三重大学ウェブシラバス


シラバス表示

 シラバスの詳細な内容を表示します。

→ 閉じる(シラバスの一覧にもどる)

科目の基本情報

開講年度 2020 年度
開講区分 人文学部文化学科
受講対象学生 2012年度以降入学生用(文化)
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
選択・必修
授業科目名 日本思想演習C
にほんしそうえんしゅう しぃー
Seminar in Japanese Thought C
単位数 2 単位
ナンバリングコード
humn-cult2100-080
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間 木曜日 9, 10時限
開講場所

担当教員 遠山敦(人文学部)

TOHYAMA,Atsushi

SDGsの目標

学修の目的と方法

授業の概要 中江藤樹の『翁問答』を読み、そこに現れた人間観や倫理観について理解を深める。
学修の目的 近江聖人と呼ばれた儒学者中江藤樹の『翁問答』の読解を通じて、その独自の世界観や「孝」概念を、さらにはそこに窺える人間理解や倫理観を知ることができる。テキストとの対峙の中から自らの現存の意味を問いかける姿勢を養うことができる。
学修の到達目標 中江藤樹の『翁問答』に見られる「孝」の理解を通じて、藤樹の人間観や倫理観について、基本的な理解を得ることができる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○人文科学の諸分野の専門的知識と豊かな教養を身につけている。
 変動激しい現代社会について、専門的知識に基づいて論理的に考え、総合的に判断できる。
 人文科学諸分野の成果に基づき、世界各地域の固有の文化に関して、広い視野から探求できる。
 変動激しい現代社会に対する理解を基盤として、国際感覚に基づいて行動できる。
○自ら学んだ知を、口頭表現や文章表現によって的確に発信することができる。
 国際社会と地域社会の発展に貢献できる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 発表及び授業への参加度;80%,期末リポート;20%
授業の方法 演習

授業の特徴

PBL

特色ある教育

英語を用いた教育

授業改善の工夫 発表者以外にも事前の質問票の作成を課し、演習への積極的な参加を促す。
教科書 コピー資料を配付する。
参考書 適宜指示する。
オフィスアワー 金曜日7~8限(その他応需)
受講要件
予め履修が望ましい科目
発展科目
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 中江藤樹、『翁問答』
Key Word(s) Nakae Toujyu,Okina-Mondou
学修内容 中江藤樹の『翁問答』を読解する。

第1回:ガイダンス
第2回~第15回:『翁問答』の読解


授業は、毎時間リポーター1名を定め、その発表をめぐる出席者全員の討議を中心に進行する予定である。またリポーター以外にも課題(質問票の作成)を課す。
※参加者は、古典文に対する基礎的な読解力が求められるので、履修の際には留意すること。
事前・事後学修の内容 出席に当たっては、毎週全員がテキストの指定された範囲を精読し、「質問票」を作成しておくこと。

Copyright (c) Mie University