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科目の基本情報

開講年度 2020 年度
開講区分 人文学部文化学科
受講対象学生 2012年度以降入学生用(文化)
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次, 5年次, 6年次
選択・必修
授業科目名 ドイツ文学演習F
どいつぶんがくえんしゅうF
Seminar on German Literature F
単位数 2 単位
ナンバリングコード
humn-cult2100-251
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間 金曜日 3, 4時限
開講場所

担当教員 菅 利恵(人文学部)

SUGA, Rie

SDGsの目標

学修の目的と方法

授業の概要 シャミッソーAdelbert von Chamissoの『影をなくした男Peter Schlemihls wundersame Geschichte』 (1813)をドイツ語で読む。作品の時代背景や、「悪魔」についての文化史的な背景についても学ぶ。
学修の目的 文学作品の精読を通して中級程度のドイツ語能力を獲得する。19世紀初頭のドイツ文学の基本的な知識を得るとともに、ヨーロッパの文化における「悪魔」の表象とその変遷を知る。
学修の到達目標 辞書を使ってドイツ語の文学作品の内容を把握し、和訳することができる。ドイツ語圏の文化において「悪魔」が果たしてきた役割について、またその文学的な表象について説明することができる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
 人文科学の諸分野の専門的知識と豊かな教養を身につけている。
 変動激しい現代社会について、専門的知識に基づいて論理的に考え、総合的に判断できる。
 人文科学諸分野の成果に基づき、世界各地域の固有の文化に関して、広い視野から探求できる。
 変動激しい現代社会に対する理解を基盤として、国際感覚に基づいて行動できる。
 自ら学んだ知を、口頭表現や文章表現によって的確に発信することができる。
 国際社会と地域社会の発展に貢献できる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  • ○実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 平常点60%、期末試験40%で評価する。
授業の方法 演習

授業の特徴

PBL

特色ある教育

グループ学習の要素を加えた授業
その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業改善の工夫
教科書 プリント配布
参考書
オフィスアワー 金曜日 13:00~14:00
受講要件 共通教育の異文化理解(ドイツ語)Iを修得していること。もしくは同程度のドイツ語力があること。
予め履修が望ましい科目
発展科目
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード ドイツ文学、ドイツ文化
Key Word(s) German Literature, German Culture
学修内容 シャミッソーAdelbert von Chamissoの小説『影をなくした男 Peter Schlemihls wundersame Geschichte』(1813) を精読するとともに、「悪魔」の文化史的背景について学ぶ。
授業では、まず読解に入る前の準備として関係代名詞などの文法事項を学習し、その後ドイツ語の訳読に入る。ドイツ語の訳読にあたっては、文章の文法構造を丁寧に確認しながら先に進む。授業の大まかな流れ(予定・変更あり)は以下の通りである。内容に関連するテーマについての発表や、関連する文献についての読書会を行うこともある。

1. 文法の復習(形容詞、接続詞、zu不定詞)
2. 文法の復習(関係代名詞、受動態) +シャミッソーについて
3. 文法の復習(接続法) +テクスト読解
4. テクスト読解 +「悪魔」のモチーフについて〜 歴史的背景
5. テクスト読解 +「悪魔」のモチーフについて〜 歴史的背景
6~8. テクスト読解 +「悪魔」のモチーフについて〜 19世紀の悪魔像
9~11. テクスト読解+「悪魔」のモチーフについて〜19世紀の悪魔像
12. テクスト読解+「悪魔」のモチーフについて〜20世紀の悪魔像
13~15. テクスト読解 +「悪魔」のモチーフについて〜20世紀の悪魔像



     
事前・事後学修の内容 参加者は毎回予習が必要である。

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