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科目の基本情報

開講年度 2020 年度
開講区分 人文学部文化学科
受講対象学生 2012年度以降入学生用(文化)
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 1年次, 2年次
選択・必修
授業科目名 日本考古学特講H
にほんこうこがくとっこうH
Lecture on Japanese Archaeology H
単位数 2 単位
ナンバリングコード
humn-cult2110-049
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期集中

開講時間
開講場所

担当教員 入倉 徳裕(非常勤講師)

IRIKURA,Norihiro

実務経験のある教員 入倉徳裕
奈良県立橿原考古学研究所および奈良県教育委員会文化財保存課における30年間の実務経験を活かした授業をおこなう。

SDGsの目標

学修の目的と方法

授業の概要 考古学の研究成果と魏志倭人伝の記載とを比較することによって、3世紀の日本列島の歴史・文化を考える。
学修の目的 魏志倭人伝に記載されている倭国の文物を考古資料と比較すれば、その範囲は北九州の可能性が高いことを理解する。
学修の到達目標 俗論の多い邪馬台国論を題材として、科学的な資史料の分析方法について理解を深める。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○人文科学の諸分野の専門的知識と豊かな教養を身につけている。
 変動激しい現代社会について、専門的知識に基づいて論理的に考え、総合的に判断できる。
 人文科学諸分野の成果に基づき、世界各地域の固有の文化に関して、広い視野から探求できる。
 変動激しい現代社会に対する理解を基盤として、国際感覚に基づいて行動できる。
 自ら学んだ知を、口頭表現や文章表現によって的確に発信することができる。
 国際社会と地域社会の発展に貢献できる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  •  論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  • ○リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

感じる力=15%、考える力=60%、生きる力=10%、コミュニケーション力=15%

成績評価方法と基準 期末テスト100%
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

キャリア教育の要素を加えた授業
その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業改善の工夫 パワーポイントの資料をPDF化して配布する。パワーポイント中に問題を用意し学生に答えさせる。
教科書 授業で必要な資料はプリントして配布する。
参考書 授業中に適宜紹介する。
オフィスアワー 申し出があれば日時を指示する。
受講要件
予め履修が望ましい科目 他の日本考古学関係の講義を受講していることが望ましい。
発展科目 日本考古学特講A~F
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 魏志倭人伝、3世紀の倭国、地理・物産・風俗、邪馬台国の位置
Key Word(s) 'Gishi Wajinden', 'Wakoku' in the 3rd century, Geography, products and customs, 'Location of Yamataikoku',
学修内容 第1回 ガイダンス―魏志倭人伝の成立事情―
第2回 倭人伝の研究史
第3回 倭人伝に記載された倭国の地理観
第4回 倭人伝の国Ⅰ
第5回 倭人伝の国Ⅱ
第6回 自然と動植物
第7回 生業
第8回 産物
第9回 風俗
第10回 集落と建物 
第11回 葬送と墓
第12回 養蚕と絹
第13回 武器
第14回 戦争
第15回 鏡
事前・事後学修の内容 毎回テーマに沿ったプリントを配布し、講義で解説するので、興味あることを各自が学習発展させてほしい。

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