三重大学ウェブシラバス


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科目の基本情報

開講年度 2020 年度
開講区分 生物資源学部
受講対象学生 資源循環学科・全教育コース
学部(学士課程) : 2年次
選択・必修 必修
学科必修
授業科目名 細胞生物科学
さいぼうせいぶつかがく
Cell Biology
単位数 2 単位
ナンバリングコード
BIOR-Reso-2021-004
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間
開講場所

担当教員 ○諏訪部 圭太(生物資源学部資源循環学科), 小林 一成(生命科学研究支援センター), 土屋 亨(生命科学研究支援センター)

○SUWABE Keita, KOBAYASHI Issei, TSUCHIYA Tohru

SDGsの目標

学修の目的と方法

授業の概要 本講義では、生物の基本構造である細胞について、その構造を理解するとともに、細胞膜、DNAの複製・転写・翻訳、遺伝子発現、細胞分裂、遺伝、エピジェネティクス等の機能・メカニズムを分子レベルで理解し、細胞機能に関する基礎知識を得る。
学修の目的 あらゆる生物の生命現象を理解するためには、生物の基本単位である細胞を理解する必要がある。細胞膜の動態、遺伝子からタンパク質への物質の流れ、それらを制御するメカニズムや情報伝達、さらに細胞分裂や細胞周期、遺伝を含めた細胞の営みの一連を理解することで、生物や生命現象の理解を深める。
学修の到達目標 生物の基本構造である細胞を分子レベルで理解するとともに、分子生物学等の専門的な学問を学ぶための基礎知識を得る。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○ JABEE 関連項目
 幅広い教養と倫理観、国際感覚を身につけ、豊かな人間性を有している。
 生命、環境、食料、健康等に関する生物資源学の基本的な知識と技術、経験を有している。
 科学的で論理的な思考を展開することができ、計画的に問題の解決に取り組むことができる。
 豊かなコミュニケーション能力を持ち、他者と協力して行動することができる。
 社会の変化に柔軟かつ自律的に対応し、発展的に生きていくことができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 期末試験100%。授業の習熟度を確認するために小テストを課す場合がある。 
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

Moodleを活用する授業

英語を用いた教育

授業改善の工夫 講義資料をMoodleに掲載し配布する。コミュニケーションシートに基づき、受講生からの質問や改善案に対応する。
教科書 指定なし。講義資料を配布。
講義資料は、講義各回の前日までにMoodleにアップロードするので、各自で印刷(またはPC持ち込み)して持参すること。
参考書 Essential細胞生物学 中村桂子、松原謙一監訳、南江堂(分子生物学を専門とする学生には強く薦める。)
オフィスアワー 講義終了後1時間、諏訪部:生物資源学部357室、小林:生命科学支援センター310室、土屋:生命科学支援センター207室
受講要件 特になし
予め履修が望ましい科目 特になし
発展科目 分子細胞生物学、分子生物学、遺伝子工学、植物育種学
その他 教員免許・各種資格取得に関連した科目 (注 : 必ず入学年度の学修(習)要項で確認してください)

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 細胞、遺伝子、遺伝、エピジェネティクス、植物分子生物学
Key Word(s) cell, gene, genetics, epigenetics, plant molecular biology
学修内容 1. 細胞内物質の化学(1):核酸・糖の代謝
2. 細胞内物質の化学(2):アミノ酸・脂質の代謝
3. 遺伝情報の流れ(1):DNAの複製、修復
4. 遺伝情報の流れ(2):転写、転写後修飾、スプライシング
5. 遺伝情報の流れ(3):翻訳、翻訳後修飾、不要タンパク質の分解
6. 生体膜の構造と機能
7. 膜輸送
8. エネルギー代謝と膜
9. 細胞内膜系と小胞輸送
10. 細胞による外的シグナルの認識
11. 細胞分裂、細胞周期
12. 分化、個体の形成
13. 遺伝と遺伝子
14. エピジェネティクス
15. 現代の細胞生物学
16. 定期試験
事前・事後学修の内容 授業の前に使用するプリント資料をあらかじめ配布するので、各自でよく読んでおくこと。その際、疑問に感じた点や不明な点があれば、自ら参考書等を用いて調べること。それでも不明な点は、教員に質問すること。また、復習をしっかり行い、着実に理解を深めること。

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