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科目の基本情報

開講年度 2020 年度
開講区分 工学部建築学科/総合工学科建築学コース ・専門教育
建築設計・計画
受講対象学生 学部(学士課程) : 3年次
選択・必修 必修
学科必修
授業科目名 建築設計製図 III
けんちくせっけいせいず III
Design Studio III
単位数 3 単位
ナンバリングコード
EN-ARCH-2
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間 金曜日 5, 6, 7, 8, 9, 10時限
開講場所 アトリエ

担当教員 ○加藤彰一、大月淳、大井隆弘(工学部建築学科)、江川直樹、高橋政志、矢永勝美(非常勤講師)

○KATO,Akikazu OTSUKI,Atsushi OHI,Takahiro EGAWA,Naoki TAKAHASHI,Masashi YANAGA,Katsumi

実務経験のある教員 加藤彰一:建築設計事務所に勤務、大学の教員としても、各種の建築設計実務を経験した。一級建築士とともに登録建築家、専攻建築士(研究・教育)、APECアーキテクトなどの資格を持つ。代表作:スリランカ国スリ・ジャヤワルディナプラ総合病院、碧南市民病院、調布市体育館、シンガポール国精神科ナーシングホーム、豊橋市営住宅コレクティブハウスなど。
江川直樹:関西大学環境工学部建築学科教授、住環境・まちづくりの向上を目途に多くの建築設計実務を経験、一級建築士、登録建築家、専攻建築士(統括設計・まちづくり)、
高橋政志:株式会社石本建築事務所を経て、教育施設を専門とする建築家として独立。
矢永勝美:株式会社久米設計名古屋支社副支社長として、多くの建築設計実務を経験した。

SDGsの目標

学修の目的と方法

授業の概要 中規模の集合的・公共的施設の設計演習を行なう。特に、公共的空間とサービス空間の区分と関係づけ、ブロック・プランニング、ゾーニングなどの総合的な計画技法に焦点をあてると共に、光や風の取り入れや、外部空間の構成など、快適さの創造能力を養う。また、即日設計演習を通じて、限られた時間内で設計をまとめる能力を修得する。
学修の目的 中規模の集合的・公共的施設の設計作品の制作を通して、専門技術を習得する。
学修の到達目標 中規模の集合的・公共的施設の設計について、専門技術の知識、問題解決能力、デザイン能力、及び建築物の担う責任を修得する。また、演習のエスキスや講評会でのプレゼンテーションを通じ、自主的な学習能力、計画的に作品にまとめる能力、他者とのコミュニケーション能力を修得する。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○ JABEE 関連項目
 文化や社会の発展について、歴史的に理解し、説明できる。地球的視点に立ち、文化や社会の多様性について理解し、説明できる。【広い分野】
 建築家あるいは建築技術者を対象とした技術者倫理に関する知識を持ち、説明できる。専門科目の演習を通じて、倫理的判断の態度を身につける。【技術者倫理】
 建築学の基礎となる数学・自然科学・情報技術の基礎知識を持ち、応用できる。計画・環境設備・構造・生産の専門知識を持ち、データを分析し、適切に説明できる。【専門的能力】
 論理的な記述能力、学習したことを発表、討論できる日本語能力を身につける。専門英語の基礎知識をもち、英語による基本的なコミュニケーション能力を身につける。【コミュニケーション能力】
 与えられた課題に対して、社会のニーズ、予想される問題を把握し、建築学的な解決策を設計できる。自発的で継続的な学習の方法と態度を身につける。設計製図などの演習を通じて、グループワークの方法と態度を身につける。【デザイン能力】

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 全課題の提出のある学生を成績評価の対象とする。成績評価は、全課題(小学校は50点満点、即日設計は10点満点、集合住宅は50点満点)の結果にもとづき、それぞれの点を1.1で除し、合計が60点以上の学生を合格とする。
授業の方法 演習

授業の特徴

PBL

問題提示型PBL(事例シナリオ活用含)
問題自己設定型PBL
プロジェクト型PBL
実地体験型PBL

特色ある教育

英語を用いた教育

授業改善の工夫 <授業評価アンケート結果の反映>
「個別性への対応」を行う。個別指導は十分行っているので更なる改善としては、課題説明時に各自の作品制作に向けた情報収集が容易となるよう、適切な参考書や活用方法などの提示・解説を適宜行う。ただし、各自の自主性を損なわないように配慮する。
教科書 教科書は特に指定しない。参考書は課題に応じて演習中に紹介する。
参考書
オフィスアワー 教員室にて随時対応可。電子メールも随時受付可(加藤:kato@arch.mie-u.ac.jp)。
受講要件 特になし
予め履修が望ましい科目 建築図学、建築計画I・II、建築経営工学I、設計製図I・II
発展科目 設計製図IV
その他

授業計画

MoodleのコースURL https://portal.mie-u.ac.jp/moodle2/course/view.php?id=4222
キーワード 小学校、集合住宅
Key Word(s) Elementary school, Collective housing
学修内容 0.小学校 (0)課題説明、及び春季課題「出身小学校調査」出題
        <学部2年「ファシリティマネジメント」の終盤に行う>
1. 同 (1) 「出身小学校調査」・計画書発表
2. 同 (2)エスキス
3. 同 (3)エスキス
4. 同 (4)エスキス
5. 同 (5)エスキス
6. 同 (6)提出
7. 同 (7)講評
8. 集合住宅 (1)課題説明
9. 同 (2)エスキス
10. 同 (3)エスキス
11. 同 (4)中間案講評
12. 同 (5)エスキス
13. 同 (6)提出
14. 同 (7)講評
15. 即日設計
事前・事後学修の内容 各課題、次の通りとする。
(1)課題説明
<復習>課題の敷地を訪れ、敷地の状況や周辺環境を十分観察する。また基礎資料や既存事例等の情報収集・分析を行う。
(2)エスキス
<予習>その回の目標として示された事項について、計画案を作成する。
<復習>その回に指導された事項を踏まえ、計画案の改善を行う。
(3)提出
<予習>図面等を完成させる。
(4)講評
<予習>作品全体を完成させ、プレゼンテーションの練習を行う。
<復習>講評時に指摘された事項を踏まえ、作品を改善する。

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