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科目の基本情報

開講年度 2020 年度
開講区分 医学系研究科(修士課程・博士前期課程)看護学専攻
受講対象学生 大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 1年次, 2年次
選択・必修 選択
授業科目名 地域保健学特論II
ちいきほけんがくとくろんに
Topics of Community Health II
単位数 2 単位
ナンバリングコード
medc-nurs-COMM6303-002
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 金曜日 5, 6時限
※教員と学生の相談により、開講時間を変更する場合がある。
開講場所 グループ学習室

担当教員 谷村 晋(医学系研究科)、西出りつ子(同)、水谷真由美(同)

TANIMURA Susumu, NISHIDE Ritsuko, MIZUTANI Mayumi

SDGsの目標

学修の目的と方法

授業の概要 地域集団に対して有効かつ合理的な保健政策の策定に必要な調査の理論と方法を学習するとともに、実例を通して、統計調査の企画・実施・評価、データの分析方法などについて、必要な知識・技術を修得する。
学修の目的 地域における保健政策の策定に必要な調査の理論と方法を理解するために、実例を通して、統計調査の企画・実施・評価、データの分析方法などの必要な知識・技術を身につける。
学修の到達目標 地域における健康調査の意義を理解し、それに必要な基礎理論と技術を説明することができる。
地域における健康調査方法の知識・技術を具体的な事例に応用できる。
健康に関する統計調査の企画から結果の検討までの一連のプロセスを示すことができる。
統計的手法を用いて、健康に関する調査データの基礎的な分析ができる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  • ○心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 課題に関する発表、配布資料、討論への参加など講義への貢献度(50%)、レポート(50%)、計100%。
授業の方法 講義 演習

授業の特徴

PBL

特色ある教育

その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

教員と学生のやり取りは日本語でも、英語による論文や教材の講読を含んだ授業
授業改善の工夫 学生の理解度に応じて、授業内容や進め方を調整する。
教科書 講義資料を配付する。
参考書
オフィスアワー 毎週水曜日10:00-12:00 谷村教授室
受講要件 特になし
予め履修が望ましい科目 地域保健学特論Iを履修済であることが望ましい
発展科目 特になし
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 地域保健学、政策疫学、疫学調査、データ解析
Key Word(s) Community Health, Policy Epidemiology, Epidemiologic Survey, Data Analysis
学修内容 1~5.健康調査と疫学
 地域における健康調査の意義及び方法に関して、保健学及び疫学の視点から論じるとともに、疫学の原理と方法及び疫学調査方法論について学習する。

6~10.地域健康調査方法
 地域保健政策を立案して計画を実践していくには、地域住民の健康状態を把握するための調査が不可欠となる。そこで、疫学調査の原理と方法を踏まえ、健康と生活に関する調査を行うために必要な理論と実際について学習する。すなわち、仮説の構築、研究デザイン、対象選択、調査の企画・実施などである。

11~15.地域健康調査データ解析
 地域健康調査方法で論じたことを基に、サンプリングや調査結果の処理に必要な統計学の知識と技術について学習する。具体的には、集団を対象とした場合の、対象選択の方法、標本抽出方法、記述統計学、推測統計学、多変量解析法、ICT(情報通信技術)の活用などについて修得する。さらに、実例を通して、健康調査方法について理解を深める。

※なお、受講生との協議等により、以上の計画を変更する場合もある。
事前・事後学修の内容 統計的手法を用いた保健政策に関連する論文を読み、疑問点などを整理しておくとよい。
課題レポートの作成に当たっては、関連資料を収集・分析すること。 

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