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開講年度 | 2020 年度 | |
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開講区分 | 生物資源学部 | |
受講対象学生 |
生物圏生命化学科・生命機能化学教育コース 学部(学士課程) : 2年次 原則として生命機能化学教育コースの学生のみ受講可とする。 |
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選択・必修 | 必修 教育コース必修科目 |
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授業科目名 | 生命機能化学実験実習1 | |
せいめいきのうかがくじっけんじっしゅう1 | ||
Experiments for Biochemistry and Biotechnology 1 | ||
単位数 | 1 単位 | |
ナンバリングコード | BIOR-Life-2135-001
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開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
後期 |
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開講時間 |
火曜日 5, 6, 7, 8時限; 木曜日 5, 6, 7, 8時限 |
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開講場所 | ||
担当教員 | 末原憲一郎(生物圏生命化学科)、三宅英雄(生物圏生命化学科) | |
SUEHARA Ken-ichiro, MIYAKE Hideo | ||
SDGsの目標 |
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授業の概要 | 科学的データの取り扱い(統計解析)やデータ解析(微分・積分を含む)について学び,物理化学的な実験(分光分析、酵素反応速度論)を通じて,生命現象を定量的に取り扱うための基礎知識と技術を習得する。 |
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学修の目的 | 実験実習を通して、実験データ取得とその誤差について理解するとともに、コンピュータを用いた基本的な統計処理について学ぶ。また、物理化学的な実験(分光分析、酵素反応速度論)を通じて,生命現象を定量的に取り扱うための基礎知識と技術を習得する。 |
学修の到達目標 | データの取り扱いや処理法、バイオインフォマティクス,分光分析や酵素反応速度論などの物理化学的な基礎知識,技術を習得することで、生命科学現象を定量的に捉える能力を習得することを目標とする. |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | 実験レポート50%、実験に取り組む姿勢50% |
授業の方法 | 実験 実習 |
授業の特徴 |
グループ学習の要素を加えた授業 その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど) |
授業改善の工夫 | |
教科書 | 指定するテキストまたはプリント |
参考書 | 実験を安全に行うために(化学同人) 続・実験を安全に行うために(化学同人) 生物学のための統計学入門 (化学同人) 生命科学系のための物理化学(東京化学同人) たのしい物理化学①(講談社) |
オフィスアワー | 末原:火曜日16:30~17:30(後期)生物資源学部棟651室 三宅:実験、実習後の17:00~18:30 生物資源学部棟576号室 |
受講要件 | 化学実験(教養基盤科目)を履修していること。 化学実験の性質上危険が伴うので,学生教育研究災害障害保険に必ず加入すること。また,2年次後期の生命機能化学実験実習1と2は必ず合わせて受講登録すること(両実験科目は相互に連携して実施します). |
予め履修が望ましい科目 | 化学実験(教養基盤科目)、物理化学 |
発展科目 | 生命機能化学実験実習2~5、生物物理化学、生物化学工学、食品工学 |
その他 |
教員免許・各種資格取得に関連した科目 (注 : 必ず入学年度の学修(習)要項で確認してください) |
MoodleのコースURL |
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キーワード | 誤差、統計処理、分光分析、酵素反応、速度パラメータ、バイオインフォマティクス |
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Key Word(s) | Error, Statistics, Spectroscopic analysis、Enzyme reaction、Kinetic parameter、Bioinformatics |
学修内容 | 第1回 ガイダンス・溶液試料の作成 (担当:末原・三宅) 第2回 実験データの統計的処理(担当:末原) 第3回 PCを用いた実験データの処理(担当:末原) 第4回 分光分析の原理と分光器操作 (担当:末原) 第5回 分光スペクトル測定・検量線作成(担当:末原) 第6回 スペクトルデータの解析(担当:末原) 第7回 酵素反応速度における酵素濃度の影響(担当:三宅) 第8回 酵素反応速度における温度の影響(担当:三宅) 第9回 酵素反応速度におけるpHの影響(担当:三宅) 第10回 反応速度パラメータの決定(実験1)(担当:三宅) 第11回 反応速度パラメータの決定(実験2)(担当:三宅) 第12回 反応速度パラメータの決定(実験3)(担当:三宅) 第13回 反応速度パラメータの決定(解析)(担当:三宅) 第14回:バイオインフォマティクス・文献検索, ホモロジー検索(担当:三宅) 第15回:バイオインフォマティクス・タンパク質の可視化(担当:三宅) |
事前・事後学修の内容 | 事前学習: 事前にテキストを熟読し、実験内容と操作の流れを把握してから実験に臨む。予習により、実験を安全で手早く合理的に進められる。 事後学習: 実験実習後は、実験項目毎にレポートを作成し、期限までに提出する(moodleでの提出)。レポート提出とその合格をもって当該実験の終了とする。レポート作成にあたってはテキストを参照し、基本的な構成に則って記述する。 レポート作成にあたって実験内容等を友人と議論するのは極めて有益であるが、レポートは各自で作成する。実験操作についても、テキストの“丸写し”ではなく、各自が行った実際の操作を簡潔に記載する。他人のレポート等のコピー&ペーストなどの不正が発覚した場合は0 点となり、再受講となる。 |