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科目の基本情報

開講年度 2020 年度
開講区分 生物資源学部
受講対象学生 共生環境学科・全教育コース
学部(学士課程) : 2年次
選択・必修 選択
選択推奨科目(地球コース、土木コース)
授業科目名 水環境工学
みずかんきょうこうがく
Engineering of sewerage treatment
単位数 2 単位
ナンバリングコード
BIOR-Envi-3341-001
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 火曜日 3, 4時限
開講場所

担当教員 近藤 雅秋(生物資源学部共生環境学科)

KONDO, Masaaki

SDGsの目標

学修の目的と方法

授業の概要 水質やモデルに関する基礎的事項を幅広く理解することを目標とする。
学修の目的 栄養塩の循環システム、富栄養化の発生システム、公害を含む水質関係の歴史的経緯や水質現状、ならびに水質解析モデルの作成と解法について知り、理解できるようになることを目的とする。
学修の到達目標 水質に関する専門用語をはじめとして広く基礎的事項を理解し、近年の諸状況を理解する。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○ JABEE 関連項目
農業土木学プログラム-JABEE学習・教育目標との対応:(D).
 幅広い教養と倫理観、国際感覚を身につけ、豊かな人間性を有している。
○生命、環境、食料、健康等に関する生物資源学の基本的な知識と技術、経験を有している。
○科学的で論理的な思考を展開することができ、計画的に問題の解決に取り組むことができる。
 豊かなコミュニケーション能力を持ち、他者と協力して行動することができる。
 社会の変化に柔軟かつ自律的に対応し、発展的に生きていくことができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  • ○心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 レポート(20%)、定期試験(80%)で評価し、これらの合計点の60%以上を合格とする。
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

Moodleを活用する授業

英語を用いた教育

授業改善の工夫 資料配布やpowerpointなど説明の可視化に工夫して理解の促進に努める。理解確認のためにレポート提出が必要となる。Moodleでは、授業で配布したプリントのほかにも、授業関連のインターネットサイトを紹介したり、追加の参考資料の配布している。
教科書 教科書:プリントを配布します。講義中に示す
参考書 参考書:武田:水と水質環境の基礎知識(オーム社)、有田:水圏の環境:(東京電機大学出版局)、有田ら:生物圏の環境(東京電機大学出版局)、宇野渡部:環境生態工学(コロナ社)など
オフィスアワー 12:00~13:00、321室
受講要件 特になし
予め履修が望ましい科目 応用水文学
発展科目 卒業研究、貯水構造学、水計画学
その他 教員免許・各種資格取得に関連した科目 (注 : 必ず入学年度の学修(習)要項で確認してください)
環境教育に関連した科目

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 水質、作物との関係、河川、湖沼、富栄養化、農地林地、水質調査測定、農業用水、自然、家畜、解析
Key Word(s) water quality, relationship between w.q. and crop, rivers, lakes and reservoirs, eutrophication, farmland and forestland, water survey, water for agriculture, nature, livestock, analysis
学修内容  1.ガイダンス:講義概要、アンケート、水域分類、レポート課題
 2.水質の法令と現状:歴史的経緯(環境基本法、水質汚濁防止法、湖沼水質保全特措法など)、水質基準(農業用水基準、水稲条件など)、現状(基準達成率、県内例など)
 3.関連法令:環境基本法、環境影響評価法、生物多様性基本法、種の保存法、外来生物法、生物多様性条約
 4.水域の汚濁:汚濁の発生(用水排水、点源面源、原単位、発生排出流達)、汚染汚濁の名称と成分、有機態・無機態、懸濁態・溶存態
 5.水質指標:溶存酸素、窒素、BODの関連事象、測定方法
 6.数学や計算の基礎
 7.入出力モデル(1):用語、基礎式と解
 8.Vollenweiderモデル:栄養状態判定、リン濃度予測式、他濃度推定
 9.入出力モデル(2):基礎式と解、エクセル求解
10.水質生態系モデル:低次段階、パターン、簡易例の解析
11.入出力モデル(3):用語、基礎式と解
12.流水と反応のモデル:点原負荷、基礎式と解
13.Streeter-Phelpsモデル:古典式、修正式
14.瀬戸内海モデル:基礎式、諸解法
15.定期試験
16.返却解説、総括、アンケート
事前・事後学修の内容 (予習)教科書参考書などで関連内容を熟読しておく。各回2時間。
(復習)配布プリントの内容を熟読し、参考図書などを利用し、理解しやすいように整理する。演習問題を解き、レポート課題にも取り組む。これらにノートを活用する。各回2時間。

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