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科目の基本情報

開講年度 2020 年度
開講区分 教育学部・教科に関する専門科目(A類)・英語
科目名 英語学
えいごがく
English Linguistics
受講対象学生 教育学部, A 類
他類の学生の受講可
学部(学士課程) : 1年次, 2年次, 3年次, 4年次
69-72 期生
・英語科の学生にとってはオリエンテーション科目です。
卒業要件の種別 必修
授業科目名 英語学概論
えいごがくがいろん
Introduction to English Linguistics
単位数 2 単位
ナンバリングコード
educ-engl-LING1001-001
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間 火曜日 1, 2時限
開講場所 教育学部専門1号館3階

担当教員 西村秀夫(教育学部英語教育講座)

NISHIMURA Hideo

実務経験のある教員 高等学校非常勤講師、検定教科書編纂協力の経験に基づき、特に学校現場における英語指導の視点現代英語の諸相を教授する。

SDGsの目標

学修の目的と方法

授業の概要 「国際共通語」としての今日の英語のありようについて、英語を専攻する学生が身につけておくべき基本的な事項を解説する。
学修の目的 単に英語に関する知識を身につけるというレベルに留まるのではなく、今日の英語の多様性や英語の実際の使用に関わるさまざまな側面に対して理解を深め、今後の英語学習に生かしていくことを目的とする。
学修の到達目標 英語以外の言語(主として日本語)との対照を通じて、日英両言語それぞれの特性を理解し、自らの言語をより豊かにしていくための手掛かりを得ることをめざす。「英語を学ぶことは日本語を学ぶことでもある」という当たり前のことを実感してもらう。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○教育をめぐる現実的課題について、専門的知識に基づいて適切な対応を考えることができる。
 教育に関する課題を意識した実践を企画・運営し、関係者と協力して問題解決に取り組むことができる。
○教育に関わる職業人に求められる使命感・責任感を持ち、異文化、多世代の人と連携・協力することができる。
○自律的な学習者として、主体的に学び、振り返ることができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 教室での活動(発表・小テスト)40%、期末試験 60% (予定)
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

教員と学生のやり取りは日本語でも、英語による論文や教材の講読を含んだ授業
授業改善の工夫 質問、意見発表、説明発表など、学生の積極的参加を促す。
教科書 平賀正子『ベーシック 新しい英語学概論』(ひつじ書房 2016年)
参考書 適宜教室で指示する。
オフィスアワー 前期 月曜 5-6限(事前調整要)
後期 月曜 5-6限(事前調整要)
西村秀夫研究室
受講要件
予め履修が望ましい科目
発展科目 英語学関係科目各種。
その他 2年次以降の英語学関係科目を受講しようとする者は、この授業を履修済みか履修中でなければならない。

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 国際共通語としての英語 英語の社会言語学的側面 英語の構造と機能
Key Word(s) English as a lingua franca, sociolinguistic aspects of English, form and function of English
学修内容 第1回:言語を研究する視点―共時態と通時態
第2回:英語学が扱う領域
第3回:調音音声学の基礎
第4回:音韻現象の日英対照
第5回:形態論・語形成
第6回:英語の文法―句・節の構造
第7回:英語の文法―談話の構造
第8回:意味の世界―統語論と意味論のインターフェース
第9回:発話行為―節の形式と発話の意味
第10回:英語の歴史
第11回:歴史的に見た英語の音声
第12回:歴史的に見た英語の語彙
第13回:歴史的に見た英語の文法
第14回:英語のバリエーション―ニューヨーク市における/r/の発音他
第15回:英語のバリエーション―リンガフランカの特徴(音声・文法)
第16回 期末試験
事前・事後学修の内容 ・事前の入念な予習が必要である。理解の度合いを測るため、適宜エクササイズを宿題として課す。
・教科書に含まれていない事項を随時取り入れるので、欠席をすると話についていけなくなる。

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