シラバスの詳細な内容を表示します。
→ 閉じる(シラバスの一覧にもどる)
開講年度 | 2020 年度 | |
---|---|---|
開講区分 | 教養教育・教養統合科目・地域理解・日本理解 | |
受講対象学生 |
学部(学士課程) : 1年次, 2年次, 3年次, 4年次, 5年次, 6年次 |
|
授業科目名 | 日本文学A | |
にほんぶんがく えー | ||
Japanese Literature A | ||
授業テーマ | 日本古典文学入門 | |
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | libr-comp-JLIT1111-002
|
|
開放科目 | 非開放科目 | |
分野 | 人文 (2014年度(平成26年度)以前入学生対象) | |
開講学期 |
後期 |
|
開講時間 |
水曜日 5, 6時限 |
|
開講場所 | ||
担当教員 | 村口進介(人文学部) | |
MURAGUCHI,Shinsuke | ||
SDGsの目標 |
|
授業の概要 | 高等学校の教科書に掲載される平安文学の代表作の読解を通して、個々の作品の世界観や文学史的な位置づけを理解し、古典文学における「ことばの論理」や物語展開のパターンなどを学び、古典文学を読むための基礎的な視点や方法を身につける。 |
---|---|
学修の目的 | 高等学校の教科書などで接したことのある作品を「研究」の視点からあらためて読み直し、古典文学を読むうえでの諸問題を理解し、それらの作品を育んだ平安時代の時代状況や人びとの思考、心性を学ぶ。 |
学修の到達目標 | 現代語訳を介さず、「古文」を「古文」のまま読むことに親しみ、紫式部や清少納言、光源氏などの「見ぬ世の人を友とする」(『徒然草』13段)。 |
ディプロマ・ポリシー |
|
成績評価方法と基準 | 授業中の課題(ミニレポートや小テスト)30%、学期末レポート70% |
授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 |
その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど) |
授業改善の工夫 | 適宜課す課題や小テストを通じ、学生の理解度をはかり、授業内容に反映させる。 |
教科書 | プリントを配布する。 |
参考書 | 中根千絵・森田貴之『愛知で知る読む日本文学史15講』(三弥井書店、2017) 鈴木宏子『「古今和歌集」の創造力』(NHK出版、2018) 渡部泰明『中世和歌史論 : 様式と方法』(岩波書店、2017) 河北騰『今鏡全注釈』(笠間書院、2013) 本宮洋幸『うつほ物語の長編力』(新典社、2019) 室城秀之『うつほ物語の表現と論理』(若草書房、1996) 大井田晴彦『うつほ物語の世界』(風間書房、2002) 原豊二『日本文学概論ノート 古典編』(武蔵野書院、2018) |
オフィスアワー | 毎週木曜日の昼休み *事前にメール等で予約して下さい。 |
受講要件 | |
予め履修が望ましい科目 | |
発展科目 | |
その他 |
MoodleのコースURL |
---|
キーワード | 日本古典文学、中古文学(平安文学) |
---|---|
Key Word(s) | Japanese classical literature、Classical Japanese literature(Heian literature) |
学修内容 | 第1回 イントロダクション 第2回 『枕草子』春はあけぼの 第3回 『伊勢物語』初冠/東下り 第4回 『伊勢物語』惟喬親王関連章段 第5回 『竹取物語』かぐや姫の生ひ立ち 第6回 『竹取物語』かぐや姫の昇天 第7回 和歌の修辞 第8回 和歌を詠む場 第9回 『蜻蛉日記』兼家の求婚 第10回『蜻蛉日記』道綱、鷹を放す 第11回『枕草子』日記的章段 第12回『枕草子』随想的章段 第13回『源氏物語』光源氏誕生 第14回『源氏物語』小柴垣のもと 第15回 まとめ |
事前・事後学修の内容 | ・講義の内容に関して適宜ミニレポートや小テストを行う。 ・次回取り上げる作品を熟読してくること。 ・講義の内容をふまえて、あらためて本文を読みなおす。 ・授業に紹介した参考文献などを通じて、作品への理解を深める。 |