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科目の基本情報

開講年度 2020 年度
開講区分 生物資源学研究科(博士前期課程)生物圏生命科学専攻
受講対象学生 大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 1年次
選択・必修 選択必修
授業科目名 応用行動学特論
おうようこうどうがくとくろん
Advanced Fisheries Ethology
単位数 2 単位
ナンバリングコード
BIOR-Life-5371-011
開放科目     
開講学期

前期

開講時間
開講場所 517号室(履修人数によっては変更の可能性あり)

担当教員 森川 由隆(生物資源学研究科生物圏生命科学専攻)

MORIKAWA, Yoshitaka

SDGsの目標

学修の目的と方法

授業の概要 水圏に生息する多様な動物の行動特性と分布状況を述べてから水圏環境の特徴を示し、
行動の生態学意義や水産資源の分布と環境との関わりを解説する。
学修の目的 魚類や甲殻類をはじめ水生生物の行動生態とその生産技術について理解する。
学修の到達目標 魚類や甲殻十脚類の行動生態と、季節や潮汐あるいは毎日の環境変化を的確にとらえてその関連を知り、水産資源の効率的かつ持続可能な生産と利用のための理解を深める。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 課題に対するレポート(50%)と研究報告会の発表・質疑応答と報告書(50%)
授業の方法 講義 演習

授業の特徴

PBL

特色ある教育

英語を用いた教育

授業改善の工夫 研究報告会を行う
教科書 特になし(資料配付)
参考書
オフィスアワー 講義や出張など不在でなければ随時受ける
生物資源学部棟 5F 部屋番号 520:森川
受講要件 応用行動学あるいは応用行動学実習を受講していること
また海洋生物や水圏の環境に興味を持っていることが望ましい
予め履修が望ましい科目 応用行動学、水圏生産学
発展科目 漁撈システム学
その他 教員免許・各種資格取得に関連した科目(注:必ず入学年度の学習要項で確認してください.).

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 甲殻十脚類(エビ・カニ類)、魚類、光感閾値、視程、視力、行動計測、海中光環境、
水の濁り、環境変化、学習実験、ナワバリ、巣穴選択、分布密度、順位
Key Word(s) locomotor activty, ethological observation
学修内容 ○授業の進め方
○水の中の動物行動のとらえかた
○水の中の環境変化と魚類や甲殻十脚類の行動反応
○水の濁りや明るさの変化とその計測
○魚類や甲殻十脚類の光感知能力
○魚類や甲殻十脚類の摂餌や繁殖行動と視覚
○熊野灘沿岸と黒潮域の海洋環境
○伊勢湾や英虞湾など内湾環境の特徴
○水産動物の生産と利用
○自由討論
○研究報告会
魚類や甲殻十脚類の光など感覚受容器や行動について理解を深め、これら水生動物の行動と環境変化との関連を調査・整理するとともに、水産資源上重要な種について効率的な生産や利用方法について議論する。
事前・事後学修の内容 準備学習(予習・復習)等の内容と分量
予習:次回講義に使用する配付資料をよく読み、概要をあらかじめ理解しておく(1時間)。
復習:講義資料をよく読み、内容の理解に努めるとともに、研究報告会発表用資料の作成を行う(3時間)。

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