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開講年度 | 2020 年度 | |
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開講区分 | 教育学部・教科に関する専門科目(A類)・国語 | |
科目名 | 国文学 | |
こくぶんがく | ||
Japanese Literature | ||
受講対象学生 |
教育学部, A 類 他類の学生の受講可 学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次 69~71 期生 |
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卒業要件の種別 | 選択必修 AⅡ類の国語教育コースは、国文学演習・古典Ⅰ~Ⅳおよび近代Ⅰ~Ⅳのうち1単位選択必修 |
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授業科目名 | 国文学演習・近代Ⅰ | |
こくぶんがくえんしゅう・きんだいいち | ||
Seminar on Japanese Modern Literature 1 | ||
単位数 | 1 単位 | |
ナンバリングコード | educ-lang-LITR2016-001
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開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
前期 |
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開講時間 |
月曜日 9, 10時限 |
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開講場所 | ||
担当教員 | 和田 崇(教育学部) | |
WADA, Takashi | ||
実務経験のある教員 | 【教員名】和田崇 【実務経験】高等学校における非常勤講師の経験を有す 【講義内容との関連性】実務経験より得た文学教育の現状に関する知見を活かして,文学作品を郷土教育と関連づけながら教授する。 |
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SDGsの目標 |
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授業の概要 | 三重県出身の作家や三重県を舞台とする近現代の短編小説(または長編小説の一部)を題材とし、テクストの時空間と関連づける小説の分析方法を学ぶ。 三重という地域がどのように想像力を喚起し創作が生み出されていったのか、フィールド・ワークや地域史を活用して実証的に分析することで、地域と文学との関係を考察する。 |
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学修の目的 | 日本近代文学の基礎的な知識や研究方法を学び、精読と調査によって文学作品を分析し、その成果を教材研究や授業に応用する能力を修得する。 |
学修の到達目標 | 文学作品の研究法を学ぶことにより、教材研究の視野を広げることができる。また、根拠にもとづいた精度の高い読解や指導ができる。 |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | 発表40%+討論への積極的参加度20%+レポート40%=計100%(合計60%以上で合格)。 3分2以上の出席を要す(ただし、出席点として評価には加えない)。 |
授業の方法 | 演習 |
授業の特徴 |
問題提示型PBL(事例シナリオ活用含) プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業 グループ学習の要素を加えた授業 Moodleを活用する授業 その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど) |
授業改善の工夫 | 発表やレポートの内容だけでなく、プレゼンテーションや論述のスキルも評価する。また、司会として質疑応答を統括する能力や、意見や質問による授業への積極性も評価する。 |
教科書 | テキストは授業で配布する。 |
参考書 | 〈Webサイト〉 ・「三重の文学」(三重県観光連盟公式サイト『観光三重』https://www.kankomie.or.jp/spot/mBungaku/index.html) ・「三重の文学年表」(三重県立図書館、http://www.library.pref.mie.lg.jp/?page_id=359) 〈都市論〉 ・東郷克美・吉田司雄[編]『「都市」文学を読む』(鼎書房、2017年2月刊) ・海野弘『モダン都市東京 : 日本の一九二〇年代』(中央公論新社(中公新書・改版)、2007年5月刊) ・前田愛『幻景の街 : 文学の都市を歩く』(岩波書店(岩波現代文庫)、2006年12月刊) ・田口律男『都市テクスト論序説』(松籟社、2006年2月刊) ・和田博文『テクストのモダン都市』(風媒社、1999年6月刊) ・田口律男[編]『日本文学を読みかえる12:都市』(有精堂出版、1995年6月刊) ・勝又浩『都市の常民たち : 作家のいる風景』(勉誠社、1994年4月刊) ・鈴木貞美『モダン都市の表現 : 自己・幻想・女性』(白地社、1992年7月刊) ・前田愛『都市空間のなかの文学』(筑摩書房(ちくま学芸文庫)、1992年8月刊) ・曽根博義・永坂田津子[編著]『昭和文学60場面集 (トポス) : 小説空間を読む:都市篇』(中教出版、1991年9月刊) ・佐藤泰正[編]『文学における都市』(笠間書院、1988年1月刊) 〈三重の文学〉 ・三田村博史『東海の文学風土記 : 坪内逍遥から朝井リョウまで』(中日新聞社、2015年12月刊) ・半田美永編『伊勢志摩と近代文学 : 映発する風土』和泉書院、2009年9月刊 ・浦西和彦・半田美永編『紀伊半島近代文学事典:和歌山・三重』和泉書院、2002年12月刊 ・藤田明『三重・文学を歩く』増補版、三重県良書出版会、1997年7月刊 ・藤田明責任編集『ふるさと文学館 第28巻:三重』ぎょうせい、1995年6月刊 ・植村文夫・若松正一編『三重の文学』桜楓社、1977年12月刊 ・岡正基『三重ゆかりの作家と作品』二角獣社、1993年刊 ・岡正基『津ゆかりの作家と作品』二角獣社、1992年11月刊 ・志水雅明『発掘街道の文学:四日市・楠編』伊勢新聞社、2003年2月刊 ・志水雅明『発掘街道の文学2』伊勢新聞社、2004年12月刊 ・志水雅明『発掘街道の文学3』伊勢新聞社、2006年11月刊 〈三重の郷土史〉 ・『三重県史』(1987年ー) ・三重県内各市町村史 ※その他は授業内で適宜提示する。 |
オフィスアワー | 時間:毎週月曜日と火曜日の昼休み 場所:国文学第1研究室(和田崇研究室) |
受講要件 | |
予め履修が望ましい科目 | 国文学概説 |
発展科目 | 国文学講義(近代)および国文学演習(近代)の各科目 |
その他 |
MoodleのコースURL |
https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=4101 |
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キーワード | 日本近現代文学、三重県、地域・地方 |
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Key Word(s) | Modern Japanese Literature, Mie Prefecture, Region |
学修内容 | 第1回…オリエンテーション(1):授業計画・評価方法の確認 第2回…オリエンテーション(2):分析方法およびレジュメ作成の方法 第3回…オリエンテーション(3):レポート作成の方法 第4回…オリエンテーション(4):フィールド・ワークの方法 第5回…オリエンテーション(5):発表作品の選定 第6回…作品分析の発表(1):泉鏡花「歌行燈」(桑名) 第7回…作品分析の発表(2):横光利一「洋灯」(柘植) 第8回…作品分析の発表(3):田山花袋「名張少女」(イメージとしての名張) 第9回…作品分析の発表(4):志賀直哉「菰野」(湯の山) 第10回…作品分析の発表(5):丹羽文雄「ある喪失」(四日市) 第11回…作品分析の発表(6):中山義秀『青春の塔』(津) 第12回…作品分析の発表(7):中谷孝雄「故郷」(久居) 第13回…作品分析の発表(8):梶井基次郎「城のある町にて」(松阪) 第14回…作品分析の発表(9):尾崎一雄「父祖の地」(伊勢) 第15回…まとめ 期末レポート *上記は一例であり、履修者数に応じて課題作品や発表スケジュールを調整する。 |
事前・事後学修の内容 | 予習:次の授業までに指定された作品を読み、自分なりの読みや疑問点を整理し、発表者への質問を用意しておくこと。 復習:発表後の討論で指摘された問題点を再考し、レポートの精度を高めること。 |