三重大学ウェブシラバス


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科目の基本情報

開講年度 2020 年度
開講区分 医学部医学科 ・チュートリアル教育
受講対象学生 学部(学士課程) : 3年次
選択・必修 必修
授業科目名 モジュール1(感染症・免疫、心臓・血液)
単位数 3 単位
ナンバリングコード
medc-medc-TTRL-2301-001
開放科目 非開放科目    
開講学期

スケジュール表による

開講時間
開講場所 オンラインで実施する。ミーティングIDなどはMoodleを参照すること。

担当教員 臨床系・基礎系各教員

実務経験のある教員 臨床系教員・基礎系教員は全員、医療者あるいは医学系研究者としての実務経験を有する。

SDGsの目標

学修の目的と方法

授業の概要 感染症、免疫、心臓、血液について講義と課題症例をPBL形式のグループ学習を行う。オンラインで実施する。
学修の目的 感染症、免疫、心臓、血液についての基礎的・臨床的専門知識を得る。感染症、免疫、心臓、血液についての課題症例のPBLグループ学習を通じて、自律的能動的な学習姿勢・協調的態度を涵養し、基礎医学的内容の統合と臨床推論能力を向上させる。
学修の到達目標 以下の医学教育モデル・コアカリキュラムに掲げる到達目標に準じる。
D-1 血液・造血器・リンパ系
D-5 循環器系
E-1 遺伝医療・ゲノム医療
E-2 感染症
E-3 腫瘍
E-4 免疫・アレルギー
E-5 物理・化学的因子による疾患
E-6 放射線の生体影響と放射線障害
E-9 人の死
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○「態度」・豊かな人間性と高い倫理観を持って行動できる。
○「態度」・科学的根拠に基づいて考え、判断することができる。
○「態度」・地域医療の実践に必要な使命感と責任感を有している。
○「態度」・生涯を通して自らを高めていく態度と医科学の進歩を追求する研究心を持っている。
 「技能」・患者の身体的、ならびに社会心理的状況を科学的、統合的に評価し、全人的医療を実践できる。
○「技能」・医学・医療の国際化に対応できる「語学力」「自己表現力」「多文化理解力」を有している。
○「技能」・医療チームで必要な「コミュニケーション力」「リーダーシップ」「協調性」を理解し、多職種連携によるチーム医療に参加することができる。
○「知識」・医療実践に必要な医学・医療の知識を修得している。
○「知識」・社会人と医療人に求められる豊かな知識と教養を有している。
○「知識」・地域と国際社会で求められる保健・医療・福祉を理解している。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  • ○リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  • ○心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 2つのユニット(感染症・免疫、心臓・血液)の成績を合算して行う。試験レポート50%、日常点(PBLへの参加、ポートフォリオの提出、グループ学習における学習行動)50%。
授業の方法 講義 演習

授業の特徴

PBL

問題提示型PBL(事例シナリオ活用含)
問題自己設定型PBL
プロジェクト型PBL
実地体験型PBL

特色ある教育

プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業
グループ学習の要素を加えた授業
Moodleを活用する授業

英語を用いた教育

授業改善の工夫
教科書
参考書
オフィスアワー 教員と連絡を取りたい場合は、医学・看護学教育センターに問い合わせること。
受講要件 3年次チュートリアル教育への進級要件を満たす者。学生便覧・学習要項参照。
予め履修が望ましい科目 基礎医学全般
発展科目 クリニカル・クラークシップ
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード
Key Word(s)
学修内容 ※以下は前年度の内容・担当者で、本年度はスケジュール表で別途確認すること。

★ユニット1(診断学)
消化管外科疾患診断学 楠 正人 消化管・小児外科学
眼科の主要疾患と診断法 近藤 峰生 眼科学
精神医学と主要疾患  岡田 元宏 精神神経科学
脳神経外科的発想に基づく診断学 鈴木 秀謙 脳神経外科学
形成外科ーカタチと機能を回復するにはー 成島 三長 形成外科
臨床検査医学 中谷 中 中央検査部
放射線医学CT,MRIの基礎 佐久間 肇 放射線医学
口腔顎顔面外科診断学 新井 直也 口腔・顎顔面外科学
消化器内科診断学入門 竹井 謙之 消化器内科学
皮膚科診断学入門 山中 恵一 皮膚科学
耳鼻咽喉・頭頸部外科とは? 竹内 万彦 耳鼻咽喉・頭頸部外科学
小児科診断学入門 平山 雅浩 小児科学
血液・腫瘍内科学にシンパシーを持ってもらうために 片山 直之 血液・腫瘍内科学
神経診断学の達人をめざそう  冨本 秀和 神経病態内科学
リウマチ膠原病内科学の魅力 中島 亜矢子 リウマチ膠原病内科学
感染症診療の考え方 髙橋 佳紀 感染症内科
整形外科診断学 湏藤 啓広 運動器外科学・腫瘍集学治療学
総合診療・家庭医療のコアトピック 宮崎 景 家庭医療学
胸部(心臓大血管・呼吸器)外科に必要な診断学 高尾 仁二 胸部心臓血管外科学
肝臓・胆道・膵臓疾患の診断と外科治療 水野 修吾 肝胆膵・移植外科学
産科婦人科のOverview 鳥谷部 邦明 産科婦人科学
循環器疾患の診断学 伊藤 正明 循環器・腎臓内科学
腎泌尿器外科診断学 講師未定 腎泌尿器外科学


