事前・事後学修の内容 事前学習:産科婦人科領域における病態・診断・治療について学習を行い、妊娠分娩の生理、婦人科の解剖を熟知しておく。
事後学習:実習で経験した症例について総合学習を行い、知識を定着させる。

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