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開講年度 | 2020 年度 | |
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開講区分 | 生物資源学研究科(博士前期課程)共生環境学専攻 | |
受講対象学生 |
大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 1年次, 2年次 |
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選択・必修 | 選択 |
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授業科目名 | フューチャー・アース学特論 | |
ふゅーちゃーあーすがくとくろん | ||
Future Earth | ||
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | BIOR-Envr-5171-005
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開放科目 | ||
開講学期 |
前期集中 |
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開講時間 |
開講時間と場所については、追って受講者全員と相談の上、決定する。 |
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開講場所 | ||
担当教員 | 飯島慈裕(生物資源学研究科共生環境学専攻) | |
Yoshihiro Iijima | ||
SDGsの目標 |
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授業の概要 | 地球規模で懸念される環境問題に対して、現在の科学は社会に「わかりやすい」情報として浸透し、将来の適応・対処を考える上で適切に扱われているでしょうか?その反省から、地球環境科学は地球生命圏の多様な環境を理解し、さらに社会と協働する"超学際的"な思考を発展させる必要があります。本講義では、近将来の時間スケール(30年)を念頭に、地球生命圏で起こりえる変化や、その中で人間社会の持続可能性・脆弱性・可塑性の考え方について、分野横断的理解に資する講義を行います。 |
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学修の目的 | 将来の地球環境変化に対応した問題解決に向けて、大学での専門知識や技術と社会とがどのように協働していくべきかを深く考え、実行にむけた共同作業を立案するための考え方の習得をめざします。短期(長くても数年)での成果や方策に傾きがちな世間の出口志向に対して、地球環境変動の時間スケール(向こう10~30年)を常に提示し、地球生命圏で起こりえる変化や、その脆弱性、可塑性を議論できるようになることが重要です。その具体例として、国内外での学際研究の論文・資料を講読・議論し、その着眼点や、めざすべき点を理解します。 |
学修の到達目標 | 現在の地球環境変化と人間活動の持続可能性の実態と問題点を理解する。 地球規模と地域の環境問題のつながりを理解する。 フューチャー・アースの考えに基づく地域で取り組むべき課題を議論し、その結果を取りまとめて示す能力を身につける。 |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | すべての授業時間の75%以上の出席を前提として発表,課題レポートにより評価を行う. |
授業の方法 | 講義 演習 |
授業の特徴 |
グループ学習の要素を加えた授業 |
授業改善の工夫 | 大学院生として,ディスカッションへの積極的な参加を促す. |
教科書 | |
参考書 | |
オフィスアワー | メール等でのアポイントメントを取ることが望ましい. |
受講要件 | すべての授業時間への出席と発表が原則 |
予め履修が望ましい科目 | |
発展科目 | |
その他 |
MoodleのコースURL |
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キーワード | フューチャー・アース、持続可能性、脆弱性、超学際 |
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Key Word(s) | Future Earth, sustainability, vulnerability, trans-disciplinary |
学修内容 | フューチャー・アースの考え方 フューチャー・アースとしての地域(日本)の課題 地球規模の環境変化から考える(文献購読と議論・解説) 地域規模の環境変化から考える(文献購読と議論・解説) |
事前・事後学修の内容 | 毎回の講義中に、文献資料(英文)を提示するので、それを翻訳して読むと同時に関連した課題について調べ、担当部分を発表し、受講者間で議論を行う。一連の授業の事前・事後の学習で毎回4時間程度の学習時間を想定する。配布資料と講義内容をよく理解し、議論に活発に参加すること。参考文献、授業中に紹介する引用文献にも積極的に触れること。 |