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科目の基本情報

開講年度 2020 年度
開講区分 生物資源学部
受講対象学生 共生環境学科・全教育コース
学部(学士課程) : 3年次
選択・必修 選択
選択推奨科目(地球コース、土木コース)
授業科目名 土壌圏物質移動論
どじょうけんぶっしついどうろん
Flow and Transport in Soils
単位数 2 単位
ナンバリングコード
BIOR-Envi-3141-007
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 木曜日 3, 4時限
開講場所

担当教員 ○取出 伸夫(共生環境学科)

TORIDE Nobuo

実務経験のある教員 アメリカ農務省 U.S.Salinity Laboratory時代に開発に従事し,その後も研究開発に協力している土中の水分・溶質移動予測プログラムHYDRUSを用いた実習を行う.

SDGsの目標

学修の目的と方法

授業の概要 土中の水分・溶質移動について,汎用プログラムHYDRUSを用いてシミュレーションを行い,不飽和土中の物質移動の理解を深める.また,課題を発表することにより,プレゼンテーションの技術を身につける.
学修の目的 土壌圏の物質循環にかかわる不飽和土中の水分移動について,水分の浸潤,蒸発,排水過程に焦点を当てた演習を行い,土の水分保持特性と不飽和透水係数の物理的な意味を学ぶ.。
学修の到達目標 水分の浸潤,蒸発,排水過程について,土の種類,初期,境界条件の違いを具体的な計算結果を通して理解する.乾いた砂ほど水を通しにくいことを学ぶ.水分・溶質移動の汎用プログラムを利用できる技術を身につける。課題を取りまとめて発表する力をつける。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○ JABEE 関連項目
 幅広い教養と倫理観、国際感覚を身につけ、豊かな人間性を有している。
○生命、環境、食料、健康等に関する生物資源学の基本的な知識と技術、経験を有している。
○科学的で論理的な思考を展開することができ、計画的に問題の解決に取り組むことができる。
 豊かなコミュニケーション能力を持ち、他者と協力して行動することができる。
 社会の変化に柔軟かつ自律的に対応し、発展的に生きていくことができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 適宜与える課題の提出・発表(100%)
授業の方法 講義 演習

授業の特徴

PBL

特色ある教育

プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業

英語を用いた教育

授業改善の工夫 レポートにより学生の理解度を確認し,また授業に対する要望等を書いてもらうことにより,適宜,授業改善を行う.
教科書 土壌物理学~土中の水・熱・ガス・化学物質移動の基礎と応用 (ウィリアム・ジュリー+ロバート・ホートン 著 取出伸夫 監訳) 築地書館
参考書 環境土壌物理学 I土と水の物理学, II耕地の土壌物理, III環境問題への土壌物理学の応用(ヒレル著,農林統計協会)
オフィスアワー 随時受け付け.部屋番号574
受講要件 不飽和水分移動の基礎的知識を持っていること
予め履修が望ましい科目 土壌圏物理学,土壌圏循環学,土壌学,環境土壌学実験
発展科目
その他 教員免許・各種資格取得に関連した科目 (注 : 必ず入学年度の学修(習)要項で確認してください)
高等学校教諭一種免許状(理科)地学

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 土中の水分・溶質移動,浸潤,蒸発,排水,シミュレーション
Key Word(s) Soil, Water flow, Infiltration, Evaporation, Solute transport, Simulation
学修内容 第1-3回 土中の水分・溶質移動汎用予測プログラムHYDRUSの利用方法
第4-6回 土中への水の浸潤
第7回 成層土の浸潤
第8-10回 土からの水分蒸発
第11-12回 植物による水分吸収
第13-15回 土中の溶質移動

毎回,与えられた課題についてシミュレーションを行い,結果と考察を取りまとめて発表する.
事前・事後学修の内容 土中の水分・溶質移動シミュレーションについて,講義で学んだことをもとに数値実験を行い,物理的な考察を行う.そして,10分程度の発表を準備する.

第1回 事後学修 4時間
第2回 事後学修 4時間
第3回 事後学修 4時間
第4回 事後学修 4時間
第5回 事後学修 4時間
第6回 事後学修 4時間
第7回 事後学修 4時間
第8回 事後学修 4時間
第9回 事後学修 4時間
第10回 事後学修 4時間
第11回 事後学修 4時間
第12回 事後学修 4時間
第13回 事後学修 4時間
第14回 事後学修 4時間
第15回 事後学修 4時間

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