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開講年度 | 2020 年度 | |
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開講区分 | 生物資源学部 | |
受講対象学生 |
共生環境学科・地球環境システム学教育コース 学部(学士課程) : 2年次 |
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選択・必修 | 必修 教育コース必修科目 |
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授業科目名 | グローバル気象学 | |
ぐろーばるきしょうがく | ||
Global Meteorology | ||
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | BIOR-Envi-2131-004
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開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
後期 |
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開講時間 |
月曜日 9, 10時限 |
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開講場所 | ||
担当教員 | 西井和晃(生物資源学部共生環境学科)、立花 義裕(生物資源学部共生環境学科) | |
SDGsの目標 |
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授業の概要 | 地球大気の熱力学、放射、大気の運動など、オーソドックスな気象学の講義を行う。この講義の続編である、大気海洋科学と併せて履修することにより、天気図(気圧配置の図)などの理解が可能となろう。大気科学の講義期間の前半では、大気の熱力学と放射に力点を置いた講義を行い,温位などの気象学の基本的物理量について解説する。講義の後半では、地球規模の大気の運動にとって特に重要なコリオリ力に力点を置いて、地球規模の大気の運動の仕組みについての理解する。なお、毎回の講義の冒頭では、リアルタイムでのその日の天気図を用いた日本付近で発生したその日の気象現象のトピック的な解説を交えて講義を行う。 |
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学修の目的 | 地球大気の組成・構造や,大気中で起こっているさまざまな物理・化学・力学現象の基礎と素過程について理解する. |
学修の到達目標 | 地球大気の組成・構造や,大気中で起こっているさまざまな物理・化学・力学現象の基礎と素過程について理解を深める. |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | 小テスト,レポート、期末試験等による総合評価 |
授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 | |
授業改善の工夫 | |
教科書 | |
参考書 | 参考書:小倉義光著「一般気象学(第2版)」東京大学出版会 参考書:Wallace and Hobbs, [Atmospheric Science: An Introductory Survey],Academic Press |
オフィスアワー | |
受講要件 | 物理学,数学(特に微分積分),化学の基礎知識は必須 |
予め履修が望ましい科目 | 将来気候予測論、環境解析基礎 |
発展科目 | ローカル気象学 |
その他 |
MoodleのコースURL |
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キーワード | 気象学,気候科学,大気物理学,大気運動,地球環境 |
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Key Word(s) | |
学修内容 | 1. 気象学や気候科学を学ぶにあたって 2. 地球大気の組成 3. 地球大気の構造 4. 放射物理学、太陽放射と地球放射 5. 温室効果 6. 地球大気の熱収支 7. 大気の熱力学(1) 熱力学の第一法則,気体の状態方程式 8. 大気の熱力学(2) 仕事,気圧変化、静水圧方程式 9. 乾燥断熱変化 10. 湿潤断熱過程 11. 温位 12. 大気の静的安定度 13. 大気の運動入門 14. コリオリ力1(物理学的理解) 15. コリオリ力2(数学的理解) 16.試験 |
事前・事後学修の内容 | 講義日の前日や当日朝には、新聞やwebの気象情報の箇所、あるいはテレビの気象報道番組や天気予報番組をチェックし、日々起こっている気象現象に興味を持つように心がけること。それが毎回の予習事項である。 毎回時間外学習を最低限4時間すること. |