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科目の基本情報

開講年度 2020 年度
開講区分 生物資源学部
受講対象学生 共生環境学科・地球環境学教育コース
学部(学士課程) : 3年次
本科目は,「確率統計学」の後継科目である.
ただし,2019年度の3年生は「確率統計学」を履修済みなので,本科目は受講しなくて良い.2019年度の2年生は,(本科目が3年生科目に変わるので)2020年度に受講することになる.つまり,2019年度は開講しない.2019年度の3年生以上で単位未取得の学生は,2020年度に受講するよう.卒業の都合で2019年度にどうしても受講したい場
選択・必修 必修
教育コース必修
授業科目名 確率統計解析
かくりつとうけいかいせき
probability and statistics
単位数 2 単位
ナンバリングコード
BIOR-Envi-2131-001
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間
開講場所

担当教員 葛葉 泰久(生物資源学研究科)

KUZUHA, Yasuhisa

実務経験のある教員 葛葉泰久 現文部科学省の研究所で研究員として勤務していた.そこで,確率統計学に関わる研究業務を行っていた.

SDGsの目標

学修の目的と方法

授業の概要 理工系の研究では確率統計学的な手法を用いることが多い.将来卒業研究を行う際に必要な知識を身につける.
学修の目的 正規分布,t分布,カイ二乗分布について理解すること.
学修の到達目標 統計的な推定と検定ができるようになる.
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○ JABEE 関連項目
無関係
 幅広い教養と倫理観、国際感覚を身につけ、豊かな人間性を有している。
 生命、環境、食料、健康等に関する生物資源学の基本的な知識と技術、経験を有している。
○科学的で論理的な思考を展開することができ、計画的に問題の解決に取り組むことができる。
 豊かなコミュニケーション能力を持ち、他者と協力して行動することができる。
 社会の変化に柔軟かつ自律的に対応し、発展的に生きていくことができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 中間試験 50%
期末試験 50%
合計で60%取れれば合格
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

Moodleを活用する授業

英語を用いた教育

授業改善の工夫 授業アンケートの結果等をもとに授業改善を行う.
教科書 統計学入門:ISBN-13: 978-4130420655
はじめての統計学:ISBN-13: 978-4532130749
初回から教科書を持ってこないと授業について行けないので注意.
参考書
オフィスアワー 特に定めない.あらかじめメールでアポイントメントを取ってくれれば,随時対応する.
受講要件
予め履修が望ましい科目 数学基礎
発展科目 地球環境学コースの科目すべて
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 確率密度関数,正規分布,t分布,推定,検定
Key Word(s) Probability density function, Gauss distribution, t-distribution, statistical estimation, statistical test
学修内容 1.1次元のデータ処理
2.2次元のデータ処理
3.確率
4.確率変数
5.確率分布
6.大数の法則と中心極限定理(1)
7.大数の法則と中心極限定理(2)
8.標本分布
9.正規分布(1)
10.正規分布(2)
11.中間試験
12.推定(1)
13.推定(2)
14.仮説検定(1)
15.仮説検定(2)
16.期末試験
事前・事後学修の内容 大学設置基準第21条の2の以下の記述がある.

「前項の単位数を定めるに当たつては、一単位の授業科目を四十五時間の学修を必要とする内容をもつ
て構成することを標準とし、授業の方法に応じ、当該授業による教育効果、授業時間外に必要な学修等
を考慮して、次の基準により単位数を計算するものとする。
一 講義及び演習については、十五時間から三十時間までの範囲で大学が定める時間の授業をもつて一単
位とする。 (以下略)」

これに鑑み,特に「標準とする」という部分を考慮し,下記の事前・事後学習を「標準として」課す.ただし,これは「標準」であり,「標準となる者が4時間で完成させると想定する課題」を,「もっと優秀な者」が「1時間で完成させた場合」,あと3時間時間を使えという意味でない.費やすのは1時間で良い.逆に,「標準となる者が4時間費やす」と想定した課題を,「8時間かかって完成させる場合」もあることは織り込み済みである.以上,本省担当部局に確認済み.

1.1次元のデータ処理:左記の内容に相当する部分を2冊の教科書から探し,授業前と授業後に「東大統計学教室の」教科書を読み,「鳥居の」教科書の当該部分演習をやる.授業後に同じことをやる.標準者で4時間かかるはず.標準者でない者がそれより長く時間を使おうが,短く使おうが,それは個々の事情に任せる.

2.2次元のデータ処理:左記の内容に相当する部分を2冊の教科書から探し,授業前と授業後に「東大統計学教室の」教科書を読み,「鳥居の」教科書の当該部分演習をやる.授業後に同じことをやる.標準者で4時間かかるはず.標準者でない者がそれより長く時間を使おうが,短く使おうが,それは個々の事情に任せる.

