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科目の基本情報

開講年度 2020 年度
開講区分 人文学部文化学科
受講対象学生 2012年度以降入学生用(文化)
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
選択・必修
授業科目名 アメリカの文学E
アメリカのぶんがくいー
American Literature E
単位数 2 単位
ナンバリングコード
humn-cult2140-018
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間 水曜日 1, 2時限
開講場所

担当教員 小田 敦子(人文学部)

ODA, Atsuko

SDGsの目標

学修の目的と方法

授業の概要 アメリカ文化の独自性を打ち建て、以後のアメリカやヨーロッパの文学や思想に大きな影響を与えたRalph Waldo Emersonが大学生を対象にした講演記録である "The American Scholar"(1837)を読み、エマソンの革新性を考える。
学修の目的 19世紀アメリカの文化的な背景を知り、 "Nature"や "Self-Reliance"などエマソンの考えの革新性を知る。テキストを熟読することで、エマソンの中心的な考えを理解することのできる英語力をつける。
学修の到達目標 19世紀アメリカ文化への理解を深め、エマソンの独自性を語ることができる。長い文章を読むことのできる英語力をつける。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○人文科学の諸分野の専門的知識と豊かな教養を身につけている。
 変動激しい現代社会について、専門的知識に基づいて論理的に考え、総合的に判断できる。
○人文科学諸分野の成果に基づき、世界各地域の固有の文化に関して、広い視野から探求できる。
 変動激しい現代社会に対する理解を基盤として、国際感覚に基づいて行動できる。
○自ら学んだ知を、口頭表現や文章表現によって的確に発信することができる。
 国際社会と地域社会の発展に貢献できる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  •  専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  • ○実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 期末レポート 60%、授業への取り組み 40%。
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

教員と学生のやり取りは日本語でも、英語による論文や教材の講読を含んだ授業
授業改善の工夫
教科書 プリントを用意する。
参考書 R. W. Emerson, Emerson's Prose and Poetry (Norton Critical Edition)
R. W. Emerson, 『エマスン 復刻版』(研究社英米文学評伝叢書)
R. W. Emerson, 『エマソン詩選』(未來社)
S. E. ウィッチャー、『エマソンの精神遍歴:自由と運命』(南雲堂)
小野和人、『ソローとライシーアム:アメリカ・ルネサンス期の講演文化』(開文社出版)
オフィスアワー 月曜16:30~17:00 小田敦子研究室
受講要件
予め履修が望ましい科目
発展科目
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード エマソン、19世紀アメリカ、自然、自己信頼
Key Word(s) Emerson, 19th-century America, Nature, Self-Reliance
学修内容 第1回:19世紀アメリカ主流文化
第2回:牧師時代のエマソン
第3回:初期の講演者としてのエマソン
第4回:Nature の構成
第5回:Nature のシンボル論
第6回:Nature の革新性
第7回:“The American Scholar” 講読―導入部の背景 
第8回:“The American Scholar” 講読―自然の影響力
第9回:“The American Scholar” 講読―過去の書物の影響力
第10回:“The American Scholar” 講読―Geniusという概念
第11回:“The American Scholar” 講読―行動の重要性
第12回:“The American Scholar” 講読―自己信頼
第13回:“The American Scholar” 講読―新しい時代
第14回:“The American Scholar”の重要概念、印象的な言葉について発表と議論
第15回:エマソンの後世への影響
事前・事後学修の内容 講義でとりあげるテキストの英文について理解を確かめる小テストを行うので、予習・復習をして授業に臨むこと。

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