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開講年度 | 2020 年度 | |
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開講区分 | 教養教育・教養統合科目・現代科学理解 | |
受講対象学生 |
学部(学士課程) : 1年次, 2年次, 3年次, 4年次, 5年次, 6年次 |
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授業科目名 | PBL現代科学理解特殊講義(現代科学) | |
びーびーえるげんだいかがくりかいとくしゅこうぎ(げんだいかがく) | ||
PBL Lecture Course in Understanding Modern Sciences | ||
授業テーマ | 現代の科学と技術 | |
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | libr-comp-SLEC1391-001
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開放科目 | 非開放科目 | |
分野 | 自然 (2014年度(平成26年度)以前入学生対象) | |
開講学期 |
前期 |
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開講時間 |
金曜日 3, 4時限 |
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開講場所 | ||
担当教員 | 和田 正法 | |
WADA, Masanori | ||
SDGsの目標 |
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授業の概要 | 現代の科学技術について、その全体像を知ることは容易ではありません。科学者であっても、自分の研究分野については詳しいものの、ひとたび専門外のことになれば素人も同然ということが起こります。本授業では、「科学という営みはどのようなものか」、また「科学者というのはどういう人たちなのか」といった視点から、科学を離れた目で見ることで、科学の理解を深めます。 本授業では、PBLの手法を用います。15回の授業は、前半と後半に分かれており、それぞれ小さなテーマを探究します。テーマごとに、4人程度のグループを作ります。各セッションの終盤には、10分間のプレゼンテーションと5分間の質疑応答を行います。 各グループには、現代の科学と技術に関する問題を見つけたうえで、その問題について科学論の立場から理解を深め、最後に発表をしてもらいます。各グループが探究するテーマは、次のようなものがあるでしょう: ・ノーベル賞はどうやって決められるのか。次回のノーベル賞受賞者(物理、化学、生理学・医学のいずれか)を予想することで、科学の評価方法を探究する。 ・20年後に自分の仕事は消えていないか。科学技術(たとえばAI)の進歩により近い将来に無くなる仕事を予想することで、科学技術と生活の関係を探究する。 科学論では、歴史学的アプローチも可能です。 PBLは、受講者の満足度が非常に高い授業形態です。グループの仲間と楽しくやりながら、知識も身に付いてしまうという、発想を転換した授業スタイルです。 テーマは理系的ですが、文系的なアプローチを用います。どの学部の学生でも安心して参加できるように設計されています。コミュニケーションが苦手な人も、この授業を練習の場にしてください。何年生でも大丈夫です。参加者が多様であることが、良いものを作る原動力になると授業担当者は考えています。 |
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学修の目的 | 本授業で行うPBLは、いわば科学論に関する小さな卒業研究です。 本授業を受講すると、グループで活動する経験を通して、科学論の知見が得られます。 また、講義(座学)を受けるだけでは身に付かない、いわゆる正解の無い問題にも一応の解答(納得解)を提示するという、現代の社会で必須の素養を身に付けることができます。本授業では、高度なオリジナリティを要求することはありません。調査と発表の練習を2回繰り返すことで、研究の流れを習得できます。 もう少し踏み込んでおくと、本授業を受講すると、さまざまな分野で、今後の研究が圧倒的に楽になります。そして、良い研究ができるようになります。聴衆を納得させるプレゼンテーションの技能も身に付きます。グループ活動を通して、コミュニケーションのスキルが上がります。 今後の大学生活はもちろん、就職時や、就職後にも絶対に必要なこれらの能力を、いまのうちに身に付けましょう! |
学修の到達目標 | ・科学史・科学論の視点を理解する。(C評定) ・現代社会における科学技術を、俯瞰的な立場から説明することができる。(B評定) ・科学や技術に関して学術的に探究することが可能な話題を自ら発見し、その題材について明解に発表することができる。(A評定) A評定が得られる程度の努力をすると、付随的に次の3つの能力が向上することを狙っています:(1)多様な視点から批判的に論理を組み立てる思考力、(2)全体観に基づく計画力と実践力、(3)自分の実力と行動を冷静に分析して社会の中で自分を生かす社会性。 |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | 個人点50%、グループ点50%。 前半(第1~第8回)と後半(第9~第15回)で、個人点とグループ点をそれぞれ評価します。 ・個人点には、記録の提出と、グループ活動への貢献度があります。 ・グループ点は、発表の内容によります。 ※テストやレポートはありません。 |
授業の方法 | 講義 演習 |
授業の特徴 |
問題自己設定型PBL プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業 グループ学習の要素を加えた授業 Moodleを活用する授業 その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど) |
授業改善の工夫 | 常に、よりよい授業を提供することを心がけています。授業に関することで不満をかかえたまま終盤にアンケートに書き込むことになるのは辛いでしょうから、その場で気軽に教員に相談してください。 |
教科書 | 指定なし。 |
参考書 | 必要に応じて授業内で示す。 |
オフィスアワー | 水12:00~12:50教養教育校舎1号館102号室。その他の時間帯も、ドアが開いていれば(在室していれば)いつでもどうぞ。 |
受講要件 | 誰でも受講することができます。 学部、学年を問いません。 |
予め履修が望ましい科目 | 予め履修しておく必要がある科目はありません。 |
発展科目 | |
その他 | 受講人数を制限する場合があります(30人)。 |
MoodleのコースURL |
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キーワード | 科学と技術の歴史、社会の中の科学と技術 |
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Key Word(s) | History of Science and Technology, Science and Technology in Society |
学修内容 | 全15回で二つの課題を探究します。受講者数によって変更することがあります。 1. ガイダンス 2. 講習 3. 前半開始、調査 4. 調査 5. 調査 6. 調査、リハーサル 7. 調査、リハーサル 8. 発表 9. 前半総括、後半開始(グループ再編) 10. 調査 11. 調査 12. 調査、リハーサル 13. 調査、リハーサル 14. 発表 15. 総括 |
事前・事後学修の内容 | グループ内で話し合い、発表に間に合うように計画を立て、実行してください。授業外のグループ活動は求めません。 |