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科目の基本情報

開講年度 2020 年度
開講区分 教養教育・教養統合科目・地域理解・日本理解
受講対象学生 学部(学士課程) : 1年次, 2年次, 3年次, 4年次, 5年次, 6年次
授業科目名 人文地理学A
じんぶんちりがくえー
Human Geography A
授業テーマ 歴史地理学
単位数 2 単位
ナンバリングコード
libr-comp-GEOG1111-002
開放科目 非開放科目    
分野 社会 (2014年度(平成26年度)以前入学生対象)
開講学期

前期

開講時間 水曜日 3, 4時限
開講場所

担当教員 渡辺 康代(非常勤講師)

WATANABE Yasuyo

SDGsの目標

学修の目的と方法

授業の概要 歴史地理学は、過去の人間集団が地表空間をいかに組織し、そこでいかに生きてきたかを追究する学問です。地図や絵図、諸史料を手に、土地利用、都市・村落構造などの具体的観点から、歴史時代における人々の生き方・考え方を明らかにしていきます。
学修の目的 古代・中世の絵図を読みながら、当時の人々の多様な生業と暮らしの実態を探求していきます。
学修の到達目標 地図や絵図から、地理的・歴史的情報を引き出していく「読図」力を身につけることができる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  •  主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  •  専門知識・技術
  •  論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 定期試験を実施します。授業への積極的参加度(40%)、定期試験(60%)を総合的に評価します。
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

地域理解・地域交流の要素を加えた授業
その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業改善の工夫 受講生との対話を重視。
教科書 授業時に適宜プリントを配布します。
参考書 有薗正一郎ほか編『歴史地理調査ハンドブック』古今書院、2001年。
佐藤和彦編『地図でたどる日本史』東京堂出版、1995年。
小口千明・清水克志編『生活文化の地理学』古今書院、2019年。
オフィスアワー 本授業に関する質問、相談があれば、授業終了後に尋ねて下さい。
受講要件 特になし。
予め履修が望ましい科目
発展科目
その他 意見を出し合いながら、地図・絵図の読み解きを進めていきます。
受講生の高いモチベーションを期待しています。

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 歴史地理学、絵図、土地利用、交通
Key Word(s) Historical Geography, Illustrations of the temple grounds, Land use and land-use change, Transportation
学修内容 第1回 ガイダンス 「額田寺伽藍並条里図」を読む
第2回  条里について
第3回  額田寺について
第4回  図に描かれた土地利用(丘陵・河川)
第5回  図に描かれた土地利用(田畑)
第6回  図に描かれた土地利用(林地)
第7回  図に描かれた土地利用(楊原)
第8回 「武蔵国鶴見寺尾郷図」を読む 年代と作成意図
第9回  土地利用(西部)
第10回  土地利用(東部)
第11回 街道と水運
第12回 「葛川絵図」を読む
第13回  中世山村における燃料供給
第14回  訴訟図の意義
第15回 まとめ
事前・事後学修の内容 本授業は、歴史学や民俗学に興味を持つ学生にも適しています。
作図等の課題を出すことがあります。

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