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科目の基本情報

開講年度 2020 年度
開講区分 生物資源学部
受講対象学生 海洋生物資源学科・海洋生物資源学教育コース
学部(学士課程) : 3年次
選択・必修 選択必修
教育コース選択必修:水圏増殖学プログラム指定科目
選択科目:海洋生産学プログラム指定科目
授業科目名 水圏環境生物学
すいけんかんきょうせいぶつがく
Coastal Environmental Biology
単位数 2 単位
ナンバリングコード
BIOR-Mari-2531-007
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期集中

掲示により知らせます

開講時間
集中講義(外部講師)
開講場所

担当教員 浜口 昌巳(国立研究開発法人 水産研究・教育機構 瀬戸内海区水産研究所 生産環境部 干潟生産グル-プ)

Masami HAMAGUCHI

実務経験のある教員 【教員名】 浜口 昌巳
【実務経験】行政関係研究機関や高等教育機関で沿岸生態系保全のための調査研究、教育業務に従事
【講義内容との関連性】
担当する「水圏環境生物学」では沿岸生態系の保全や水産業の利活用について講義することになっている。水産庁の研究所にて30年間、広島大学で10年間沿岸生態系保全や水産業振興に関わる調査研究および教育業務に従事してきた。これらの実務経験より得た知識,技術等を活かして,基本的な知識だけでなく,実例を示して水圏環境と生物の関わりについて実務的な指導を行う。

SDGsの目標

学修の目的と方法

授業の概要 沿岸域を中心とした水圏環境の時空間的な特徴と生物生産との関係について基礎的な知識を解説する。
学修の目的 水圏環境の変動や生態系の構造と海洋資源生物の年級群水準決定機構との関係について、過去から最新の理論までを紹介し変動する生物資源を安定的に管理するための資源管理方策や栽培漁業について講述する。さらに、沿岸域の生物生産に対する陸域の影響、および海岸の人為的改変の影響についてもとりあげる。
学修の到達目標 環境と生物生産について、沿岸域から陸域に至るまで、その時空間変動や相互の影響について理解する。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○ JABEE 関連項目
H25、26 年度入学生にはこの項目は適用しない
(ただしH26年度3年次編入者には適用)
 幅広い教養と倫理観、国際感覚を身につけ、豊かな人間性を有している。
 生命、環境、食料、健康等に関する生物資源学の基本的な知識と技術、経験を有している。
 科学的で論理的な思考を展開することができ、計画的に問題の解決に取り組むことができる。
 豊かなコミュニケーション能力を持ち、他者と協力して行動することができる。
 社会の変化に柔軟かつ自律的に対応し、発展的に生きていくことができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 小テスト、レポートを総合し判定する
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業改善の工夫 講義の際に画像と板書を併用し分かりやすくする
教科書 特になし。
参考書 参考書:「海と地球環境」「海の生物資源」「新水産ハンドブック」「新しい生態学」「水産海洋ハンドブック」
オフィスアワー 集中講義開講日の12:00~13:00、場所:614室
受講要件 特になし
予め履修が望ましい科目 生態学関連科目
発展科目
その他 高等学校教諭一種免許(水産)-水産の関係科目

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 水圏生物生産、環境、資源変動、資源管理、資源増殖、森里海連環学、森林、河川、沿岸域
Key Word(s) Marine environment, Marine bioresources, Water pollution, Ecology
学修内容 1.日本の水産業 
2.海の環境 
3.海の生物生産構造
4.魚介類の資源変動 
5.藻場生態系と生物生産 
6.干潟生態系と生物生産 
7.生態系ネットワ-ク-1 
8.生態系ネットワ-ク-2     
9.震災等の生態系への影響 
10.海洋の生態系保全
11.生態系保全と漁業活動-1 
12.生態系保全と漁業活動-2   
13.森と里と海の関係 
14.海域の有効管理のために何が必要か? 
15.海洋から地球環境問題へ
16.総括
事前・事後学修の内容 講義内容に関する書物,報告書等を読み復習に心掛ける(240分)。
課題
1-3,「環境と生物生産」 
4-9,「生態系の時空変動」 
10-12、「生物資源の管理について理論と実践」
13-15,「沿岸と陸域、山川からの影響と海岸の人為改変」

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