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開講年度 | 2020 年度 | |
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開講区分 | 工学部電気電子工学科/総合工学科電気電子工学コース ・専門教育 | |
受講対象学生 |
学部(学士課程) : 3年次 |
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選択・必修 | 選択 |
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授業科目名 | 光・電磁波工学 | |
ひかり・でんじはこうがく | ||
Optical/Electromagnetic Wave Engineering | ||
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | EN-ECOM-3
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開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
前期 |
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開講時間 |
木曜日 3, 4時限 |
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開講場所 | 工学部12番教室 | |
担当教員 | 村田 博司(工学研究科電気電子工学専攻) | |
MURATA, Hiroshi | ||
SDGsの目標 |
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授業の概要 | 本講義では,通信,放送、照明,ディスプレイ,加工,医療、分光計測など,広範な領域で活用されている光・電磁波の振る舞いについて学習する。電磁気学の基本法則である Maxwellの方程式から出発して波動方程式を導出して、電磁波の基礎伝搬特性について学ぶ。さらに、電磁波の発生や伝搬のメカニズムについても学習する。具体的には,電磁波の波動性がもたらす屈折,反射,干渉や回折などの効果を学習し,光ファイバーや導波管内での電磁波の伝搬について学習する。また,ダイポール放射やアンテナの放射特性についても学習する。最後に,光・電磁波関連の最新の話題についても学習する。 |
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学修の目的 | 光・電磁波の物理現象について理論的に理解すると共に,具体的な光・電磁波の応用分野について理解することを目的とする。 |
学修の到達目標 | 光・電磁波の物理現象について理論的に理解すると共に,具体的な光・電磁波の応用分野について理解することを到達目標とする。 |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | レポートおよび中間試験(40点)と期末試験(60点)の総計100点のうち,60点以上を合格とする。ただし,5回以上欠席した者は対象外とする。 |
授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 | |
授業改善の工夫 | |
教科書 | 板書にて講義のため教科書は指定せず。 |
参考書 | 「光・電磁波工学」(西原浩,オーム社) 「電波工学」(安達三郎,森北出版) 「電磁波工学」(安達三郎,コロナ社) 「光・電磁波工学」(鹿児嶋憲一,コロナ社) 「宇宙通信および衛星放送」(小林英雄共著,コロナ社) |
オフィスアワー | 毎週月曜日10:00~13:00 |
受講要件 | |
予め履修が望ましい科目 | 「基礎電磁気学及び演習」,「電磁気学Ⅰ及び演習」,「電磁気学Ⅱ及び演習」 |
発展科目 | |
その他 |
MoodleのコースURL |
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キーワード | マクスウェルの方程式,波動方程式,電磁波,屈折,反射,干渉,回折,伝搬モード,導波管,光ファイバ,アンテナ,放射 |
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Key Word(s) | Maxwell's equation, wave equation, electromagnetic wave, refraction, reflection, interference, diffraction, propagation mode, waveguide, optical fiber, antenna, radiation |
学修内容 | 第1回:ガイダンス(講義内容とスケジュールの確認、光・電磁波についての概説) 第2回:光・電磁波の基本概念(波長,周波数,速度,波数ベクトル) 第3回:Maxwellの方程式と電磁波(波動方程式の導出) 第4回:電磁波の伝搬とポインチングベクトル 第5回:偏波・偏光、位相速度と群速度 第6回:電磁場の境界条件 第7回:電磁波の反射(完全導体) 第8回:中間試験 第9回:電磁波の誘電体への入射(反射・透過) 第10回:電磁波の誘電体への斜入社(TE波、TM波) 第11回:電磁波の良導体への入射、表皮厚さ(Skin depth) 第12回:伝送線路の基礎(多連結線路と単連結線路) 第13回:平行平板線路、同軸線路、導波管、誘電体導波路 第14回:アンテナの基礎 第15回:種々のアンテナ 期末試験 |
事前・事後学修の内容 | 各回の学習内容についての資料の事前学習(予習)と事後学習(復習)を実施 |