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開講年度 | 2020 年度 | |
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開講区分 | 教養教育・教養統合科目・地域理解・日本理解 | |
受講対象学生 |
学部(学士課程) : 1年次, 2年次, 3年次, 4年次, 5年次, 6年次 |
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授業科目名 | 政治学A | |
せいじがくえー | ||
Political Science A | ||
授業テーマ | 失敗としての政治改革 | |
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | libr-comp-POLI1111-001
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開放科目 | 非開放科目 | |
分野 | 社会 (2014年度(平成26年度)以前入学生対象) | |
開講学期 |
前期 |
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開講時間 |
金曜日 7, 8時限 |
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開講場所 | ||
担当教員 | 樹神 成(人文学部) | |
KODAMA Shigeru | ||
SDGsの目標 |
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授業の概要 | この授業は、日本における政治改革の失敗を論じ、この失敗から何を学び、未来の日本の政治に何が必要か考えます。この授業科目は、1989年からの日本の政治改革における推進派の主張と制度改革の内容、そして、その帰結を検討することで、現代日本の課題について考えます。 |
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学修の目的 | この授業の目的は、受講者が、1990年代から、日本では改革の試みがあったということと、この改革を失敗という視点から見る考えがあることを学ぶことで、現代政治についての自分の知識や評価を改めて整理し、自分なりに、これからの日本の政治の課題を考えることです。 |
学修の到達目標 | 学修の目的が達成されていることです。授業は、失敗という視点から1990年代以降の政治改革を評価しますが、受講生は、失敗であれ、成功であれ、「官邸支配」と評価される現代日本政治について、内閣官房や内閣府という制度についての知識をもとに、他者に説明できるようになることが求められます。 |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | 小テスト(2回、各30%)、レポート(1回、70%) |
授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 | |
授業改善の工夫 | |
教科書 | 吉見俊哉『平成時代』岩波新書 |
参考書 | 授業のときに照会します。レポート作成は、参考書のいずれかを読んで行ってください。詳しくは、授業の時に説明します。 |
オフィスアワー | 水曜日12時30分‐13時 人文校舎3階樹神研究室 ただし、人文校舎改修のため変更あったときは、改めて連絡します。 |
受講要件 | 授業では、新聞報道を参照(配布)するので、新聞等のニュースに関心をもち、新聞に目を通していることが望ましい。 |
予め履修が望ましい科目 | |
発展科目 | |
その他 |
MoodleのコースURL |
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キーワード | 政治改革、政治主導、官僚主導、官邸支配、内閣府 |
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Key Word(s) | political reform in Japan from 1989 |
学修内容 | ① ガイダンス1 ② ガイダンス2 ③ 外交秘密と知る権利 ④ 「カラ出張」と行政の腐敗 ❺ 情報公開という改革と忖度という反動-脱説明責任政治 ⑥ 中選挙区制と派閥政治・利益政治 ⑦ 小選挙区制と官邸主導政治 ❻ 政治改革と利益政治/恩顧関係の再編-新自由主義型政財官関係 ⑨ 官僚主導から政治主導への制度設計 ⑩ 内閣官房と内閣府 ⑪ 経済財政諮問会議と小泉政治 ⑫ 内閣人事局/国家安全保障局と安倍政治 ⓭ 政治主導という改革とその失敗-崩れる官僚制と監視機能装置不全 ⑭ 事例1 ⑮ 事例2 ガイダンスと事例では、場合によって、政治について考えるのにふさわしい映画等を見る場合があります。 |
事前・事後学修の内容 | この授業は、新聞を読むことでどのように現代社会の課題や問題を考えることができるようになるかが目的です。新聞を受講期間中に読めるように、または読むようになるとよいと思います。 |