★ユニット1(感染症・免疫)
今週の画像① 市川 泰崇 放射線医学
肺結核 小林 哲 呼吸器内科
全身性エリテマトーデス・筋炎・強皮症 中島 亜矢子 リウマチ・膠原病内科学
腸内細菌と関連疾患 杉本 和史 中央検査部
感染症と発がん 中谷 中 中央検査部
感染症の病理学 吉田 利通 修復再生病理学
日和見感染症 影山 愼一 遺伝子・免疫細胞治療学
感染症の微生物学 野阪 哲哉 感染症制御医学・分子遺伝学
抗菌薬適正使用 山崎 大輔 感染症内科
血管炎症候群・関節リウマチ 中島 亜矢子 リウマチ・膠原病内科学
呼吸器感染症 藤本 源 呼吸器内科
今週の画像②休講 佐久間 肇 放射線医学
免疫不全と感染症 ガバザ エステバン 免疫学
"感染症の予防について
~ワクチン・抗菌薬予防投与など~" 髙橋 佳紀 感染症内科
救急・集中治療領域の感染症 鈴木 圭 感染症内科
熱帯皮膚感染症 近藤 誠 皮膚科学
非結核性抗酸菌症、他 中原 博紀 呼吸器内科
感染症の薬理学 西村 有平 統合薬理学
肝炎ウイルス感染症の基礎と臨床 長谷川 浩司 消化器・肝臓内科
今週の画像③ 佐久間 肇 放射線医学
小児期の感染症 大橋 啓之 小児科学


★ユニット2(心臓・血液)
今週の画像「心臓①」 佐久間 肇 放射線医学
循環器科学概論 伊藤 正明 循環器・腎臓内科学
ショックの診断と治療 丸山 一男 麻酔集中治療学
循環器の病理 今中 恭子 修復再生病理学
心機能と心不全 藤本 直紀 循環器・腎臓内科学
臨床に必要な輸血の知識 大石 晃嗣  血液・腫瘍内科学
心エコー 土肥 薫 循環器・腎臓内科学
不整脈 藤田 聡 循環器・腎臓内科学
末梢動脈疾患 佐藤 圭 循環器・腎臓内科学
心臓CTとMRI 佐久間 肇 放射線医学
心臓弁膜症 熊谷 直人 循環器・腎臓内科学
虚血性心疾患 井阪 直樹 循環器・腎臓内科学
循環器の感染症 藤岡 正紀 循環器・腎臓内科学
心電図の読み方 髙﨑 亮宏 循環器・腎臓内科学
心電図の読み方① 森脇 啓至 循環器・腎臓内科学
心電図の読み方② 中谷 仁 循環器・腎臓内科学
心臓突然死 石倉 健 循環器・腎臓内科学
今週の画像「心臓②」 佐久間 肇 放射線医学
急性白血病の治療 中瀬 一則 血液・腫瘍内科学
虚血性心疾患のインターベンション治療 西川 英郎 循環器・腎臓内科学
心電図の読み方③ 仲田 智之 循環器・腎臓内科学
心電図の読み方④ 石山 将希 循環器・腎臓内科学
心筋症 岡本 隆二 循環器・腎臓内科学
動脈硬化のリスクファクター 栗田 泰郎 循環器・腎臓内科学
核医学概論(心臓核医学) 市川 泰崇 放射線医学
循環器の薬理学 西村 有平 統合薬理学
心電図の読み方⑤ 香川 芳彦 循環器・腎臓内科学
リンパ腫各論 山口 素子 血液・腫瘍内科学
多発性骨髄腫の病態と治療概論 渡辺 隆 血液・腫瘍内科学
リンパ腫入門 宮﨑 香奈 血液・腫瘍内科学
急性白血病 三輪 啓志 血液・腫瘍内科学
貧血 桝屋 正浩 血液・腫瘍内科学
止血と凝固 松本 剛史 血液・腫瘍内科学
分子標的薬 齋藤 佳菜子 血液・腫瘍内科学
造血幹細胞移植の基礎 伊野 和子 血液・腫瘍内科学
今週の画像「血液①」 佐久間 肇 放射線医学
免疫と血液疾患 俵 功  血液・腫瘍内科学
血液学総論 片山 直之 血液・腫瘍内科学
骨髄増殖性腫瘍 杉本 由香 血液・腫瘍内科学
固形腫瘍における薬物療法 水野 聡朗 血液・腫瘍内科学
薬害被害者の声を聴く 間宮 清 薬剤部
血液病理 広川 佳史 腫瘍病理学
がん化学療法における支持療法 岩本 卓也 薬剤部
今週の画像「血液②」 佐久間 肇 放射線医学
事前・事後学修の内容 講義については成書の該当する範囲をあらかじめ読み、講義後も復習すること。
PBLについては事前学習の成果としてポートフォリを作成し、PBL後も内容を総括すること。

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