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科目の基本情報

開講年度 2020 年度
開講区分 医学部看護学科 ・その他
精神看護学
受講対象学生 学部(学士課程) : 3年次
選択・必修 必修
授業科目名 精神看護学Ⅱ
せいしんかんごがくに
Psychiatric-Mental Health Nursing
単位数 1 単位
ナンバリングコード
medc-nurs-MNTL-2301-002
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間 火曜日 7, 8時限
開講場所

担当教員 ○片岡 三佳(医学部看護学科),大江 真人(同),田村 裕子(同)
田中 直子(三重大学病院看護部)

○KATAOKA, Mika, OE, Masato, TAMURA, Yuko
TANAKA Naoko

実務経験のある教員

SDGsの目標

学修の目的と方法

授業の概要 精神保健看護論および精神看護学Ⅰで学んだ基礎知識を活用しながら、臨床看護師による講義や視聴覚教材を用いた講義、ペーパーペーシェントによる看護過程の展開、演習を組み入れ、地域、施設内を問わず、精神障害者が「その人らしい生活」を送るための看護の役割と今後の課題を学習する。
学修の目的 精神の健康の維持および促進、また精神疾患・障害からの回復を支援するために必要な基礎的知識と方法を理解するともに、看護職の役割と今後の課題を検討することができる。
学修の到達目標 1.精神面の健康問題が、個人・家族の日常生活や対人関係に及ぼす影響を理解する。
2.精神面での健康を促進するために必要な基礎的な知識と援助技術を理解する。
3.精神面での健康を促進するために、患者・家族のもっている力を活用した支援を検討できる。
4.精神保健医療上の諸問題の解決にあたり、看護の現状から看護職の役割と今後の課題を検討できる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
 看護学の観点から人間を総合的に理解するための基本的知識と技能を身につけている。
 地域及び社会的ヘルスニーズや人のライフサイクルに伴う社会生活を視野に入れ、より健康にその人らしく生きるための援助を考えることができる。
 人の尊厳と生命を尊重する姿勢に基づき、対象者に対する倫理的配慮ができる。
 他者との相互関係における自己省察をもとに自己成長を志すことができる。
 国際的な健康問題や社会の変化などの動向を視野に入れながら、看護に関する課題を解決しようとする態度を持つ。
 看護職としての責任感を持つ。
 科学的根拠に基づき、個人の健康状態に応じた適切な看護実践をすることができる。
 保健医療福祉システムの中で、看護の専門性を発揮しながら他職種と連携・協働することができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  • ○リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  • ○心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 定期試験(70%)、レポート・その他(30%)
授業の方法 講義 演習

授業の特徴

PBL

特色ある教育

グループ学習の要素を加えた授業
その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業改善の工夫
教科書 指定教科書なし(授業内で参考資料を提示します)
参考書 安保寛明,武藤教志:コンコーダンス 患者の気持ちに寄り添うためのスキル21,医学書院,2010.
オフィスアワー 授業終了後30分 水曜日12~13時(6階619)
受講要件
予め履修が望ましい科目
発展科目
その他 講義内容を暗記するだけではなく、多角的に考えること(例.精神障害者や家族の“生活のしづらさや不利益は何か”とともに“ストレングスは何か”など)。

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 精神保健福祉法、精神科リハビリテーション、その人らしさ、ストレングス、リカバリー
Key Word(s)
学修内容 1.精神看護における看護の展開(セルフケアモデル)
2.精神疾患/障害をもつ人・家族への看護① 病期の理解と看護(気分障害)
3.精神科領域における看護過程の展開①:気分障害
4.精神疾患/障害をもつ人・家族への看護②:主な精神症状や疾患とその看護(依存症、身体表現性障害、摂食障害)
5.精神疾患/障害をもつ人・家族への看護③ 病期の理解と看護(統合失調症)
6.精神科領域における看護過程の展開②:統合失調症
7~8.【演習】精神の健康を支援する技術:看護過程の展開(ペーパーペーシェント)
9~10.【演習】精神の健康を支援する技術:観察(アセスメント)と記録、コンコーダンススキル
11.精神科領域における治療的環境と看護:入院(行動制限)・外来の役割、人権擁護とリスクマネジメント
12.精神科領域における倫理的課題
13~14.精神科リハビリテーションと地域精神保健
-リカバリー、ストレングスモデル、レジリアンス、訪問看護、ACT‐
15.精神保健医療における看護職の役割と今後の課題
16.試験
事前・事後学修の内容

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