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科目の基本情報

開講年度 2020 年度
開講区分 人文学部法律経済学科・社会科学科
受講対象学生 法律経済学科専用
学部(学士課程) : 1年次, 2年次, 3年次, 4年次
選択・必修
授業科目名 特殊講義[東アジア政治論]
とくしゅこうぎ[ひがしあじあせいじろん]
Politics in Asia
単位数 2 単位
ナンバリングコード
humn-laec2210-029
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期集中

開講時間
開講場所

担当教員 姜 東局

Kang, Dongkook

SDGsの目標

学修の目的と方法

授業の概要 本講義の主題は、アジアの政治である。その中でも、地理的範囲としては、日本からして重要な意味をもつ東アジア地域を、政治学の分野としては、比較政治と国際関係を主な対象とする。この意味での東アジア政治に関する理解は、アジアの世紀に不可欠な重要国家に対する理解という意味で個々人の実用に役立つだけでなく、自国の政治に関する客観的な理解という意味では、将来的に東アジア市民の義務を果たすにも役立つと思われる。
学修の目的 1.比較政治と国際関係論に関する基礎的な知識の獲得。

2.日中韓の各々の国内政治に関する知識と理解の獲得。

3.東アジア国際関係に関する基本的な知識と理解の獲得。
学修の到達目標 1.比較政治と国際関係論に関する理論的な基礎を身につける。

2.日中韓の国内政治に関して、基本的な知識を備えたうえ、お互いの比較を通じて、多面的、かつ、客観的な理解を獲得する。

3.東アジア国際関係の過去、現在、そして、将来の最重要課題について、基本的な知識と理解を獲得する。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
 法律・政治・経済・経営の諸分野において、専門的知識と豊かな教養を身につけている。
 現代社会について、専門的知識に基づいて論理的に考え、総合的に判断できる。
 法律・政治・経済・経営の諸分野を広く学び、学際的視点で問題を探究できる。
 現代社会の課題に挑戦する積極性を備える。
 自ら学んだ知を的確に発信し、国際社会と地域社会の発展に貢献できる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  • ○共感
  •  主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  •  専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 試験による。授業への寄与-質問、回答、問題提起など-によって、加算点を付与。
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

英語を用いた教育

授業改善の工夫
教科書 特になし。教員が提供するパワーポイントによる。
参考書 武田康裕『民主化の比較政治―東アジア諸国の体制変動過程』 ミネルヴァ書房、2001年。
家近 亮子・川島 真『東アジアの政治社会と国際関係』放送大学教育振興会、2016年。
オフィスアワー
受講要件 特になし。
予め履修が望ましい科目
発展科目
その他 本講義は統治システム履修プログラムに属します。

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 東アジア、政治制度、民主化、政治参加、和解、安全保障、地域統合
Key Word(s) East Asia, Poitical institution, Democratization, Political participation, Reconciliation, Security, Regional integration
学修内容  教員が準備したパワーポイントに基づいた講義が行われる。学生には、教員の質問に対する回答や積極的な質問などによって、講義に能動的に参加する機会が与えられる。

 講義前半の「比較政治」では、日本、中国、韓国の 1. 政治制度、 2. 経済発展と民主化、3. 政治参加とカバナンスを比較の観点から理解することで、東アジア地域各国の国内政治に関する理解を深める。

 講義後半の「国際関係」では、4.アイデンティティーと歴史問題、5.安保における安定と不安定、6.地域統合へむけてというテーマを中心に、東アジア地域の国際関係に対する理解を深める。
事前・事後学修の内容 事前学修:講義における学問的な議論を理解するためには、東アジア政治の現状に関する最小限の理解が必要である。そのために、新書レベルの入門書を読むか、新聞の政治・国際面を読むという準備が必要である。

事後学修:講義の後には、講義で紹介された知識・情報源を利用しながら、東アジア政治に関する学習を続けることが要求される。

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