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科目の基本情報

開講年度 2020 年度
開講区分 教育学部・教科に関する専門科目(A類)・美術
科目名 絵画
かいが
Painting
受講対象学生 教育学部, A 類

学部(学士課程) : 2年次
71 期生
絵画Ⅰを受講済みの学生に限る
卒業要件の種別 必修
美術教育コースAⅠ、Ⅱ類学生必修
授業科目名 絵画Ⅱ
かいがに
Painting II
単位数 ② 単位
ナンバリングコード
educ-arts-ARTS2011-002
開放科目 非開放科目    
開講学期

通年

開講時間 火曜日 3, 4時限
開講場所 絵画教室(美術棟3階)

担当教員 関 俊一

SEK, Shunichi

SDGsの目標

学修の目的と方法

授業の概要 絵画における制作プロセスや表現のバリエーションについて考察、実習する。
前期は映像メディア表現を用いた絵画技法(グリザイユ)の研究。後期はテクスチュアを利用した画面作りを学び「痕跡」をテーマにアクリルメディウムによる素材演習と制作を行う。
学修の目的 小学校教職志望者:小学校児童の発育段階に即した学習環境の構築ができる能力を身につける。
中学校高校教職志望者:生徒の進路等に関わって授業展開ができる実技に関する基礎的普遍的知識と能力の修得する。
※教員免許および、図画工作、美術の授業展開に必要な、知識技能を身に付ける。
学修の到達目標  単に、小学校、中学校、高校での図画工作、美術科目に関する実技的能力や知識の習得を目的とするのではなく、芸術の本来の役割である人間の総合的知識を経験的に理解する。さまざまな科目につながっていく学際的視野を持った、美術教育に関わる指導のできる基礎を身に付ける。
 作家や、デザイナーを志望する学生にとって、必要とされる実技技能や知識について、現場で活用でき、現場で経験修得をするために必要な基礎的経験と知識を習得する。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○教育をめぐる現実的課題について、専門的知識に基づいて適切な対応を考えることができる。
 教育に関する課題を意識した実践を企画・運営し、関係者と協力して問題解決に取り組むことができる。
 教育に関わる職業人に求められる使命感・責任感を持ち、異文化、多世代の人と連携・協力することができる。
 自律的な学習者として、主体的に学び、振り返ることができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  •  共感
  •  主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  •  論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 課題作品 30%  技術修得度 40%  創意工夫 30%
授業の方法 実習

授業の特徴

PBL

特色ある教育

英語を用いた教育

授業改善の工夫
教科書 適宜プリントを配布する
参考書 授業で適宜紹介
オフィスアワー 毎週月曜日15:00〜16:00
受講要件
予め履修が望ましい科目 絵画Ⅰ
発展科目 絵画Ⅲ、絵画演習、版画
その他 実習で使用する消耗品は,履修者が事前に準備する。課題により教材費が必要になる場合がある。

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 描画材,描画技法,彩色,油彩画,映像メディア表現、アクリルメディウム、質感、マチエール
Key Word(s) Materials in painting・Drawing technique・Coloring・Oil painting・The picture media・Acrylic medium・Feel of a material・Matter
学修内容 前期   
第1回:ガイダンス    
第2回:西洋古典絵画技法(グリザイユ)について 
第3回:制作⑴モチーフの撮影と資料制作  
第4回:  ⑵下地制作
第5回:  ⑶トレース
第6回:  ⑷モノトーンによる配色①グレースケール
第7回:             ②全体感を考慮した配色
第8回:             ③明部の表現
第9回:             ④細部の配色
第10回: ⑶有彩色によるグレーズ①イエローオーカー
第11回:            ②クリムソンレーキ
第12回:            ③ウルトラマリン
第13回:            ④暗部の塗り重ね
第14回:            ⑤細部の表現と仕上げ
第15回:講評会

後期
第16回:ガイダンス
第17回:取材⑴自然物
第18回:取材⑵人工物
第19回:アクリルメディウム講習会
第20回:モチーフの選択と制作プロセスの考察
第21回:実験⑴ゲルメディウム
第22回:実験⑵モデリングペースト
第23回:実験⑶シェルマチエール
第24回:モデリング⑴土台の制作
第25回:     ⑵造形とリアリティ
第26回:     ⑶細部の表現
第27回:配色の工夫⑴全体の配色
第28回:     ⑵色味の考察
第29回:     ⑶細部の表現
第30回:講評会
事前・事後学修の内容 前期の課題に関しては、西洋古典絵画の技法を研究し、制作プロセスを通してその効果を理解する。後期の課題では、見過ごしがちな日常の何気ない物の中にも、制作のヒントになる要素が隠れている事を認識し、それらを制作に応用する力を身につける。

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