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開講年度 | 2020 年度 | |
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開講区分 | 教育学部・学校教育に関する専門科目(A類) | |
科目名 | 教育心理学研究法 | |
きょういくしんりがくけんきゅうほう | ||
Research Methods in Educational Psychology | ||
受講対象学生 |
教育学部, A 類 学部(学士課程) : 2年次 68期以降 期生 |
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卒業要件の種別 | 選択必修 |
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授業科目名 | 心理学研究法 | |
しんりがくけんきゅうほう | ||
Research Method of Psychological | ||
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | educ-scho-PSYC1731-001
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開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
前期 |
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開講時間 |
金曜日 3, 4時限 |
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開講場所 | ||
担当教員 | 中西良文(教育学部学校教育講座) | |
NAKANISHI Yoshifumi | ||
SDGsの目標 |
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授業の概要 | この授業では,心理統計学を中心に据えて,心理学の研究法について学ぶことを大きなテーマとして進めていきたいと考えています。 統計という「数学」を扱った授業は,苦手意識を感じる人も多いかもしれませんが,できるかぎり「ああ,このために高校まで数学を勉強してきたのか」と思えるような授業にしたいと考えています。 そのためのポイントとして考えているのが,「発見」ということです。心理統計学について学ぶという際にも,単に知識を伝達するのではなく,できるだけみなさんに「発見」をしていただく中で学んでいければと思っています(「発見学習」)。 なお,学習を進める上では,グループの活動を中心として,進めていきたいと考えています。 この授業は3コマ目の心理データ解析(松浦先生ご担当)と連動して進めていきますので、両者を一緒に受講されることを「強く」お勧めします。 |
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学修の目的 | 心理学研究の中で用いられている統計的手法がどのようなものか,そこで示されている結果はどういった意味を持つのかについて理解することを通し,心理学研究の方法について包括的に理解する そして,自らがデータ収集・データ分析・結果の記載を行うときの適切な方法を理解する (心理統計の授業を通して数学の有用性・面白さに気づく) |
学修の到達目標 | まずは,心理統計学の理解と活用ができることや,調査法によるデータ収集とその分析ができること,分析結果をまとめられること,そして「(統計的手法を用いないものも含め)心理学的に研究できること」が,学生のみなさんにみにつけていただきたいところです。 しかし,理想的には,それを越えて「数学について学ぶ意義・面白さ」について語れるようになっていただきたいと思います。近年,よくいわれているとおり,子どもの「数学嫌い」が取り上げられます。こういった子どもを目の前にしたときに,「なぜ数学を学ばないといけないのか」についてきちんと語れるかどうかが重要になってきます。しかし,教師自身がそれを感じられないと語ることができません。ぜひ,「数学について学ぶ意義・面白さ」を見つけていただければと思います。 |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | グループでのレポートと小テスト,出席によって評価を行います。 |
授業の方法 | 講義 実習 |
授業の特徴 |
問題提示型PBL(事例シナリオ活用含) グループ学習の要素を加えた授業 Moodleを活用する授業 その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど) |
授業改善の工夫 | 三重大学 Moodleを使います。 |
教科書 | よくわかる心理統計 山田剛史・村井潤一郎著 ミネルヴァ書房 |
参考書 | 心理統計学の基礎 南風腹朝和 有斐閣 |
オフィスアワー | 金曜日9:00~10:30 |
受講要件 | 「やってみようかな」という気持ちがあること |
予め履修が望ましい科目 | 心理学A・F,PBL心理学,コミュニケーション実習 |
発展科目 | 心理学にかかわる専門科目,行動科学基礎実験 |
その他 |
MoodleのコースURL |
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キーワード | 心理統計学・調査法・データ分析・(心理学)研究のまとめ方 論理的思考・教育心理学 |
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Key Word(s) | Psychometrics, Statistical analysis, Psychological measurement |
学修内容 | 1.イントロダクション:授業概要の説明,グループ分け 2.心理学の研究に触れる(「心理学研究を行う」とは?,様々な研究法,データ解析はなぜ必要なのか?) 3.データとは?(様々なデータの特徴) - 質問紙作成(1) 4.データを分析するとは?(自己流で分析してみる) - 質問紙作成(2) 5.データの代表値 - 質問紙作成(3) 6.質問紙調査の構想発表と調査の留意点 7.そう!簡単「相関」(1) - 質問紙作成(4):完成 8.そう!簡単「相関」(2) - データ入力 9.Excel・SPSSによる簡単データ解析 10.検定の考え方とt検定 - データ解析(1) 11.隅々まで効くデータ解析に分散分析 - データ解析(2) 12,大変な多変量解析(重回帰分析・因子分析) 13.心理学研究のまとめかた - データ解析(3) 14.レポート作成および発表準備 15.最終発表 |
事前・事後学修の内容 | 授業では,実際に質問紙調査を行い,データ分析を行う。そのため,質問紙調査の作成,実施,データ分析,分析のまとめについて,授業外でも時間を割いて行う必要がでてきます。この活動は,グループで行うため,「良好なグループ活動」を,意識しながら進めてください。 |