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科目の基本情報

開講年度 2020 年度
開講区分 教養教育・教養統合科目・地域理解・日本理解
受講対象学生 学部(学士課程) : 1年次, 2年次, 3年次, 4年次, 5年次, 6年次
授業科目名 日本学
にほんがく
Japanology
授業テーマ 芸能にみる日本らしさ
単位数 2 単位
ナンバリングコード
libr-comp-JAPL1111-003
開放科目 非開放科目    
分野 人文 (2014年度(平成26年度)以前入学生対象)
開講学期

後期

開講時間 水曜日 7, 8時限
開講場所

担当教員 前田 憲司(非常勤講師)

MAEDA Kenji

実務経験のある教員 【教員名】前田憲司
【実務経験の内容】日本の伝統芸能に関する企画や執筆活動(伊勢おかげ横丁の文化催事責任者・関係分野の書籍やメディア出版など)文化庁芸術祭執行委員・芸術選奨選考委員・日本芸術文化振興会専門委員など。
【授業内容との関連性】日本の伝統芸能について幅広い知識と鑑賞眼を持ち、その特性や現状、課題について発信できる。

SDGsの目標

学修の目的と方法

授業の概要 日本の「古典芸能」や「民俗芸能」、広く親しまれてきた「大衆芸能」から、日本文化の形式や、日本人の感性を垣間見ることができる。 芸能者を「発信機」観客を「受信機」に例えれば、受信回路は「知性」と「感性」で構成され、その芸能から受ける印象は人によって異なる。ところが、現代人は日本の伝統的な芸能について、知識も乏しく、鑑賞する機会も稀有である。本授業では、映像資料を頻繁に用い、さまざまな日本の芸能を概観し、知識を広げるとともに、芸能から感じる「日本らしさ」とは何かを理解することを目的とする。
学修の目的 1.日本の芸能の特質が理解ができる。
2.日本の芸能の歴史的背景と関連性が把握できる。
3.日本人の美的感覚や共感意識についての不易流行を知る。
4.芸能を通じて「日本らしさ」とは何であったかを理解する。
学修の到達目標 1.日本の伝統芸能に、親しみと知的好奇心を持たせることで、鑑賞や保存継承の機会に積極的に参加する。
2.外国人が興味を持つ日本の伝統芸能の特質を紹介できる。
3.日本の伝統芸能について①論理的思考力、創造力(歴史背景を理解することと現代への継承について)②専門的な技術・技能(芸能に対するキュレーション能力)を持って、さまざまな学芸活動に活かす。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  •  主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  •  専門知識・技術
  •  論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 毎授業時に配布する「出席確認カード兼ミニレポート用紙」の内容40% 期末の試験成績60% 評価する。
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

英語を用いた教育

授業改善の工夫
教科書 特に定めない。
参考書 授業時間中に適宜指示する。
オフィスアワー
受講要件
予め履修が望ましい科目
発展科目
その他 授業時に参考資料プリントを配布する場合がある。

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 芸能 日本らしさ 共感 不易流行
Key Word(s) performing arts, Japanese culture, sympathy, constancy
学修内容 1.オリエンテーション
2.音楽の効果と共感(BGMの有効性)
3.日本の音楽(純邦楽の特徴と様式)
4.芸能と日本人の倫理観(大道芸・見世物・香具師)
5.神事芸能(伊勢太神楽)
6. 万歳・万才・漫才(寿ぎの芸能から笑いの芸能へ)
7. 能(舞台芸能の原点①)
8. 狂言(舞台芸能の原点②)
9. 人形浄瑠璃(人形芝居)
10. 歌舞伎(日本伝統芸能の集大成)
11.無声映画(近代文明と伝統芸能との融合)
12.浪曲(舌耕芸の世界①)
13.落語(舌耕芸の世界②)
14. まとめ①(芸能から感じる伝統文化と日本らしさ)
15.まとめ②(質問(14回目に任意記入)への回答)
16. 定期試験

 ※各回ともに映像を使用します。
事前・事後学修の内容 事前学習
 次回講義で取り上げる芸能について、どのような芸能であるかを調べておく(インターネット可)

事後学習
 授業で見た映像を振り返って要点を記し、配布した資料を復習する

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