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開講年度 | 2020 年度 | |
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開講区分 | 人文学部文化学科 | |
受講対象学生 |
2011年度以前入学生用(文化) 学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次 |
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選択・必修 | ||
授業科目名 | 特殊講義:アジア学 A | |
とくしゅこうぎ あじあがく A | ||
Special Lecture : Asian Studies A | ||
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | humn-cult2100-424
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開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
前期 |
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開講時間 |
火曜日 5, 6時限 |
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開講場所 | ||
担当教員 | ラッタナセリーウォン センティアン(人文学部) | |
RATTANASERIWONG SANGTIEAN | ||
SDGsの目標 |
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授業の概要 | 現在、グローバル化が進む中で、世界中の「人」が情報交換を行うことが容易になっている。「言語」の壁を越えた地域間の「文化」交流が活性化し、東南アジア地域と日本とのつながりは、今や私たちの生活にまで大きく影響している。そのため、両地域の関係性の変容を知ることは非常に有益なことである。本講義の前半では、東南アジア諸国の歴史、並びに地域特性について学び、東南アジアの基本的な知識を身につける。そして後半は、東南アジア諸国と日本との交流に着目し、両地域における「人」「言語」「文化」に関するいくつかの課題について考察する。 |
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学修の目的 | 講義でとりあげる様々な課題について論じ合うことにより、母国である日本と東南アジアとの相違点・類似点に気づき、東南アジアの人々と自身に対する理解を深めた上で、多様な価値観で両地域を見つめることのできる力を身につける。 |
学修の到達目標 | 東南アジアに関する課題に関心を持ち、多文化共生社会のあり方を理解する。 |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | 毎回の小テスト40%、発表(グループワーク、2回)40%、試験か小レポート20% |
授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 |
問題提示型PBL(事例シナリオ活用含) 問題自己設定型PBL プロジェクト型PBL 実地体験型PBL キャリア教育の要素を加えた授業 |
授業改善の工夫 | 質問や意見があれば、授業中にいつでも気軽に聞いてください。皆で活発に議論しましょう。 |
教科書 | 必要に応じて資料を配布する。 |
参考書 | ウィッタヤーパンヤーノン・スニサー(2012)『日本人のふしぎコミュニケーション』祥伝社 加藤剛(2004)『変容する東南アジア社会―民族・宗教・文化の動態』めこん ポンニミット・ウィスット(2006)『タムくんとイープン』新潮社 Beeson, Mark (2009) Contemporary Southeast Asia (Hampshire: Palgrave Macmillan) |
オフィスアワー | 事前にアポイントを取ってください。 |
受講要件 | 特になし |
予め履修が望ましい科目 | 特になし |
発展科目 | 特になし |
その他 | 出席チェックの代わりに各クラスの時間内で教えた内容から出題する小テスト(4問程度)を毎回行う。後半はゲストスピーカーを招待することもある。 |
MoodleのコースURL |
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キーワード | 東南アジア、タイ、異文化理解 |
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Key Word(s) | Southeast Asia, Thailand, Intercultural understanding |
学修内容 | 1. イントロダクション 2. 文明と宗教① 3. 文明と宗教② 4. 東南アジアのニューカマー:華人の文化・社会 5. 植民地時代と近代化 6. ASEANについて 7. 東南アジアと日本の関係 8. 継承語教育:日本における母語教育活動とタイにおける日本人学校 9. 言語行動:日本語話者との違い 10. ゲストスピーカー 11. 課題発表 12. 異文化受容 ①食 13. 異文化受容 ②ポップカルチャー(マンガ) 14. 異文化受容 ③囲碁と百人一首 15. 総括 |
事前・事後学修の内容 | 配布した資料を事前に予習する必要がある。グループ発表、レポート作成などに関する準備事項はクラスで指示する。 |