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科目の基本情報

開講年度 2020 年度
開講区分 教育学研究科(教職大学院)教職実践高度化専攻・選択科目
受講対象学生 大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 2年次
選択・必修 選択
授業科目名 表現教育としての教育実践
ひょうげんきょういくとしてのきょういくじっせん
Educational Practices as Representation
単位数 2 単位
ナンバリングコード
ED-RMSE-5
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間 金曜日 3, 4時限
開講場所 教職支援センター

担当教員 森脇健夫 園部友里恵

Moriwaki Takeo Sonobe Yurie

SDGsの目標

学修の目的と方法

授業の概要 教育実践は、インプットとしての学びだけではなく、アウトプットの学びも包含している。自分の思いや考えを表現形式に載せて表現し、対話を通じて共有し、それをまた自分の学びにすることによって成長することができる。表現的な営みとしての教育実践として注目されている演劇知・身体知を用いて、自らの思い、思考をどのように表現という形式まで持っていくのか、そのプロセスをどのように作り上げていくのか、等の課題を、演劇教育や成人教育、さらにはこれまで積み重ねられてきた教育実践の蓄積の上に考える。そしてその表現を教師自らができるように技能としても習得することを目指す。アクティブラーニングの手法を活用した学習論や学習支援論の文献精読,およびグループワークによるワークショップのデザイン・試行・実施を行う。これらの経験を通じて,学習活動への表現教育の活用についての技術の習得・理解を深める。
学修の目的 到達目標:教育実践を表現方法の教育としてとらえる観点からその意義と課題をとらえることができる。各教科、また道徳や総合的な学習における形式知による表現(言葉、絵等の媒体)、また身体知による表現の可能性と課題について様々な実践を取り上げながら分析・考察し、その到達点と課題を明らかに現職教育学生は、表現の方法のさらなる修得とブラッシュアップ、学部新卒学生は表現方法の基礎・基本を獲得することが目標である。
テーマ:「教育実践を表現教育の視点から捉え直すことによって教育実践の新たな境地を切り拓こう」
学修の到達目標 到達目標:教育実践を表現方法の教育としてとらえる観点からその意義と課題をとらえることができる。各教科、また道徳や総合的な学習における形式知による表現(言葉、絵等の媒体)、また身体知による表現の可能性と課題について様々な実践を取り上げながら分析・考察し、その到達点と課題を明らかに現職教育学生は、表現の方法のさらなる修得とブラッシュアップ、学部新卒学生は表現方法の基礎・基本を獲得することが目標である。
テーマ:「教育実践を表現教育の視点から捉え直すことによって教育実践の新たな境地を切り拓こう」
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  •  共感
  •  主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  •  論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  • ○リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 表現教育の方法に関する知識理解の深まり(30%)
授業への積極的な参加(30%)
授業における成果としてのパフォーマンス及びレポート(40%)
授業の方法 演習

授業の特徴

PBL

問題提示型PBL(事例シナリオ活用含)
問題自己設定型PBL
プロジェクト型PBL
実地体験型PBL

特色ある教育

Moodleを活用する授業
その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業改善の工夫
教科書  『パフォーマンス評価』松下佳代、日本標準ブックレット、2007年
参考書 『ドラマによる表現教育』ウエイ、玉川大学出版部、1952年
オフィスアワー
受講要件
予め履修が望ましい科目
発展科目
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 表現 ドラマ 教育実践
Key Word(s) Representation, Drama, Educational practice
学修内容 第1回: 表現とは?言語表現と身体表現
第2回: 暗黙知と形式知、表出と表現、共有と個性化
第3回: 表現教育実践の歴史1 生活つづり方等の記述による表現
第4回: 表現教育実践の歴史2 身体表現
第5回: 表現教育実践の歴史3 鳥山実践
第6回: アクティブラーニングとしての表現技法1 演劇知と表現
第7回: アクティブラーニングとしての表現技法2 表現形式
第8回: 表現としての教育実践研究1 内的なものの創造
第9回: 表現としての教育実践研究2 内的なものから表現形式へ
第10回: 表現としての教育実践研究3 外的表現へ
第11回: 表現の受容と共有
第12回: 表現と認識の関係(パフォーマンス評価の意義と課題)
第13回: 身体表現と言語表現(ワークショップの技法)
第14回: アウトプットからインプットへ(個への還元と成長)
第15回: まとめ
事前・事後学修の内容

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