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開講年度 | 2020 年度 | |
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開講区分 | 生物資源学部 | |
受講対象学生 |
生物圏生命化学科・海洋生命分子化学教育コース 学部(学士課程) : 2年次 |
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選択・必修 | 必修 教育コース必修科目 選択推奨科目(生命機能コース) |
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授業科目名 | 遺伝子工学 | |
いでんしこうがく | ||
Genetic Engineering | ||
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | BIOR-Life-2231-004
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開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
後期 |
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開講時間 |
水曜日 1, 2時限 |
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開講場所 | 共通教育190教室 | |
担当教員 | 田丸 浩(生物資源学部海洋生命分子化学コース) | |
TAMARU. Yutaka | ||
SDGsの目標 |
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授業の概要 | 本講義は,前半の「基礎編」では遺伝子工学で用いられる基本技術について解説する。また後半の「応用編」では,遺伝子工学を利用したさまざまなバイオテクノロジーについて学ぶことができる。 |
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学修の目的 | 遺伝子操作などのバイオテクノロジーにおける遺伝子工学の基礎的理論と実験方法について講義し、工業的バイオテクノロジーとの関連から、化学品生産や有用物質生産、優良品種の作製などの応用について解説する。 |
学修の到達目標 | テキストを必ず購入して毎回復習し,各章の終りにある練習問題に回答することで基礎的な知識が養われる。成績評価方法と基準はレポート20%および期末試験80%(試験日は前週に予告)とし,60%以上を合格とする。 また,講義への取り組み姿勢や積極性も評価する。 |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | レポート20%,期末試験80% |
授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 |
問題提示型PBL(事例シナリオ活用含) |
授業改善の工夫 | 随時、新聞記事など補足資料をMoodleで配布したり, レポート提出により習熟度を向上させるための工夫をしている。 |
教科書 | 基礎生物学テキストシリーズ10 「遺伝子工学」(近藤昭彦,芝崎誠司編著) 化学同人 |
参考書 | 特になし |
オフィスアワー | 月曜〜金曜 10:00~17:00, 生物資源学部7階720室 |
受講要件 | 特になし |
予め履修が望ましい科目 | 特になし |
発展科目 | バイオインフォマティクス, 海洋資源微生物学,水産食品化学 |
その他 |
MoodleのコースURL |
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キーワード | 遺伝子組換え, 遺伝子発現, バイオテクノロジー |
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Key Word(s) | GMO, gene expression, Bioengineering |
学修内容 | 第1回:遺伝子工学序論 原核生物,真核生物,DNA,RNA,タンパク質 第2回:遺伝子工学で用いる酵素 制限酵素,修飾酵素,タンパク質解析用酵素 第3回:遺伝子工学における分子解析手法 電気泳動法,ハイブリダイゼーション,PCR法 第4回:遺伝子の調製 ベクター,形質転換,DNA回収・精製・改変 第5回:遺伝子クローニング クローニング,ライブラリー,スクリーニング 第6回:遺伝子発現 発現系,レポーター遺伝子,ディスプレイ技術 第7回:機能解析手法 mRNA,タンパク質,タンパク質間相互作用 第8回:タンパク質工学 基本構造、設計と解析,抗体工学 第9回:発生工学 遺伝子導入法,クローン動物,幹細胞生物学,iPS細胞 第10回:医療における遺伝子工学 遺伝子診断,治療,医薬品 第11回:バイオ計測 アレイ,次世代シークエンサー,一細胞計測,ハイスル―プット技術 第12回:ゲノム・生物情報工学 ゲノム工学,系統解析,オミクス解析,代謝フラックス解析 第13回:バイオプロダクション 発酵工業,アミノ酸生産菌,医薬品 第14回:植物バイオテクノロジー 植物の改良,遺伝子組換え植物 第15回:バイオエネルギー・バイオ材料 バイオ燃料,バイオプラスチック,バイオ繊維 |
事前・事後学修の内容 | 指定の教科書を熟読し, 内容の理解に努めるとともに, 各章に練習問題があるのでそれを解答する。各回の学修時間の目安は,事前・事後合わせて4時間必要です。 |