3.確率:左記の内容に相当する部分を2冊の教科書から探し,授業前と授業後に「東大統計学教室の」教科書を読み,「鳥居の」教科書の当該部分演習をやる.授業後に同じことをやる.標準者で4時間かかるはず.標準者でない者がそれより長く時間を使おうが,短く使おうが,それは個々の事情に任せる.

4.確率変数:左記の内容に相当する部分を2冊の教科書から探し,授業前と授業後に「東大統計学教室の」教科書を読み,「鳥居の」教科書の当該部分演習をやる.授業後に同じことをやる.標準者で4時間かかるはず.標準者でない者がそれより長く時間を使おうが,短く使おうが,それは個々の事情に任せる.

5.確率分布:左記の内容に相当する部分を2冊の教科書から探し,授業前と授業後に「東大統計学教室の」教科書を読み,「鳥居の」教科書の当該部分演習をやる.授業後に同じことをやる.標準者で4時間かかるはず.標準者でない者がそれより長く時間を使おうが,短く使おうが,それは個々の事情に任せる.

6.大数の法則と中心極限定理(1):左記の内容に相当する部分を2冊の教科書から探し,授業前と授業後に「東大統計学教室の」教科書を読み,「鳥居の」教科書の当該部分演習をやる.授業後に同じことをやる.標準者で4時間かかるはず.標準者でない者がそれより長く時間を使おうが,短く使おうが,それは個々の事情に任せる.

7.大数の法則と中心極限定理(2):左記の内容に相当する部分を2冊の教科書から探し,授業前と授業後に「東大統計学教室の」教科書を読み,「鳥居の」教科書の当該部分演習をやる.授業後に同じことをやる.標準者で4時間かかるはず.標準者でない者がそれより長く時間を使おうが,短く使おうが,それは個々の事情に任せる.

8.標本分布:左記の内容に相当する部分を2冊の教科書から探し,授業前と授業後に「東大統計学教室の」教科書を読み,「鳥居の」教科書の当該部分演習をやる.授業後に同じことをやる.標準者で4時間かかるはず.標準者でない者がそれより長く時間を使おうが,短く使おうが,それは個々の事情に任せる.

9.正規分布(1):左記の内容に相当する部分を2冊の教科書から探し,授業前と授業後に「東大統計学教室の」教科書を読み,「鳥居の」教科書の当該部分演習をやる.授業後に同じことをやる.標準者で4時間かかるはず.標準者でない者がそれより長く時間を使おうが,短く使おうが,それは個々の事情に任せる.

10.正規分布(2):左記の内容に相当する部分を2冊の教科書から探し,授業前と授業後に「東大統計学教室の」教科書を読み,「鳥居の」教科書の当該部分演習をやる.授業後に同じことをやる.標準者で4時間かかるはず.標準者でない者がそれより長く時間を使おうが,短く使おうが,それは個々の事情に任せる.

11.中間試験:試験勉強と試験後の復習をあわせて,4時間やる.標準者で4時間かかると想定するが,標準者でない者がそれより長く時間を使おうが,短く使おうが,それは個々の事情に任せる.

12.推定(1):左記の内容に相当する部分を2冊の教科書から探し,授業前と授業後に「東大統計学教室の」教科書を読み,「鳥居の」教科書の当該部分演習をやる.授業後に同じことをやる.標準者で4時間かかるはず.標準者でない者がそれより長く時間を使おうが,短く使おうが,それは個々の事情に任せる.

13.推定(2):左記の内容に相当する部分を2冊の教科書から探し,授業前と授業後に「東大統計学教室の」教科書を読み,「鳥居の」教科書の当該部分演習をやる.授業後に同じことをやる.標準者で4時間かかるはず.標準者でない者がそれより長く時間を使おうが,短く使おうが,それは個々の事情に任せる.

14.仮説検定(1):左記の内容に相当する部分を2冊の教科書から探し,授業前と授業後に「東大統計学教室の」教科書を読み,「鳥居の」教科書の当該部分演習をやる.授業後に同じことをやる.標準者で4時間かかるはず.標準者でない者がそれより長く時間を使おうが,短く使おうが,それは個々の事情に任せる.

15.仮説検定(2):左記の内容に相当する部分を2冊の教科書から探し,授業前と授業後に「東大統計学教室の」教科書を読み,「鳥居の」教科書の当該部分演習をやる.授業後に同じことをやる.標準者で4時間かかるはず.標準者でない者がそれより長く時間を使おうが,短く使おうが,それは個々の事情に任せる.

16.期末試験:90時間という設置基準の精神に鑑み,16回目に(課題的意味を有する)予復習は生じ得ない.合格したい者が好きなだけ学習すればよい.

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