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科目の基本情報

開講年度 2020 年度
開講区分 人文学部文化学科
受講対象学生 2012年度以降入学生用(文化)
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
選択・必修
授業科目名 アジア・オセアニアの歴史A
あじあ・おせあにあのれきしA
History of Asia and Oceania A
単位数 2 単位
ナンバリングコード
humn-cult2120-016
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間 火曜日 5, 6時限
開講場所

担当教員 酒井 恵子(人文学部)

SAKAI, Keiko

SDGsの目標

学修の目的と方法

授業の概要 元代より操を守った女性に関する伝が増加する。このような女性が称賛されるようになった原因を、モンゴル人による統治のあり方を概観したのち、伝の執筆者である知識人のおかれた状況から考察する。
学修の目的 執筆者のおかれた状況や立場を理解したうえで、史料を批判的にみる能力を身につける。
学修の到達目標 時代の特徴を理解したうえで、元代に節婦烈女伝が増加した原因を説明することができる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○人文科学の諸分野の専門的知識と豊かな教養を身につけている。
 変動激しい現代社会について、専門的知識に基づいて論理的に考え、総合的に判断できる。
○人文科学諸分野の成果に基づき、世界各地域の固有の文化に関して、広い視野から探求できる。
 変動激しい現代社会に対する理解を基盤として、国際感覚に基づいて行動できる。
 自ら学んだ知を、口頭表現や文章表現によって的確に発信することができる。
 国際社会と地域社会の発展に貢献できる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  •  共感
  •  主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 小テスト2回30%、レポート50%、リアクションペーパー20%、計100%。(合計が60%以上で合格)
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業改善の工夫 毎回授業に対する感想・要望などを聞く。
教科書 教科書は使用せず、毎回プリントを配布する。
参考書 冨谷至・森田憲司編『概説中国史 下 近世-近現代』(昭和堂、2016)
その他は授業中に適宜紹介する。
オフィスアワー 木曜日12:00~13:00、酒井研究室(教養教育4号館5階)
受講要件 特になし。
予め履修が望ましい科目
発展科目
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 元代、知識人、女性
Key Word(s) Yuan Period, Literati, Woman
学修内容 第1回 魯迅「私の節烈観」
第2回 金・南宋から元へ
第3回 元代の国家と社会(1)行政
第4回 元代の国家と社会(2)戸籍
第5回 元代の国家と社会(3)税制
第6回 元代の国家と社会(4)法制
第7回 元代の知識人(1)儒戸
第8回 元代の知識人(2)学校
第9回 元代の知識人(3)吏員
第10回 元代の知識人(4)科挙
第11回 節婦烈女伝
第12回 徭役免除と女性表彰(1)旌表規定
第13回 徭役免除と女性表彰(2)孝子と節婦
第14回 徭役免除と女性表彰(3)科挙と旌表
第15回 まとめ
事前・事後学修の内容 毎回、次回の授業で使用するレジュメを配布するので、予習する。
前回の授業内容を復習したうえで次回の授業を受ける。

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