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科目の基本情報

開講年度 2020 年度
開講区分 人文学部文化学科
受講対象学生 2012年度以降入学生用(文化)
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
選択・必修
授業科目名 特殊講義(日本近現代美術史)
とくしゅこうぎ(にほんきんげんだいびじゅつし)
Art History of Japanese Modern and contemporary Art
単位数 2 単位
ナンバリングコード
humn-cult2100-414
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 火曜日 5, 6時限
開講場所

担当教員 毛利伊知郎(非常勤講師)

MORI,Ichiro,part-time lecturer

実務経験のある教員 三重県立美術館で30年以上、学芸員として日本美術作品の研究・収集・保存・展示に携わりました。また同館館長も務め、美術館の運営管理も行っています。その実務経験がこの授業には反映されています。

SDGsの目標

学修の目的と方法

授業の概要 18世紀から20世紀に至る日本美術が持つ特徴・問題点をスライドをまじえて紹介する。それによって、作者たちがどのような問題意識を持っていたか、表現の背景にどのような状況があったかなど、作者・作品・受容者などにスポットをあて、作品成立の経緯・背景などを多角的に検討する。
学修の目的 近世・近代の造形作品を通して近代という時代が持つ様々な側面を知る。また、作品・作者と社会・時代との関係についても考察できるようになる。
学修の到達目標 近世・近代の造形作品についての知識を深めるとともに、作品に対する接し方、造形作品と生活・社会との関りについて理解する。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○人文科学の諸分野の専門的知識と豊かな教養を身につけている。
 変動激しい現代社会について、専門的知識に基づいて論理的に考え、総合的に判断できる。
 人文科学諸分野の成果に基づき、世界各地域の固有の文化に関して、広い視野から探求できる。
 変動激しい現代社会に対する理解を基盤として、国際感覚に基づいて行動できる。
 自ら学んだ知を、口頭表現や文章表現によって的確に発信することができる。
 国際社会と地域社会の発展に貢献できる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 レポート(期末)80%、平常点(コメントカード等)20%
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業改善の工夫 授業ではなるべく多くの作品をスライドで紹介し、視覚的な理解を深めることをめざす。
教科書 特になし。
参考書 必要な資料は授業中に配布する。
オフィスアワー 授業終了時など適宜。担当窓口教員は藤田伸也(教養教育2号館2階)
受講要件 美術、文化等に関心を有する者
予め履修が望ましい科目
発展科目
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 美術史、美術、芸術、社会
Key Word(s) Art History, Fine Art, Society
学修内容 第 1回 ガイダンス
第 2回 前近代と近代
第 3回 前近代における造形作家養成
第 4回 前近代における造形作品受容
第 5回 前近代美術の対外関係と造形 ①
第 6回 前近代美術の対外関係と造形 ②
第 7回 近代化と「美術」
第 8回 日本美術の近代 ①
第 9回 日本美術の近代 ②
第10回 日本近代美術の対外関係と造形 ①
第11回 日本近代美術の対外関係と造形 ②
第12回 日本近代美術の対外関係と造形 ③
第13回 戦争と美術 ①
第14回 戦争と美術 ②
第15回 近代と現代、まとめ
事前・事後学修の内容 近隣で開催されている美術展情報を伝えるので、美術館・博物館へ積極的に足を運ぶことを心掛けてほしい。

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