三重大学ウェブシラバス


シラバス表示

 シラバスの詳細な内容を表示します。

→ 閉じる(シラバスの一覧にもどる)

科目の基本情報

開講年度 2020 年度
開講区分 教養教育・教養統合科目・現代科学理解
受講対象学生 学部(学士課程) : 1年次, 2年次, 3年次, 4年次, 5年次, 6年次
授業科目名 物理学
ぶつりがく
Physics
授業テーマ エネルギーと暮らし
単位数 2 単位
ナンバリングコード
libr-comp-PHYS1311-001
開放科目 非開放科目    
分野 自然 (2014年度(平成26年度)以前入学生対象)
開講学期

前期

開講時間 金曜日 3, 4時限
開講場所

担当教員 鬼頭 孝治(教養教育院)

KITO Koji

実務経験のある教員 【教員名】鬼頭孝治
【実務経験】インドネシアにおける現地の調査研究およびNEDOプロジェクト等の木質バイオマス利用の評価委員として実務に従事
【講義内容との関連性】
 実務経験より得た知識,技術等を活かして,エネルギー関連の実態を例示し,実務的な指導を行う。

SDGsの目標

学修の目的と方法

授業の概要 エネルギーは現代人の暮らしに欠かせないが,東日本大震災やそれが基で起きた福島第一原発事故は,エネルギー問題を自身のこととして考えさせる大きなきっかけを与えた。これまでも環境問題やエネルギー資源の枯渇を背景に,新エネルギーの開発が進められていたが,化石エネルギーの代替となる画期的なエネルギーの開発には至っていない。このような状況の中で,本授業は,教科書を用いて進めながら,世間にあふれるエネルギーの情報から,その特徴を多面的に見ながら正しく理解していくことを目指す。
学修の目的 現代社会におけるエネルギー問題の解説と議論を通して,技術的な課題,制度的な課題,経済的な課題などを理解し,自身の考えを確立できるようにする。
学修の到達目標 1)エネルギーを考えるための視点を理解できる。2)エネルギーの発展と歴史と地理について理解できる。3)エネルギー供給源ごとの課題と将来性を理解できる。4)エネルギーの最適な組合せの考え方を理解できる。5)エネルギーの需要,省エネを理解できる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 平常点10%,レポート20%,期末テスト70%,計100%(合計60%以上で合格)。欠席4回以上およびレポート不提出で不合格とする。
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

英語を用いた教育

授業改善の工夫 毎時間最後に提出された授業アンケートにより,理解度をチェックし,その結果によって次週にフォロー,授業改善を行う。
教科書 堀史郎,黒沢厚志[著],ニュースが面白くなる エネルギーの読み方,共立出版。 生協等で購入し,第1回目の授業に持参すること。
参考書 なし
オフィスアワー 毎週水曜日12:00-13:00生物資源学校舎4階412号室
受講要件 なし
予め履修が望ましい科目 なし
発展科目 なし
その他 エネルギー事情に関心を持ち,TV,新聞等で世の中の動向の把握に努めること。

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード エネルギーシステム,安定供給,エネルギーコスト,化石燃料,原子力,再生可能エネルギー
Key Word(s) energy system, stable supply, energy cost, fossil fuel, atomic power, renewable energy
学修内容 第1回:ガイダンス
第2回:エネルギーを見る目を養う
第3回:エネルギーの考え方(1),レポート提出
第4回:エネルギーの考え方(2)
第5回:日本のエネルギー供給体制(1),レポート提出
第6回:日本のエネルギー供給体制(2)
第7回:石油,石炭,天然ガス(1)
第8回:石油,石炭,天然ガス(2)
第9回:石油,石炭,天然ガス(3)
第10回:原子力(1),レポート提出
第11回:原子力(2)
第12回:再生可能エネルギー(1),レポート提出
第13回:再生可能エネルギー(2)
第14回:再生可能エネルギー(3)
第15回:エネルギーのベストミックス,レポート提出
第16回:期末テスト
事前・事後学修の内容 できるだけ教科書に目を通し,事前に予習をすること。また教科書の章末問題を通して復習し,レポートとして提出すること。

Copyright (c) Mie University