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開講年度 | 2020 年度 | |
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開講区分 | 教育学研究科(教職大学院)教職実践高度化専攻・共通科目 | |
受講対象学生 |
大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 1年次 |
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選択・必修 | 必修 |
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授業科目名 | カリキュラム開発の理論と方法 | |
かりきゅらむかいはつのりろんとほうほう | ||
Theory and Method of Curriculum Development | ||
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | ED-EDUC-5
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開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
後期後半 |
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開講時間 |
木曜日 1, 2, 3, 4時限 |
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開講場所 | ||
担当教員 | 園部 友里恵(教育学研究科), 栢森 和重(教育学研究科), 三浦 洋子(教育学研究科) | |
SONOBE, Yurie KAYAMORI, Kazushige MIURA, Yoko |
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実務経験のある教員 | 栢森…中学校教諭等16年、市・県教育委員会指導主事等10年、小中学校教頭6年。現代は教育課程の時代とも言われる。学習指導要領の改訂によって、教育課程の改革がなされる度に学校では学習指導要領が読み深められ、子どもたちにつけるべき必要な力は何かをにらみながら実践を重ねてきた。学校で直接的に指導し、教育委員会事務局指導主事等として、そして、学校の管理職として教育課程やカリキュラムと向かい合ってきたことを踏まえつつ、カリキュラム・マネジメントについても触れたい。 三浦…中学校において研修主任として自校のグランドデザイン作成に取り組み、特色ある教育活動の展開に努めるとともにカリキュラム・マネジメントの充実に向けて、指導方法やカリキュラムの改善を図る研修会の在り方を模索した。また、小学校教頭として地域の特性を生かした教育活動を実現させるために、教育環境の整備と地域ボランティア等校外のリソース活用を進めた。 |
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SDGsの目標 |
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授業の概要 | この授業では、これから1年間学びをともにする子どもたちに対して初めて行う「年度初めの第1回目の授業」のことを「授業びらき」と呼び、「授業びらき」に含まれるカリキュラムをめぐる課題について扱います。前半では、中央教育審議会答申および新学習指導要領の検討等を通して、近年のカリキュラムをめぐる動向を整理・検討していきます。後半は、以上を踏まえ、「授業びらき」のこれまでの省察とデザイン・実施を通して、学校現場におけるカリキュラムのあり方について検討していきます。 |
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学修の目的 | ○学校経営力開発コース院生 ・カリキュラム開発の理論、および他校種・他教科の教員・実践コース院生の経験や考え方に触れながら、様々な観点から自らのカリキュラムをめぐる実践を捉え直す。 ・教育実践力開発コース院生が以下の目的を達成できるようにするための支援方法を実践的に検討する。 ○教育実践力開発コース院生 ・大学院修了後、教壇に立ったとき、1年間の見通しをもって授業を行える力を身につける。 |
学修の到達目標 | ○学校経営力開発コース院生 ・学校現場における「カリキュラム」をめぐる多様な実務内容について、他校種・他教科の状況も含め理解を深める。 ・「若手教員育成」の視点から、学校現場における「カリキュラム」の状況を捉え直し、効果的な支援方法を検討する。 ○教育実践力開発コース院生 ・学校現場における「カリキュラム」をめぐる多様な実務内容について理解を深める。 ・以上を踏まえたうえで自らの授業をデザインできるようになる。 |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | 平常点(授業内課題への参加および授業後の振り返りコメントのmoodle投稿)40% 授業内課題(模擬授業を含む)の実施40% 最終レポート20% |
授業の方法 | 演習 |
授業の特徴 |
問題提示型PBL(事例シナリオ活用含) 問題自己設定型PBL プロジェクト型PBL プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業 グループ学習の要素を加えた授業 Moodleを活用する授業 地域理解・地域交流の要素を加えた授業 キャリア教育の要素を加えた授業 その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど) |
授業改善の工夫 | |
教科書 | |
参考書 | 脇本健弘・町支大祐(監修:中原淳)(2015)『教師の学びを科学する:データから見える若手の育成と熟達のモデル』北大路書房 渡辺貴裕(2019)『授業づくりの考え方:小学校の模擬授業とリフレクションで学ぶ』くろしお出版 |
オフィスアワー | 適宜設定しますので、園部までメールをください。 |
受講要件 | |
予め履修が望ましい科目 | |
発展科目 | 地域の特性を生かした学校カリキュラムデザイン論(2年次・選択) |
その他 |
MoodleのコースURL |
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キーワード | |
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Key Word(s) | |
学修内容 | 第1・2回:中教審答申・新学習指導要領の検討① 第3・4回:中教審答申・新学習指導要領の検討② 第5・6回:学校経営力開発コース院生の「授業びらき」に学ぶ① 第7・8回:学校経営力開発コース院生の「授業びらき」に学ぶ② 第9・10回:学校経営力開発コース院生の「授業びらき」の背景にあるもの 教育実践力開発コース院生のカリキュラム観の形成とその支援① 第11・12回:教育実践力開発コース院生のカリキュラム観の形成とその支援② 第13・14回:教育実践力開発コース院生の「授業びらき」実施と「1年間の流れ」発表 第15回:振り返りとまとめ |
事前・事後学修の内容 | ・毎回の授業後、振り返りコメントをmoodleに投稿すること。 ・模擬授業の実施など、実践的な課題が複数あるため、その準備を進めること。 |