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科目の基本情報

開講年度 2020 年度
開講区分 生物資源学部
受講対象学生 共生環境学科・農業土木学教育コース
学部(学士課程) : 3年次
H29入までの名称:農業農村工学キャリアアップ演習
選択・必修 選択
選択推奨科目(土木コース)
授業科目名 農業土木学キャリアアップ演習
のうぎょうどぼくがくきゃりああっぷえんしゅう
Career up Exercise for Irrigation, Drainage and Rural Engineering
単位数 2 単位
ナンバリングコード
BIOR-Envi-3342-002
開放科目 非開放科目    
開講学期

その他(学習要項・履修要項等を参照してください)

開講時間 木曜日 5, 6時限
開講場所

担当教員 成岡市・岡島賢治 (生物資源学部共生環境学科)
非常勤講師(農林水産省、国土交通省、東海3県庁、東海3土連、民間建設系企業ほか)

NARIOKA Hajime、OKAJIMA Kenji

実務経験のある教員 担当教員(分担)成岡市のソフテックス株式会社(特殊精密機器である軟X線発生装置製造販売)設計製造部の勤務経験[機器設計]による授業展開がある。加えて技術分野の実践的内容に関する授業を経験豊富な非常勤講師(学外の経験者、技術士含む)により行う。

SDGsの目標

学修の目的と方法

授業の概要 当科目は「実践農業土木学」の応用編として位置づけている。農業土木学教育プログラム(コース)において必要な農業土木系技術の実践的内容を材料として授業を行う。農業農村地域に発生する問題・課題・解決策がどのような経緯・手法で実施されたかを解説する。これらの話題をもとにして、受講生の斬新なアイデアを引き出し、「問題解決法を考えること」を期待する。 そのための手段として、「地域の自然環境と人間活動の共生」に着目し、自然環境を維持しながら人間活動を発展させていくために必要な知識・技術や能力を得て生かすためのトレーニングを行う。
学修の目的 農業農村地域に発生する問題・課題・解決策がどのような経緯・手法で実施されたかを理解する。
学修の到達目標 幅広い教養と国際性を持ち、技術者倫理を身につける。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○ JABEE 関連項目
農業土木プログラム-JABEE学習・教育目標との対応:(B),(D),(E),(F),(H).
○幅広い教養と倫理観、国際感覚を身につけ、豊かな人間性を有している。
 生命、環境、食料、健康等に関する生物資源学の基本的な知識と技術、経験を有している。
○科学的で論理的な思考を展開することができ、計画的に問題の解決に取り組むことができる。
○豊かなコミュニケーション能力を持ち、他者と協力して行動することができる。
○社会の変化に柔軟かつ自律的に対応し、発展的に生きていくことができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  • ○リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

本学教育目標のいずれとも関連性が大きい

成績評価方法と基準 レポート(100%)
授業の方法 講義 演習

授業の特徴

PBL

特色ある教育

プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業
インターンシップ
地域理解・地域交流の要素を加えた授業
キャリア教育の要素を加えた授業
その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業改善の工夫 毎回、シャトルカードによる逐次授業改善を行う。
教科書 とくに指定しない(資料がある場合授業中に配布)
参考書
オフィスアワー 授業開始時に担当教員から指定する。
受講要件 特別な要件は必要としない。
予め履修が望ましい科目 実践農業土木学、技術者倫理などの科目を前提として、授業単元の全体イメージを把握しておくこと(計60時間=4時間×15回)。
発展科目 卒業研究などの科目を展望して、授業単元の整理をしておくこと(計60時間=4時間×15回)。
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 問題解決型、農業土木系技術、実践的内容、第一線現場、公共事業の実際、地域保全に関する実際、国際的事業の展開、応用的研究、専門的研究
Key Word(s) problem-solving, agricultural engineering technology, practical content, front-line field, public works, conservation area, international development, applied research, professional studies
学修内容 農林水産省事業現場、国土交通省事業現場、民間企業事業現場等についての説明を聞き、可能であれば見学を行う。その他、教員から説明して紹介される現地見学会あるいは研究集会等への参加、学外者(非常勤講師等)による実務的な内容についての講義を聴講した後、技術者倫理についてのレポート作成などを行う。

<令和元年度の実施例 オムニバス形式>
01 授業計画、講師陣紹介、国家公務員面接の記録、人物調査書の内容など
02 「産学官連携協力」の重要性について
03 骨材資源開発とコンクリートブロックの現状と今後
04 農業農村事業にかかわる民間企業の役割分担・仕事内容
05 「公務員」のあり方、地域の建設系企業のあり方
06 農政局の役割、国家公務員採用試験に向けた準備
07 水資源機構が支える日本の巨大インフラ、ものづくりの最前線(スーパーゼネコンの内と外)
08 農業農村整備事業における土地改良事業団体連合会の役割、静岡県の農業農村整備の取組と実施事例
09 愛知で働こうー愛知の魅力ー
10 農業農村整備にかかる行政と農業土木技術者の役割、奈良県の農業農村整備や県職員の仕事について
11 ものづくりの最前線(スーパーゼネコンの内と外)
12 農業農村整備事業における土地改良事業団体連合会の役割
13 京都府の農業農村の人々を支える施策づくりと実行力、和歌山県の農業農村整備
14 農業農村整備における産官学の役割分担、大震災の復旧・復興に直面したこと
15 国土交通省の仕事はこれだ!、「県土整備」の仕事はこれだ!

詳細については、授業初回で説明する
事前・事後学修の内容 各回ごとの授業ノートをしっかり作り、それにより予習・復習を行うこと。
次の取り組みを毎回行う.学習内容について,分からないキーワードを事前に調べる(2時間×15回),ノートに記録した内容の理解できない項目をインターネットなどで調べ,他人に説明できるまで理解してくる(2時間×15回)

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